今日の迷言・余言・禁言

「生き方」が人生を作る

女優・川島なお美さんが「胆管がん」で亡くなって一年。一周忌法要とともに、夫・鎧塚氏が“慰愛碑除幕式”を行ったらしい。正規の医療を自ら拒否して、美しさをとどめたまま、あっという間に死を迎えた川島さんだが、その“生き方”への評価はさまざまである。人間はしょせん死ぬ。いつかは死ぬ。生きるということは「死」へ向かって歩んでいるのだともいえる。誰でも自ら“老い”を実感してくると、嫌でもそれを感じる。芸能人など名の知られた人たちとか、社会的な地位のある人たちは大きな病気や事故などの場合、すぐ世間に知れ渡る。特に“末期がん”のような「死に向かう病気」の場合、残された時間を“どう過ごすか”は、その人の「生き方」と深く関わってくる。川島さんの場合は、最期まで“女優としての生き方”を選んだ。誰が見ても“危うい”と思うような容貌となっても、大丈夫ですから、と気丈だった。それは最期まで女優であろうとする執念のようなものだった。もし、彼女が“一人の鎧塚夫人”として“妻としての生き方”を選んだなら、もっと別な形になっていたのかもしれない。人間はどのような状況であろうと、多くの場合、最終的には本人が“未来を選択する”。もちろん、選択の余地などないまま未来が決められてしまう場合もある。そして、それらが幸福かどうかは、実際のところ、最期までわからない。そう、誰にも、本当のところ、解らないのだ。というか人生に「正解」などないのだ。ただ自分の意志を最後まで貫けるのは、或る意味で幸福なことなのかもしれない。「心ならずも…」という言葉があるが、ほとんどの人は、人生に後悔を引き摺りながら“最終章”を迎える。


最近の記事はこちら

神の館で「心の衣裳」は剥ぎ取られていく

近代に入って世界的にじわじわと勢力を拡大しつつあるのが「イスラム教」という宗教である。一日5回の厳格な礼拝義務を課すこの宗教が、ITが普及した現代でも受け入れられているのは奇妙な気もするが、一つだけ“…続きを読む

「くじ」で決まった“落選”が覆される⁉

人には“運不運”というものが有る。その象徴ともいえるものが「くじ運」だ。もし「くじ」で“その職業”を失ったとしたら、あなたは黙っているだろうか。松浦千鶴子氏は黙っていなかった。昨日、選挙管理委員会に対…続きを読む

「悪い予感」が的中した話

書こうか書くまいか、私には珍しく迷った。けれども、もう20年も前のことなので“懺悔”的な意味も含めて書くことにした。先日、パリのノートルダム寺院が焼けたが、あの映像を見ていて、私には何故か20年前の“…続きを読む

“最悪三人組”が経営する「怖~い病院」

「類は友を呼ぶ」という言葉があるが、確かにそういう傾向はある。昨日、福岡県警に摘発された医師達などは正にその典型と言える。どういう仲間だったのかというと、まず一人目は院長で井上勉(61歳)。この人物は…続きを読む

ジェドカラー「貴族の墓」は“大発見”の予兆か⁉

4月13日エジプトのサッカラで、今から4400年前のものとみられる「貴族の墓」が報道陣に公開された。古代エジプト王朝で言えば第5王朝の時代のもので、ギザの大ピラミッドで有名な「クフ王のピラミッド」から…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.