今日の迷言・余言・禁言

「節分」は四回ある?

古来からの行事として普及している「節分」ですが、厳密にいうと一年に四回あります。季節を分けるのが「節分」だからです。二月の節分は暦の上では「冬の区切り」で“一年の終わり”を意味しています。俗にいう「旧暦(節気暦)」上の年末と言えます。節気暦というのは「太陽暦」の一種で、日照時間の多少で季節を区切った暦のことです。気温を基にしていないので「冬の終わり」が体感的には早いのです。けれども日照時間は毎年一定しているので、合理性がある季節区分法です。節分が四回というのは、当然“春・夏・秋・冬の区切り”があるからで、そのうちの「冬の区切り」だけを重視するのは、季節の「春」を年間のトップにおいているからです。大昔の中国では「冬」から一年をスタートしたこともあるのですが、しっくりこなかったと見えて長続きはしませんでした。


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