今日の迷言・余言・禁言

「縁(絆)」の向こうにあるもの

ネット上の記事を読んでいたら、歌手の仁支川峰子氏がTV番組の中で2009年に離婚した夫が失踪中で生死不明の状態にある、と語ったらしい。離婚後、既に11年が経過しているが実家に戻った形跡もなく、どこにも連絡がないという。このようなケースは稀ではない。親子間でも、兄弟間でも、元夫婦でも、元恋人でも、その後どうなってしまったのか、行方不明状態のまま経過していくケースは意外なほど多い。もちろん、対立したのち別れている場合は、わざわざ近況を知らせる必要もない。親子間などの場合、家を飛び出している場合は、飛び出した側も簡単には戻りにくいし、飛び出された側も、理由なく戻って来いとは言えない場合が多い。双方とも意地になっている場合、別に行方不明でなくても、音信不通でどこにいるかもわからなくなっているケースが多い。離婚や恋愛離別の場合、なおのこと「他人」に戻ったのだから連絡先が分からなくなってしまうのは或る程度仕方がない。私は昔、手相の本を読んでいた時に、結婚線が大きく分岐している人は離婚したのち相手の消息が分からなくなっていく相、と記してあって“その部分”に興味を持った。そこで「分岐結婚線」の人達に訊いてみたが、確かに離婚後の消息を知らないケースが多かった。確かに、別れてしまえば“他人”だが、その後なら“どうなっても良い”と思える人は少ないだろう。観相学的には眼尻から髪際に真横に仮想線を引き、眼尻からは遠い“その線上”にホクロがある人は、別れて後も相手からの影響を受ける。「思慕」という言葉があるが、別れて後も、そういう想いを抱いている場合が多い。ホロスコープでは双方のホロスコープを重ねて、その主要惑星同士がピタリと重なるような場合、先天的な「縁(絆)」の特別強い者同士となる。例えば、一方の太陽の位置と、もう一方の月の位置とがピタリと重なるような場合だ。或いは互いの月と月、金星と金星、金星と火星がピタリと重なるような場合だ。先天的な「縁(絆)」が強いので、文字通り“結ばれる”ケースは多い。けれども、これは“相性”とはまた微妙に別なのだ。だから、簡単に“結ばれて”も、やがて別れてしまうケースは多い。長期的には「相性」の良い悪いの方が強く作用する。この相性の良し悪しは“性質”的に、或いは“能力”的に、或いは“体質”的に、似ているかどうか、合っているかどうかが一番なのだ。ホロスコープで言えば、共通する惑星アスペクトがあるかどうかなのだ。一般の人にも解かりやすいのは“似た雰囲気”を持っている者同士は相性が良い、と知っておこう。


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