素顔のひとり言

「甲申(きのえさる)」という年の真実

西暦2004年は、干支暦によると「甲申(きのえさる)」という干支の年に当たっています。よく、今年の十二支(えと)は…などと言いますが、本当は「甲・乙・丙…」等と続く十干の方が「きのえ・きのと・ひのえ…」と、最後は必ず「え・と」と読み、十二支の方は「えと」とは読みません。

元々、十干十二支は、中国では「十幹十二枝」と記されることが多く、植物との関連が指摘されることが多かった符号です。けれども、よくよく歴史をたどってみると、十幹十二枝の前は「十母十二子」と記し、十母十二子の前は「十日十二辰」と記していて、それが原初の名称です。つまり「十の太陽と十二の月」というのが原初の意味なのです。けれども、象形文字として示されているのは、人体の一部分を表す各10文字と、当時の十二ヶ月の代表的な季節現象としての12文字なのですから複雑です。

すなわち「甲」は「頭骸骨を真上から見たところ」の象形であり、「申」は「稲光」の象形です。

そういう文字の組み合わせである甲申とは、どういう年なのでしょうか? 世の中が大きく変革し始める地響きや胎動のようなものが聴こえ始める、歴史的にも重要な年になっていくに違いありません。今から60年前の甲申年も、そうだったからです。

1944年(甲申年)、日本軍は3月インパール攻撃を開始。アメリカ軍により日本のサイパン島守備隊全滅。同じくテニアン守備隊全滅。アメリカ機動部隊、沖縄を空爆。神風特攻隊、レイテ沖に出撃。B29爆撃隊、東京を空襲。

この翌年に、来るべきものとして終戦を迎えているのです。今年は「頭骸骨の頭上に稲光の光らない甲申」であって欲しいと願っています。

明るい予言もしておきましょう。

西洋占星学的に見ると、今年は天空上で木星がおとめ座を進行しながら、土星に60度、天王星に180度、海王星に150度、冥王星に90度とさまざまなアスペクトを形成していく年です。これは、雇用情勢の改善と、経済の活性化とを意味すると思われます。それらに関して、久しぶりに良い数字が沢山出てくるものと思われます。期待しましょう。


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