今日の迷言・余言・禁言

「出逢いこそ運命」と喝破した人

シャンソン歌手&作家の戸川昌子氏が逝った。70年代の人気作家のひとりであった。私は20代の頃、彼女のエッセイ本『生きるのはひとり』だったと思うが、それを読んで大いに感銘したものだ。私の記憶が確かなら、彼女は戦火の中で、本能的に人々が逃げる方向とは逆の方へと走って爆撃を受けず“命拾い”したという。何故、逆方向へと走ったのかはわからない、と記していたような気がする。戦争で父と弟を喪った彼女は「ひとり」ということに早くから目覚めていた。後にさまざまな恋愛遍歴をしたらしいが、40代まで独身を通し、どこか“孤独の影”が付き纏った。写真でしか見たことはないが、30代の頃の彼女は、常に片目が髪で隠れていて“妖しい雰囲気”を放っていた。その本には確か「過去は幻、現在だけが信じられるのである」と特別大きく書かれていた。その言葉が印象に残った。実際、過去は幻に過ぎない。幻だから、人々はそれを“必死”に抱きしめようとする。その本ではなかったが「出逢いという言葉ほど、私に運命を感じさせる言葉はない」とも何かに書かれていた。人の運命は、最終的に「出逢い」がすべてである。それは意図的な出逢いもあるが、予期せぬ出逢いもある。そして「予期せぬ出逢い」の方が「運命」を変える力を持っている。


最近の記事はこちら

「地球は生きてるんだ!」と、噴火は続く

今年4月、またまた「西之島」が再噴火した。2013年11月に噴火を始めて、2015年11月にいったん沈静化、これで収まるのかと思いきや、2017年4月に再噴火、現在も噴火継続中であり、島は少しづつ大き…続きを読む

「宝石」には“念”が宿っている

大昔、王侯貴族は好んで宝石を身に付けた。その典型がツタンカーメン像だ。彼らは、もちろん、宝石に光り輝く財宝としての価値を見出していたからだが、それだけで常に身に付けていたわけではない。古代において、宝…続きを読む

子供たちが“女性となった”「父」を祝福する?

世の中、最近、面倒になってきている。「父の日」は、性転換して女性となった父親にも“その権利?”があるらしい。海外の話題だが、性転換して女性となった父親が、二人の娘たちから「父の日」を祝福されている写真…続きを読む

日経平均2万円は「最初の通過点」

昨日、久しぶりに日経平均が2万円を超えた。これまで何度か超えているが、どうもその後がいただけない。ドル円相場が不安定なので2万円台を維持できずにいたのだ。日本株の場合、どんなにアメリカ株が上昇しても、…続きを読む

狙われたミンダナオ島

6月17日、フィリピンの南部ミンダナオ島に「戒厳令」が出された。過激派組織「イスラム国」に忠誠を誓うフィリピンの武装組織「マウテグループ」と治安部隊との間で戦闘が激化しているからだ。報道によると、マラ…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.