今日の迷言・余言・禁言

「バベルの塔」が壊され始めた

「バベルの塔」の物語はちょっとややこしい。元々信仰心が強く忠実だった人間が、徐々に“不遜な考え”を抱くようになり「天まで届く塔を建てよう!」ともくろむ。これを“天上界”に棲む神は“人間の不遜な思い上がり”だと捉えた。そこで「バベルの塔」がもう少しで“天まで届く”ところに達したときを見計らって、神の怒りで壊してしまったというのだ。そのあと、ついでに民衆たちの“一致していた言語”まで別々にして、同じ人間たちでも“簡単に意思疎通ができない”よう変えてしまったというのだ。この『旧約聖書』に記された物語の背景にあるのは、バビロンに実在したジッグラト(神の塔)だといわれる。今、世界は確実に、この物語のような方向へと秘かに進んでいる。それぞれの国民が、自国の言語、肌の色、宗教しか認めず、世界中が“手を繋ごうとする”枠組みがしだいに壊れつつある。その極端な例がアメリカにある。白人と黒人の対立が激化しているのだ。昨日も警察官5名が銃撃された。銃社会のアメリカは、一般人が警官を撃ち殺す。元々は無実の黒人青年が警官に撃たれたところから始まっている。まるで南北戦争時代に“逆戻り”したかのようである。火に油を注いでいるのが大統領候補の発言である。メキシコとの国境に壁を作る、イスラム教徒はアメリカに入れない、環太平洋条約など認めない。イギリスもEUから離れる。台湾も中国から離れる。もはや“言葉の通じない人”、“肌の色が違う人”、“宗教が違う人”とは、仲良くしない様にと「御触れ」が出ているかのようですらある。実際、経済が絶頂だった時、ニューヨークの“塔のような建物”はテロ攻撃に遭った。あれから15年以上が経ったが、ますます人間同士の連帯感は失われ、どの「神」が正しいのか解らなくなっている。


最近の記事はこちら

同じ“不満”を感じさせないために…

最近は仕事では滅多に札幌から動かない。その私が珍しく動いた。あまりにも熱心に天童春樹先生や天晶礼乃先生から何年もの間、大阪で“占いの講習会”を開くよう勧められたからである。まあ、ハッキリ言うと断り切れ…続きを読む

子供たちは「わるもの」の正体を知っている

新日本プロレスのエース・棚橋弘至氏が主演する映画であることは知っていた。その内容も、棚橋選手が“悪役レスラー”として登場する映画だということも知っていた。ただ、その原作が人気絵本の『パパのしごとはわる…続きを読む

15人のうち「7人の癌(がん)」が消えた!

さまざまな分野で“奇跡の療法”と呼ばれるものが存在する。正式な“医学療法”もあれば“民間療法”もある。ただ、どちらの療法にしても人によって“合う・合わない”はあって、誰にでも“確実に効く”と言う療法は…続きを読む

「宥恕(ゆうじょ)」で“新しい人生”が始まる

永年、日本人をやっているが、時々、未だに“知らなかった言葉”に出くわして面食らうことがある。今回は「宥恕=ゆうじょ」だ。決して「遊女=ゆうじょ」ではないので、念のため。さて「宥恕」とは何だろう。辞書に…続きを読む

「日本の自由」は“素晴らしい国”の証

9月18日発売『新潮45』10月号の特集では、8月号で問題となった自民党・杉田水脈氏の論文《「LGBT」支援の度が過ぎる》に対して、擁護する趣旨の論文を掲載。《そんなにおかしいか「杉田水脈」論文》とし…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.