今日の迷言・余言・禁言

「情報」が溢れすぎていることの不幸

近年、あらゆるものが「情報」の波に押し流されている。ネット社会が普及したことで、確かに「情報」は得やすくなった。けれども、その中には“余分な情報”も多く、偽装された情報、時代遅れの情報、誤った情報、どうでも良い情報も多い。時には“肝心な情報”が抜け落ちていて、たくさん情報があふれているのに、結果的には役立たないことも多い。しかも、その“役立たない情報”に振り回されて、無駄にエネルギーを使い、無駄に時間を消費させられる。ネット社会は、多くの情報を誰もが共有できるという面で恩恵をもたらす部分もあるが、その弊害も意外なほど多い。何もなかった時代「情報」は少なかったが、それで生活に困ったかというとそうではなかった。「生活」を便利に、豊かに変えてくれるはずの「情報」が、本能的な勘や大切な会話を奪い、人々を疑心暗鬼に駆り立てる道具に変わっていくことを何よりも恐れる。


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