運命の主役者たち

人は誰でも「運命の主役者」として、自分自身の人生を歩んで行きます。 あなたの人生上の出来事を、もっとも完璧に演じきれる主役は、あなた以外には考えられないのです。 ただ、その人生が世間的注目を浴びるかどうかは別問題です。 ここでは、運命としか呼びようのない人生を背負わせた人々のホロスコープや命式を解説しながら、人は運命にどう立ち向かうべきなのかを一緒に考えて行こうとするものです。

光と影を背負って生きていく後藤真希さんの人生

後藤真希さんのデータ

1985年9月23日午前9時20分
東京で出生
1996年
父親が転落死。
1999年8月
「モーニング娘」第2回追加オーディション合格。9月、デビュー。
2000年4月
TV「ハロー!モーニング」開始、初代・司会者となる。
2001年3月
『愛のバカやろう』でソロデビュー。同年、実家を新築。
2002年9月23日
17歳で「モーニング娘」を卒業。11月、ユニット「ごまっとう」結成。
2003年
舞台『けん&メリーのメリケン粉』、映画『青春ばかちん料理塾』で、共に初主演。
2006年2月
急性胃腸炎で舞台休養。6月、初めてソロライブ。
2007年4月
総理大臣官邸で歌唱。10月28日実弟ユウキ逮捕され謝罪。12月ブログ閉鎖。
2008年6月
「エイベックス」への移籍を発表。株主ライブに出演。
2009年3月
東京ガールズコレクション、神戸コレクションなどにモデルとして出演。
2010年1月23日
母親が転落死。7月、TVドラマ主題歌を初リリース。

【ホロスコープの解説】

全体的特徴
惑星のほとんどがMC―ICラインの左側、つまり東半球に集中しているホロスコープです。このようなホロスコープを持って生まれている場合、前半生に“運命的な出来事が起こりやすい傾向”を持っているものです。彼女の場合も、十代の内に様々な出来事を体験しながら成長しています。もうひとつ、この片寄りは“自分自身が周囲に対して強い影響を与えていく”ことを意味するもので、そういう意味では“影響力の強い生まれ”であるといえます。
実際、後藤真希さんの場合でも、彼女が「モーニング娘」に加入したことで、グループ自体が“人気の頂点”に達し、弟も芸能界入りを果たし、母親の居酒屋も繁盛するなど、周囲に強い影響を与えました。さらに17歳という若さで「モーニング娘」を早期に彼女が卒業したことで、今度はグループ自体の人気に陰りが見え始めた…とも言えそうです。
このホロスコープでは、その人の“天職”に関連の深い“MC=しし座”に位置して“華やかな世界”に適し、“MC近くに金星”も存在して“歌や踊りで輝く”のは、占星学的にはもっとも理想的な人生と言えます。“華やかな世界”において“美と愛を届ける”ことこそが彼女の生き方である―と星は告げていたのです。又、彼女の場合“先天的パートナー”や“結婚”を意味する第7ハウスには“DES=おうし座”が来ていて“財力のある優しい男性”がふさわしいことを暗示しています。しかも、その付近にドラゴンヘッドが位置していて“宿命的な相手”或いは“前世的関わりのある相手”となることが告げられています。
アスペクト
彼女の場合、太陽、水星、金星、海王星は、いずれも各星座の0度前後に位置し、それぞれ強い影響を与え合っています。これらの惑星が人生をリードしていくことは間違いがありません。太陽と水星の0度は“事務処理能力の優れている”ことを表わし、日常の生活においては“意外なほどの几帳面さ・神経質な部分”があるだろうことを表わしています。
しかも、この太陽と水星は共に海王星と90度アスペクトです。“幻想的な分野に素質がある”こと、及び“詩的感性がある”ことを表わし、自ら“作詩を手掛ける”とか“映画企画を持ち込む”のに適した素質を感じさせます。金星と海王星の120アスペクトは“芸能分野―特に舞台での才能”と“神秘的な歌や踊りの素質”に恵まれていることを表わしています。ただMC位置と90度を作っている土星があるため、仕事には“或る種の憂鬱さ”が常につきまとっているかもしれません。
又仕事を“邪魔する存在”が出現しやすい傾向も持っています。火星は木星と150度位置にあり、金運の波は激しく、しかもトラブルを生じやすい傾向も見逃せません。性的欲求は激しく、性的感受性も豊かで、仕事関係から性的関係を結ぶ男性が出て来やすい運命と言えます。金星と月とは135度で、家庭・家族を愛しながらも、その家庭には安住できない傾向を元々持っている所がありそうです。
注目すべきトランジット度数
彼女の父親が転落死した年、トランジットの冥王星は「いて座」1度にあって、出生時の金星=おとめ座1度と90度アスペクト、トランジットの天王星は「みずがめ座」4度にあって、出生時の冥王星と90度アスペクトです。
彼女が「モーニング娘」の追加オーディションに合格、「LOVEマシーン」でデビューした年、トランジットの海王星は「みずがめ座」2度にあって、出生時の金星に150度、トランジットの天王星は「みずがめ座」14度にあって、出生時の天王星=いて座14度に60度アスペクトです。17歳で「モーニング娘」を卒業した年、トランジットの冥王星は出生時の天王星に0度アスペクトで重なり、トランジットの海王星は出生時の木星に0度アスペクトで重なり、トランジットの天王星は出生時のMCに対して180度アスペクトで真正面に位置し、トランジットの土星は出生時の太陽に90度アスペクトです。
エイベックスへの移籍を公表した年、トランジットの冥王星は「やぎ座」0度で出生時の太陽・水星に90度アスペクト、出生時の海王星に0度アスペクト、出生時の金星に120度アスペクトです。又トランジットの海王星は「みずがめ座」24度で出生時のMCに180度、出生時の土星に90度アスペクトです。母親が転落死した2010年は、トランジットの冥王星が「やぎ座」3度にあって、出生時の冥王星に60度アスペクト、トランジットの海王星は出生時の土星に90度アスペクト、トランジットの天王星は出生時の土星に120度アスペクト、トランジットの土星が出生時の冥王星に30度アスペクトです。
7月・8月はトランジットの天王星と木星が重なって出生時の太陽・水星に180度、金星に150度、海王星に90度と、心身共に“大いなる変身”の時期を迎えているようです。

【四柱命式の解説】

全体的特徴
日干だけでなく、年干も、月干も「乙」となっている珍しい干支構成の四柱八字です。このように日干と同じ十干が多数あると、当然「比肩星」が出現してくる命式となり、良い意味でも悪い意味でも“親・兄弟が深く関わってくる人生”となります。
十二支の方では、地支に「酉」「丑」「巳」と三支が揃って“三合金局”が形成され、五行の「金」(この命式では「辛」)の「偏官(七殺)」が極端に強められる命式と言えます。又、地支の中に日干「乙」の“根”となりそうな十二支は含まれていません。そのような点から考えると、本来はなかなか頑固で自己主張の強い“姉ご肌”の女性ですが、どちらかというと普段は“自分を抑えている”傾向があって、それも“親・兄弟から足を引っ張られる”ことで、抑えなければならない状態が出現しやすい生まれ…といえそうです。
ただ、こういう命式は、普段抑えているだけに“爆発しやすく”いったん、そうなってしまうと歯止めが掛らないところを持っているものです。本来は独立自営型で運気は強いのですが、身内家族とのトラブルから金銭・財産が失われやすい傾向を持っています。四柱推命の“格局”的な観点から考えると、年干や月干を除けば「従殺格」に近い命式構成で、「庚」の年・月、「申」の年・月、「辛」の年・月は、名誉運や人気運が一気にやってくるようなことになりやすいでしょう。
命式上の「辛」を“干合”で奪うことになる「丙」の年・月や、日支と重なる「丑」の年・月は良い運気の年とは言えません。又、昨年出逢った、或いは付き合い始めた相手とは発展しやすく、将来的には結婚も可能です。ただ結婚運より、子供運の方が良い生まれのような命式構成なので、もしかしたら将来的に“母子家庭”となって子供を育てていくかもしれません。
運気的に注目すべき干支
子供時代から変化の激しい人生を歩んでおられますが、これまでの経過から注目すべき事実として、大きな出来事は“年・月共に同一の十干、或いは十二支”が回って来ている時に生じています。例えば2000年4月、「ハロー!モーニング」開始で初代司会者として抜擢された時―それは庚辰年・庚辰月の運気です。翌2001年3月、彼女がソロデビューした時―それは辛年・辛月の運気です。彼女が「エイベックス」への移籍を公表したのは、2008年6月―戊年・戊月の運気です。
母親が転落死したのは、2010年1月―丑年・丑月の運気です。又、「丙」の年は不運な出来事が多く、父親の転落死や、自らの急性胃腸炎による休養が起こっています。「己」の年は“環境の激変”が生じやすいようで、8月まで“一般人”だったのが、9月から急に「モーニング娘」のセンターポジションに抜擢され“ミリオンヒット・アイドル”へと変貌したのです。
もうひとつの「己」の年は、ガールズコレクションや神戸コレクション等でモデルデビューすると共に、母親が転落死したことで環境が一変しています。彼女にとって干支暦上の2010年―庚年は、「ハロー!モーニング」の開始と同一年で、初司会と同じく、本人名義で初リリースの“ドラマ主題歌を歌う年”となったようです。命式の天干として表出されている「辛」の年に向けて、15歳当時の人気復活の可能性も秘めているようです。

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