今日の迷言・余言・禁言

「親・子」それぞれの人生

最近、親が子を道連れにする、逆に子が親を道連れにする形の「心中事件」が時々起る。経済的困窮、介護疲れ、育児疲れ、孤立感、深刻な事情がその背景にあるが、総じて“将来への見通し”が暗く、どこにも“頼れず”すべて抱え込み、親や子を“想う”が故の「道連れ心中」である場合が多い。世間は、親子間の密着度が強いと、そこに“親子の深い絆”を感じて、深入りしすぎないよう配慮しがちである。つまり「お節介を焼きすぎない」対応を取ってしまう。ところが、そうすることで二人はますます孤立していく。親子間の「絆」は確かに深まるが、それが“一体感”となり、その親や子の片方が“障害”や“病気”を抱えている場合、一人で生きていくことが困難である場合、“挫折感”ばかり強まって、未来に“希望を託す”ことが出来なくなってしまうのだ。近年、少子化となって「親・子」の密着度が強まった。それに反比例するかのように“近隣との関係”や“親戚との関係”は乏しくなった。都会では、親子の絆は強いのに、近隣や親戚との絆は無きに等しい。そういう場合「親子間」だけを“特別視しすぎない”ことが大切なのだ。「それぞれの人生」と“割り切る”ことも、時に必要なのだ。とりあえず「自分が生き延びる手段」を確保し、徐々に相手も“引き上げていく”意識が、結果的に二人を“すくい上げていく”ことに気付いてほしい。


最近の記事はこちら

入場料“1500円の書店”は成功するか

東京・六本木の青山ブックセンターの跡地に、昨日、新たな書店「文喫(ぶんきつ)」がオープンした。書店としては中型規模の売り場面積だが、入場する時に“入場料1500円”を支払わなければならない。新たなビジ…続きを読む

「千尋」から「弌大」への改名は最悪⁉

私はこれまでにも何度か「読めない文字を使った命名はすべきでない」と記してきた。今回は正にその典型である。昨日、プロ野球の日ハムに新規加入した元オリックス・金子千尋(かねこちひろ)選手の入団発表があった…続きを読む

両肢の間に「跪かせる治療法」は危ない⁉

世の中には「どう見たって…妖しい」と思うような治療法が山ほど存在する。けれども、それで実際に効果があるのであれば、誰も口をはさめない。ブラジルでは時折、その手の治療法が流行する。私がまだ20代の頃だっ…続きを読む

「転落死」しなかったことが奇跡⁉

欧米人の中には時々とんでもないことを思いつき、そして実行してしまう“危ない冒険野郎”がいる。12月5日に「動画サイト」に投稿され、現在は削除された「ピラミッド頂上で全裸になってSEX」動画がある。映像…続きを読む

ミャンマーの「赤い靴」

「赤い靴」という童謡を知っているだろうか。「♪赤い靴はいてた女の子…異人さんに連れられ行っちゃった」で始まる“もの哀しい曲”だ。私は幼い頃、この歌をなぜか“とても美しい歌”のように思っていた。それは多…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.