今日の迷言・余言・禁言

いつか来た道

昨日、プロボクシングにおける一つの試合があった。それは一人の男が、一人の女ボクサーのトレーナーとしてセコンドに付く、という試合だった。女ボクサーは今年に入って3度も顎を手術し、決して状態が良いとは言えなかった。男はまだまだ“未完成の女”をリング上に立たせた。トレナーとしての初仕事。男は女よりも緊張していた。けれども、予想を裏切るほど、女は勢いがあった。そして、自らのデビュー戦で敗戦した相手と戦いTKO勝ちを収めた。喜びでリングを駆け巡る女を、男は目を細めてみていた。それが元世界王者・亀田興毅の“新しい姿”だった。男は、女を“世界王者”にさせたいのだ。もう、自分の時代ではない。かつて日本中からバッシングされた男は、自分に見切りをつけるのが早かった。その代わり、自分が“新しい王者”を育てる。日本から、誰にも負けない“女子の世界王者”を出したいのだ。男が選んだのは「高野人母美」いろいろと問題の多い選手だ。モデルと兼業でもあり、まだボクシングを始めて4年と日も浅い。金のかかりそうな美人ボクサーだ。何しろ回転ずしを43皿も平らげるのだ。それでも、男は一仕事を終え“充実した笑顔”を見せた。人にはさまざまな“生き方”がある。どれが正しいかの答えはない。自らがスポットライトを浴びるのも喜びだが、その背後で支えていく、或いは育てていくことも喜びを得られる。若くして“世界王者”としての称号を与えられた男は、早くも“第二の人生”を選んだ。果たして、その愛弟子となった高野人母美はどれだけそれに応えられるだろう。世界への挑戦は、まだ始まったばかりなのだ。


最近の記事はこちら

「地球は生きてるんだ!」と、噴火は続く

今年4月、またまた「西之島」が再噴火した。2013年11月に噴火を始めて、2015年11月にいったん沈静化、これで収まるのかと思いきや、2017年4月に再噴火、現在も噴火継続中であり、島は少しづつ大き…続きを読む

「宝石」には“念”が宿っている

大昔、王侯貴族は好んで宝石を身に付けた。その典型がツタンカーメン像だ。彼らは、もちろん、宝石に光り輝く財宝としての価値を見出していたからだが、それだけで常に身に付けていたわけではない。古代において、宝…続きを読む

子供たちが“女性となった”「父」を祝福する?

世の中、最近、面倒になってきている。「父の日」は、性転換して女性となった父親にも“その権利?”があるらしい。海外の話題だが、性転換して女性となった父親が、二人の娘たちから「父の日」を祝福されている写真…続きを読む

日経平均2万円は「最初の通過点」

昨日、久しぶりに日経平均が2万円を超えた。これまで何度か超えているが、どうもその後がいただけない。ドル円相場が不安定なので2万円台を維持できずにいたのだ。日本株の場合、どんなにアメリカ株が上昇しても、…続きを読む

狙われたミンダナオ島

6月17日、フィリピンの南部ミンダナオ島に「戒厳令」が出された。過激派組織「イスラム国」に忠誠を誓うフィリピンの武装組織「マウテグループ」と治安部隊との間で戦闘が激化しているからだ。報道によると、マラ…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.