今日の迷言・余言・禁言

人間の「罪」と「罰」を定めるもの

日本人には、総じて“潔癖観の強い人たち”が多い。したがって、自分に対しても、他人に対しても、何かしら「罪」を犯した場合、それを簡単には許さないケースが多い。刑事事件に値する「罪=犯罪」は法廷で裁かれ、一応、定められた法律によって「罰=刑罰」を受ける。その量刑は必ずしも妥当なケースばかりではないが、とにもかくにも“社会的制裁”を受ける。問題は、“刑事罰の対象外”ではあるが、明らかに“罪の自覚を持つ行為”に対して、人はどう“罪を償う”べきなのか、また人はどう“罰する”べきなのか、考えさせられるケースが多い。最近の社会的な事件とか、報道とかを見ていると、日本人の一般的な感覚として、刑事事件ではなくても“良識上の罪”や“道徳上の罪”に対して、決して許すまいという雰囲気が大勢のような気がする。自分には“直接的な関わり”がなくても、“良識”や“道徳”を欠いた行為を行ったものに対しては、“厳罰”を与えなければ気の済まない人が多い。特に“お金”と“sex”に関連する過ちに対して、潔癖観が強いように思われる。近年、さまざまな“生き方”を認める風潮にありながら、一度でもそういう“過ち”を犯した人に対しては、徹底的な排除や侮蔑を繰り返す人たちもいる。そういう考えが過度になると「いじめ社会」を助長することに気付いていない。確かに「罪」には「罰」が必要である。けれども、行き過ぎた罰は、社会を息苦しくする。もう少し、人間の犯す“さまざまな罪”に対して“寛容な社会”を作り出す努力も、昨今の日本には必要なのではないだろうか。


最近の記事はこちら

「インド占星術師」に転身の上祐史浩氏⁉

ちょっと驚かされるニュースが入ってきた。元オウム真理教徒で現在「ひかりの輪」を主宰している上祐史浩氏が“インド占星術師”に転身するというのだ。今回のセミナーで初めてそれを公言したらしい。元々上祐氏は古…続きを読む

「情報」や「比較」が倒産・廃業を増やす

あまり大きなニュースにはなっていないが、企業倒産の件数・負債総額とも過去最多ペースで増え続けている。おそらく今のままで進めば、今年の企業倒産は年間400件550億円に達するものと予想されている。この倒…続きを読む

「アップルウォッチ」が“殺人”を暴くか⁉

トルコ政府に近い地元紙「サババ」は13日、イスタンブールのサウジアラビア総領事館を10月2日に訪問して後、行方不明となっているサウジ人の新聞記者カショギ氏が、サウジアラビアから来た“暗殺集団”に激しく…続きを読む

なぜか『ムー』だけが残った

10月12日から都内で秘かに開催されているのが「創刊40周年・ムー展」である。1979年10月の創刊から正確に言うと来年で40周年になる。まあ1年前倒しでの“40周年記念イベント”らしい。創刊当時から…続きを読む

「中高生アイドル」の問題点

今年3月に自殺した松山市を拠点とする“農業アイドル”「愛の葉ガールズ」の大本萌景(ほのか)さん・享年16歳のご遺族が、娘が自殺したのは所属事務所社長のパワハラが原因として9200万円の訴訟を起こした。…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.