今日の迷言・余言・禁言

ユーチューバーの「闇」

私は「ユーチューブ」というものを滅多に見ない。だから、どういう人たちが活躍しているのか、どういう形で注目を集めているのか、ほとんど知らない。ただ彼らの中には芸能人顔負けの人気と収入を得ているものがいるらしいことは知っている。その代表的な日本のユーチューバーの一人が「ヒカル」だ。現在、チャンネル登録者数が240万人もいるらしい。それによって莫大な収入が入って来るのだという。ただ、この人物、最近、評判がよろしくない。「VA(仮想株式)」というものを上場し、それを“売り抜けた”疑惑がもたれているのだ。実際、売り抜けたことで何千万もの収益を得たので「詐欺罪に当たるのではないか」という指摘もある。本人は、意図的にだまそうとしたのではなく、注目されたかっただけだ…と否定している。その辺は微妙で、私には何とも言えない。ただ一気にメジャー化し、プロ化してきた「ユーチューバー」という妖しい職業の「闇」の部分に光が当たったことで、“ユーチューブ世界”が軌道修正されていくなら大変に望ましいことだと思う。大衆は流されやすい。世の中で一気に人気を集め、一気に大金が動くようになるものは、必ずと言って良いほど“逆回転”の時期が来る。「運」というのはよくしたもので、それが一気に訪れた流行色の強いモノであればあるほど、必ず「しっぺ返し」のような時期が来る。したがって流行に火がついて、一気に“人気”と“大金”を得た者は、それに浮かれることなく真摯な“生き方”をしていかないと、必ず、後で後悔するような“落とし穴”が待っているものだ。「人間万事塞翁が馬」と言う諺がある。要するに、幸運だと思ったことが災いを招いたり、逆に災いだと思ったことが幸運を呼ぶこともある、という中国の古典に由来した諺である。そして、そういう不可思議な真実があるからこそ、人生は素晴らしい。なにが「幸運な人生」かは誰にも言えないのだ。


最近の記事はこちら

「行方不明届け」は「殺しの暗号」か

BSのTV番組欄には“推理ドラマ”の再放送が多い。それだけ“推理ドラマ”は時代が多少ずれても楽しめるからだろうか。推理ドラマは楽しければそれで良いのだが、現実の“殺人事件”は決して楽しいものではない。…続きを読む

まじめな“親子”は一緒に“穴掘り”

周辺の人達や仕事関係者たちから一様に「まじめで親切」と評価されていた“親子”が殺人遺棄をした。おそらく息子が妻を殺して母親に打ち明け、母親がそれを隠そうとして自宅の庭に、二人で“死体を入れるための穴”…続きを読む

「カジノ」を“悪魔”という前に…

日本人の中には「カジノ」を“悪魔”呼ばわりする人たちがいる。ところが、そういう人たちでも「宝くじ」には何故か寛容で“夢を買う”などと言って、購入したりする。そこで、こういう話はどうだろう。中国では、基…続きを読む

共感できても支持できない表現

近年はすぐ誰がどう発言したかが拡散する。特に芸能人、政治家、文化人などの場合がそうである。ある意味で、それは“有名度”を測るバロメーター的な部分もある。そういう意味で影響力の強いホリエモンこと堀江貴文…続きを読む

「国産ウナギ」が“輸入物”に負ける?

今年は“暑い”らしい。他人事のようなことを言うのは、北海道に暮らしているからだが、それでもやっぱり真夏は暑い。そこで多くの食卓には「うなぎ」が登場する。今週7月20日は「土用の丑の日」。ところが、実際…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.