今日の迷言・余言・禁言

“失われた”ように見える時間

人は時々“何もしていないように”見える時がある。一応、日常生活はそれなりに送っていて、仕事なども最低限の義務は果たしているのだが、本来であれば“もっといろいろ行っている”はずの時間を“ぼうっとして”何もしていないかのように過ごす日々がある。或いは、意識的に日常から遁れるかのように“遊びほうけている”日々がある。客観的にみれば、その人らしくなくて“失われた”時間を過ごしているかのような日々だ。そういう時に、無理に“本来の姿”に戻そうとするとたいていは失敗する。戻そうとすることが失敗なのではなく、“無理に”が失敗の原因なのだ。つまり、そういう時には無理に戻そうとせず、とりあえず“見守っておく”のが正しい対処の仕方である。人はさまざまなことが原因で“やる気”を失ったり、“意欲”を失ったりするものだ。或いは“目標”を見失ったり、“心の支え”が奪われたりすることもある。その“喪失期間”は人によって異なり、“数か月”で本来の姿に戻ってくることもあれば、“数年”経っても戻らないこともある。「心の傷」がそうさせる場合もあれば「衝撃的な出来事」がそうさせる場合もある。多くの人は知らないが“心の傷”と“身体の傷”はほとんど同様で、或る一定の期間は“傷跡”を残す。誰もが知っているように、身体の傷跡は時間の経過とともに徐々に薄れていく。完全に“消えてしまう”ことは少ないが、パッと見では解らないほど“薄れる”ケースは少なくない。それと全く同じように、心の傷跡も時間の経過で徐々に薄れていく。心の傷だから、時間など関係ないかのように思うのは大間違いだ。そして“大きな傷”は「トラウマ」として生涯残る。薄れてはいくが、完全に無くなることはないのだ。けれども、それら“失われた”ように見える時間が、実は人生の後半に活きてくる。必ず“活きて”来るのだ。これこそまさに「運命の神秘」としか言いようがない。


最近の記事はこちら

「病は気から」は本当だったが…

北大の村上教授を中心とする免疫学チームが「病は気から」のことわざを実証するデータを15日オンライン科学誌上で発表した。つまり、マウス実験により睡眠不足などの慢性的なストレスを与えて、それに神経細胞を攻…続きを読む

「心霊スポット」は避けたがるのが霊視者

人には“霊的存在”を見たり感じたりできる体質と、そうでない体質の人達がいる。そして実際には“そうでない体質”の人達が圧倒的に多い。したがって“見たり感じたりできる体質”を否定したり、逆に、羨ましがった…続きを読む

「三つの国」へのメッセージ

昨日、北朝鮮で拘束されていたカナダ人の牧師が解放された。なぜ解放されたのか、答えは簡単である。カナダが水面下で北朝鮮との交渉に応じて何かの交換条件を呑んだか、いくばくかの金銭を支払ったか、いずれかであ…続きを読む

超アウトな「わいせつ罪」の施行

世の中にはいろいろな趣味・嗜好の人がいて、最近はいろいろな“わいせつ犯罪”が報道されるので、滅多なことでは驚かなくなった。そういう私でも“超アウト”に感じたのが今回の逮捕劇だった。静岡県で起きた父親が…続きを読む

「間近で見たい」と思わせるスター

私は個人的に人を差別する方ではないので、一般の方達の“ファン気質”というものが今一つよく解からない。例えば芸能人でも、スポーツ選手でも、政治家でも、その人が有名だから「間近で見てみたい」という風な気持…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.