今日の迷言・余言・禁言

南北朝鮮は「統一」されていく?

多くの人は、北朝鮮と韓国との間で完全な“非核化”や“平和協定”など実現できるのだろうか、と懐疑的である。ところが、意外にもあっさりと両国は“固い握手”を交わす。なぜなら両首脳とも、最終的な狙いは一致していて「南北統一」にあるからだ。特に金正恩氏はこの機会を狙っていた。彼は「南朝鮮(韓国)」を手に入れたいのだ。それに対して文在寅大統領も“統一”へ向けての地ならしに異存はない。韓国内からは、この会談に対して批判的な声もある。北朝鮮がただで“非核化”や“平和協定”を結ぶとは考えられないからだ。けれども、文大統領は中断されている「南北の特区」である“開城工業団地”の復活が出来れば、経済効果が大きいので批判をかわせるだろうと考えている。それに、北朝鮮とアメリカの間に立って、背後からトランプ大統領の視線を浴びているだけに、文大統領としてはもはや後戻りできないのだ。それに「南北統一」に近づけることで、韓国内の“拉致問題”に対しては大きな前進となる。日本の“拉致問題”は知らないが、少なくとも韓国内の“拉致問題”解決の手段としては極めて有効なのだ。北朝鮮にとっては、アメリカからの脅威が去れば、あとはどうでも良い。いや、あとは「南北の統一」だけが課題となる。金正恩氏にとって、文在寅氏は交渉しやすい相手なはずだ。何しろ文大統領は、自国民に対しては“何らかの成果”を掲げなければならない。アメリカに対しては「米朝会談」のお膳立てをしなければならない。二つの役割を義務付けられている。金正恩氏の方は、交渉決裂なら何も決めずに手ぶらで帰っても良い。だから強気で挑めるのだ。それにしても、もしも将来「南北統一」が実現したなら、日本にとって「朝鮮国」は“敵”となるのか、“味方”となるのか、“友達”となれるのか、誰にもわからない。


最近の記事はこちら

さまざまな「生き方」「考え方」があって良い

日本は比較的“自由な国”である。何を言ったからと言って、すぐ逮捕されるとか、処刑されるとかいうことはない。だから、さまざまな「生き方」「考え方」が基本的に許されている。ところが、時々、それを“許すまい…続きを読む

双子の兄弟は別々に「その児」を狙った

「血は争えない」という言葉があるが、こと“双子”に関しては、昔からさまざまな“一致点”が報告されている。今回の報告は、正直、残酷な報告としか言いようがない。向井亮太・勇生(25歳)の兄弟は双子で、どち…続きを読む

脳腫瘍「手術中」も交響曲を弾き続けた奏者

自分の仕事に対して「プライド」を持っている人は多い。この場合には、執刀医とそれを受ける患者とが、共に自分の仕事にプライドを持っていた。だから、執刀医が「左手の神経は絶対傷つけませんから安心してください…続きを読む

「慎重」は良い「慎重すぎる」は良くない

人にはそれぞれ性質があって、その性質に沿った生活をしていればそれほどストレスは溜まらないが、性質にそぐわない生活を強いられるとストレスを生じる。例えば「組織」内の生活がそぐわない人。そういう人は、どう…続きを読む

「007」は戦わずして退散した

4月に公開が予定されている「007」の新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」は主演ダニエル・クレイグ最終作品として注目を集めている。彼は歴代の“ジェームズ・ボンド役”の中でもっとも笑顔が少ない。けれども、そ…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.