今日の迷言・余言・禁言

「政治塾」に“書類審査”は必要か

4月1日、野田聖子氏が塾長となって岐阜市内で「女性向け政治塾」がスタートしたらしい。そして自らが政治家となって「32年経った今でも政治の中に女性はほとんどいない」と嘆いていたらしい。確かに日本では、まだまだ女性政治家は少ない。けれども、だからと言って、それがそのまま“女性が活躍できていない”と捉えるのは少し違うような気がする。今や女性は“あらゆる分野”で活躍している。「日本」という国は、一部の方達が言うほど女性が活躍しにくい社会ではない。私のお客さんでも、女性で経営者や自立して活躍している方はたくさんおられる。確かに“政治分野”に進出する女性は少ないが、もともと政治の世界というのは、体力とか、説得力とか、指導力とか、どちらかというと男性の方が優っている部分が求められる分野でもある。だから比率的に男性が多くなるのは仕方のない面もある。そういう意味では野田聖子氏のような“肝っ玉母さん型”の女性政治家がもっともっと育って欲しいと誰もが願うところだろう。ただ私が引っ掛かったのは、この「政治塾」が“書類審査”を必要とする、という部分だった。そして応募した女性が200名もいたのに、実際に参加させてもらえたのは72名だったという点である。なぜ、そんなに“絞り込む”必要があるのか。自ら「女性が出て来ない」と言いながら、出て来ようとする女性を“選別”していては、自らが“垣根”を作っているようなもので、今一つ“開かれた政治塾”という印象を受けない。例えば、私は自分のところに“占いを学ぼう”とする方を、選別したことは一度もない。ただ遠方すぎる方とか、毎週通えない方とか、約束を守らない方はご遠慮いただくが、それ以外の方を選別したことはない。それは、実際に学ばれていくうちに、自然と淘汰され、学び続けた方だけがプロとしての技量を身に付けていくことをたくさん見て来たからだ。基本的には、どの分野でも、この点は同じだと私は思っている。最初の「扉」を狭くしてどうするのか。これが2000人も応募があったのなら書類審査も解かるが、たかが200人ではないか。小学校しか出ていない「天才・田中角栄」は、書類審査なら落とされたのではないだろうか。


最近の記事はこちら

ただ働きで借金⁉「連邦職員はつらいよ」

昨年末からアメリカの政府機関が閉鎖したままになっている。当然のことながら、そこで働く人たちに給与は出ていない。その数約80万人である。政府機関の中には仕事そのものも休止した状態で閉鎖されたままの部署も…続きを読む

「もう一つの学校」が必要な時代

中学校などの教育現場で今、深刻な状態を引き起こしているのが「隠れ不登校」の問題だ。病気とかイジメとか精神的な問題から「不登校」が生じてしまうことはしばしば耳にする。学校側が定義する「不登校児」というの…続きを読む

「天使のはしご」で空を飛ぶ

ときどき神様はイタズラをする。神様というのはイタズラ好きなのだ。「天使のはしご」も、その一つなのに違いない。昨日、朝、東京上空には「天使のはしご」が降りた。私はその名称を知らなかった。重く垂れこめた雲…続きを読む

「深くて暗い川がある」商法の限界

このところ“嫌な告発事件”が続いている。「NGT48山口真帆」「純烈・友井雄亮」「YouTuberヒカル」こういった“時代の寵児”と、その周辺で巻き起こった出来事が“告発”という形で次々と表に出て来て…続きを読む

ジョンベネ事件とドンファン事件の結末

愛くるしい笑顔で“美少女コンテスト”の動画が何度も流されたジョンベネ・ラムジーちゃんが殺害されて22年が経った。アメリカ有数の大富豪の美少女がクリスマスに殺害されたということで世界中の注目を集めた。外…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.