今日の迷言・余言・禁言

「空白」が人を変貌させる

何年も、時には何十年も会うことなく過ごしていた人と、予期せぬ形から“出逢う”とか、“縁が結ばれる”ことがあります。時にはマスコミ報道やインターネットを通じて“発見する”こともあります。そして、その変貌に驚かされることがあります。外見的な変貌の場合もあれば、社会的な変貌の場合もあれば、性格的な変貌の場合もあります。時にはその三つが同時に行われ、別人のように変貌していることもあります。その一方、夢の中に登場する「人物」はどういうわけか時間が止まっていて、“大昔のまま”であるのが普通です。記憶された人物像は“その時代”に留まっていて、当時の印象を変えていません。二人の間には「空白」があって、その空白だけが“真実を知っている”のです。埋めることのできない「空白」は、それぞれが歩んだ“運命の違い”を無言のうちに表わしているものです。


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