今日の迷言・余言・禁言

「やさしい豊田さん」の秘密

『週刊新潮』が告発し、各TVのワイドショー等でICレコーダーに記録された“音声による証拠”が流されたことで、一躍世間に悪名をはせたのが豊田真由子議員である。実際、その内容は誰がどう聴いても、かばいようがないようなひどいものだった。ただ地元におけるこれまでの評判は決して悪いものではなく、物腰柔らかく、人前で声を荒げるようなことはなかった、というのが大方の感想らしい。したがって、かなり二面性を持った人物であることは間違いがない。それにしても秘書が次々辞めていったのは、特定の人物に対してだけでなく、日常的に、職場内の上下関係ではパワハラを行っていた何よりもの証拠ではある。どんなにエリートコースを歩もうと、どんなに頭脳優秀であろうと、人を“対等に見ることが出来ない方”は、精神的な部分に“欠陥としての闇”を持っている。そういう点で貴重な証言がある。豊田氏とともに、同じ中学、同じ高校、同じ大学を卒業した田中絵里緒氏の証言だ。彼女によると、仲良くなった頃、豊田氏が“秘密”として彼女だけに打ち明けたことがあるという。母親が父親からDVを受けているというのだ。“怖い父親”の陰で、弱い母親のようになってはならない、と思って育った可能性はある。もしかすると彼女は、今でも女性に対しては“やさしいのではないか”という気がした。実際、証言した田中氏は「やさしい豊田さんに戻ってほしい」と気遣った。もっとも、だから“許されるか”と言えば、それは違う。“弱い母親”になってはいけないが、男性たちを震え上がらせる“怖い女”になってもいけないのだ。実際、その“中間”を忘れている女性が意外なほど多い。


最近の記事はこちら

懐かしい「逃亡者」の正義感

人は根本的に“あまり変わらない”ものである。私がアメリカのTVドラマ「逃亡者」の日本語放映を最初に見たのは今から50年ほども前のことだ。このTVドラマは全米で爆発的にヒットし、それが日本でも放映され同…続きを読む

あらゆる点で「格差」が悲劇を呼ぶ

九州北部の“豪雨被害”の記憶が冷めやらない中、今度は秋田県が集中豪雨で“狙い撃ち”されている。近年になって、昔に比べて34%も集中豪雨が増えているというデータが公表されたばかりである。明らかに、日本の…続きを読む

ベストセラー作家・波木星龍の誕生?

世の中、暑くなるといろんな人が出て来る…まあ、そういうことで、ここにも一人、暑くなって“ベストセラー作家”になったかのような“勘違い男・波木星龍”が誕生している。「パピルス」という電子書籍店の“今週の…続きを読む

“ヤラセ心霊写真”は「霊」たちに失礼

世の中、一生懸命でも“中々報われない人”と、いい加減でも“スポットライトを浴びる人”とがいる。何も知らずに“TVに出てしまう人”もいれば、いつの間にか“霊に仕立てられてしまう人”もいる。7月19日TB…続きを読む

「偶像」を禁じながら「偶像」しか許さない矛盾

サウジアラビアでSNSにミニスカート姿で街を歩いた動画を載せた女性が逮捕された。イスラム教国でなければ、何ら問題の無い“後ろ姿”の動画である。サウジアラビアというのは、同じイスラム教国でも比較的“原典…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.