今日の迷言・余言・禁言

不動明王は見ていた‼

インターネットの通販サイトに注文すれば、大抵のものはそのまま送られてくる。けれども、その商品によっては、いくら通販サイトへの注文が正常であっても、それを掲載している商店側の方が“待った”を掛けることもある。例えば仏具販売店のサイトでの「仏像」彫像への注文だ。こういうものは、大体が一度に一体の注文で、10体も20体も同時注文されることはない。それがあれこれ仏具用品ばかり100点以上も同時注文されてきたのだから、不審に思うのは当然である。その依頼主は或る大学の教授名となっていた。それが佛教大学というのなら、まだ話は分かる。けれども、注文してきたのは日本歯科大学の教授となっていた。当然、仏具販売店の方は確認の電話を入れる。依頼主は、注文した憶えがない。誰かのイタズラなのか。けれども、送信してきたのは、明らかに大学で設置しているパソコンのアドレスからであった。つまり、関係者以外は手を触れることがないパソコンからの注文であった。しかも、それが一度だけではなくて、何度も続いたのだ。当然、大学側も仏壇店側も警戒するようになる。大学側はそのたび、注文したこともない商品の“キャンセルメール”を送らなければならなかった。システム上、偽メールからの擬似注文だと解かっても、注文側に取り消してもらわなければならない。仕方がないので警察の方に「捜査願い」が出された。こうして関係者を当っていって2年以上が経ち、捜査線上に浮かんだのが無職で元日本歯科大学の学生だった鎮目英宏(26歳)である。偽計業務妨害容疑で逮捕されると、大学に対して“恨み”を抱いていた結果の犯行だと自供した。それにしても、なぜ仏像だったのか。もう少し、大学に関係があるものであれば、すぐには発覚しなかったかもしれないのだ。注文したのは不動明王像などが多かったらしいが、不動明王というのが、どういう仏像なのか知っていたのだろうか。他の仏像と異なり「悪事を裁く」のが不動明王なのだ。決して、地獄から“救ってくれる”仏さまではなく、逆に“悪者”を怒りの炎と剣で“地獄に突き落とす”のが、この仏像の役割なのだ。


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