今日の迷言・余言・禁言

“そっくり商品”の危険な罠

かつてTVでも何度か取り上げられたことがある“やり手”の女性社長が「商標権の侵害」で逮捕された。格安の“キャバクラ女性ドレス”をネット販売して大成功した美人社長である。現在では従業員も70名以上いるらしい。けれども逮捕容疑は“ドレス”ではない。高級ブランド・エルメスの「バーキン」にそっくりのバッグを販売した容疑なのだ。ただ彼女自身は、これを否認している。つまり“似せて作った商品”ではないと否認している。問題の商品だが、画像で見る限り“瓜二つ”で、似せて作った商品であることは間違いがない。ただし、それが“意図的かどうか”という点になると難しい。大体が、バッグというのは基本的に“似たようなデザイン”になるもので、細かくチェックしていけば、ほとんどの商品が似せて作っているような商品となる。この場合、ブランドの“ロゴ”なども同じにすると、これはもう“コピー商品”で、明らかに「商標権の侵害」となることは誰でも解かる。問題は、ブランドの“ロゴ”などは変えて、自社製品にしてしまう場合である。実は、この手の商品というのは決して少なくはない。多くの人は、ブランドが異なることで「別物」と認識し、格安となっているその商品を購入する。通常、購入者からクレームが来ることはない。それは最初から“似せた商品”であることを購入者も知っていて、格安で入手するからである。時計とか、バッグとか、Tシャツとか、そういうものはいくらでもある。つまり、本当は「商標権の侵害」に当たるのだが、ギリギリ黙認されているような商品がたくさん存在している。おそらく逮捕された女性社長の商品は、かなり高価だったのではないだろうか。或いは、販売する時に「エルメスのバーキン」と勘違いして購入されたからなのではないだろうか。そして、せっかく大成功していた女性社長は“利幅の大きい”ブランド“そっくり商品”に手を伸ばしたことで、すべてを失ってしまうような気がする。コンビニのアルバイトから始まった彼女の立志伝は、一気に儲けようとしたことで躓いてしまった。 


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