素顔のひとり言

地球にやさしい日本経済の復活

このところ日本の経済活性化と云う点で、政治・行政的にも、民間の各企業においても、さまざまな企画・具体策が実行され始めている。その中でも目立ってきたのが、リサイクル買い取り作戦だ。ジャパネットたかたのブラウン管テレビの買い取り価格は3万→4万→5万と高くなった。半年ほど前に私自身もそれに乗せられて地デジ対応の42型に買い替えることとなったが、その結果として家電専門店よりも安く買えた。たぶん私だけでなく邪魔になった家電を買い取ってくれる…と云う点が無駄を嫌う世代からは圧倒的に支持されたと思う。私の記憶ではこの方式を始めたのはジャパネットが先陣だと思うが、その後ジャスコや、イトーヨーカドーや、西友や、ビッグカメラや、高島屋などが追従し始めている。買い取るモノもさまざまで、洋服や、家電や、婦人靴にまで及んでいる。そして、その甲斐あっていずれの店も売り上げが伸びているという。よくよく考えてみれば、今もっとも消費が落ち込んでいる住宅や車においては、昔からこの制度があった。だから、その意味においては特別目新しいことではない。ただ、住宅や車のように単価の張るものではなくても、新製品を購入するときに引き換える形で古いものが高価で買い取られる点に新しさがある。昔は(今だって)使わなくなったテレビなど、どこへ持って行っても絶対に5万でなど買い取ってくれなかったからだ。しかもテレビの場合、地デジに全面移行することが決まっている。環境対応を促進すると云う意味でも、ジャパネットの果した役割は大きかったのだ。

環境対応と云えば、住宅や車やTV以外の家電に対しても、政府は地球にやさしい製品の買い替えに対して援助金を出そうとしているらしい。ドイツなどヨーロッパでは既に環境対応車の買い替えに対して助成金が出され、それによって大いに需要が喚起され始めている。その政策の効果は確認済みなのだ。高速道路料金にしてもそうだが、実際にこれまでよりも大幅に安くなるなら利用しようと思うのは自然で、結果的にはそれらに付随する分野の消費も促される。ましてや開発途上の太陽住宅やエコカーの場合、それが地球環境の浄化につながり、裾野産業の活性化にも貢献するのであれば、日本のタンスに眠っているらしい莫大なお金も重い腰をあげて動き出すのに違いない。

以前から私が警告してきたように、先進国の中で今回のアメリカ発の経済ショックによる落ち込みは日本が飛びぬけて高かった。それだけに、そこから抜け出すには他の国々よりも官民一体となった取り組みが必要なのだ。そういう意味でも、実際に観たことはないが高齢者たちのタンスに眠っているらしいお金を目覚めさせる必要がある。眠らせたままのお金が多いため、お金持ちでありながら慎ましすぎる生活をしている方が多いのだ。そして今一つ経済が活性化していかないのだ。私のようにどこからもタンス預金を受け取れない人たちにとっては金持ち優遇に思える生前贈与も、すぐ地球環境対応住宅等に消費され日本経済そのものを活性化させるなら、眠らせておくのはもったいない。経済というのは、活性化し始めれば徐々に末端まで回っていくように出来ている。やがて金持ちのおこぼれを我々も受けられるようになるはずなのだ。

大体、どの時代、どの地域でも、金持とそうでない人たちはいる。完全なる「公平」等と云うものは世の中にない。あると思っている方は「絵に描いたモチ」を追い続けている方だ。一時期、共産主義思想は「公平」をうたい文句に国づくりを進めた。ところが結果的に真の意味での公平・平等とは、ほど遠い国々が誕生したのだ。これは男女の人気度などにも云えることで、わかり易く云うとどの時代どの地域にも「もてる男」は必ずいるし、逆に「もてない男」も必ずいる。いくら公平な条件を与えたって、もてる奴はもてるし、もてない奴はもてない。1人の男が10人の美女に囲まれて居るのは、考えようによっては不公平だが、必ずしも世の中が悪いわけではない。

「運命」と云うものにも似たようなところがあって、決して平等なものではない。けれども、どんなに恵まれた人生を歩む人であっても、必ず苦悩する時期があり、悲しみにくれる時がある。どんなに不遇な人生に生まれた人であっても、チャンスを与えられる時期があり、希望の明かりが見えて来る時がある。神様はちょっとだけ優しく、ちょっとだけ不平等で、あっという間に気分を変えてしまうセレブな美女に似ているのかもしれない。


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