運命の主役者たち

人は誰でも「運命の主役者」として、自分自身の人生を歩んで行きます。 あなたの人生上の出来事を、もっとも完璧に演じきれる主役は、あなた以外には考えられないのです。 ただ、その人生が世間的注目を浴びるかどうかは別問題です。 ここでは、運命としか呼びようのない人生を背負わせた人々のホロスコープや命式を解説しながら、人は運命にどう立ち向かうべきなのかを一緒に考えて行こうとするものです。

奇妙な家庭運に翻弄される―高岡早紀さんの運命

高岡早紀さんのデータ

1972年12月3日午後7時30分
神奈川県藤沢市で出生。
1988年4月
CMソング「真夜中のサブリナ」で歌手デビュー。
1989年
映画「cfガール」で女優デビュー。
1990年
映画「バタアシ金魚」に出演。ハウス・フルーツゼリーのCMに出演。
1992年
写真集「WA○○○○!!」を出版。
1994年
映画「忠臣蔵外伝四谷怪談」でヌードシーン披露。最優秀主演女優賞受賞。
1995年
写真家・篠山紀信による「one,two,three」ヘアヌード写真集出版。
1996年
TVドラマ共演から保阪尚希と交際4ヶ月後に結婚。その後二児を授かる。
2004年
布袋寅泰との間で不倫騒動。保阪と離婚。その後も同居し続けた。
2006年
中村獅童との不倫報道。その後、市川海老蔵などとも浮名を流す。
2009年
不動産業者A氏と出逢い同棲・内縁関係。
2010年9月
自宅内で女児を出産。
2011年
個人事務所「エアジン」設立、エイベックスと業務提携。
2012年
実質A氏が設立し、母親が代表を務めていた会社が破産認定。

【ホロスコープの解説】

全体的特徴
ホロスコープを見ると、惑星の多くが地平線下の西側に集中している珍しい形で、土星だけが対極的な位置にあってドラゴンヘッドや月に対してアスペクトを投げ掛けています。生涯にわたって“心の同志”を求め続けながら煩悶を繰り返す図式かもしれません。家庭・子供・恋愛は、彼女にとって“なくてはならない存在”でありながら、特異な形態を生みやすく、一筋縄ではゆかない家庭環境を作り出しやすい星の配置となっています。特に「恋愛と子供の部屋」と呼ばれる<第5ハウス>には、太陽・海王星・水星の三惑星が本来のハウス内に在り、そのすぐ手前(影響力強い部分)に月・火星・金星が在って、実質的には六惑星が恋愛や出産(子供)に関わりを持つ星となっているのです。惑星が多く集まるハウスは、基本的に“運命的出来事が生じやすいハウス”なので、どうしても<第5ハウス>的な事象や出来事が彼女の運命に強く影響を与えてしまうことになるのです。実は<第5ハウス>には、もう一つ「創作と遊びの部屋」としての意味合いもあって、ここに惑星が集中する芸術家・芸能人は、創作意欲が強く、遊びやレジャーに対しても積極的であり、投資やギャンブルに夢中になる人達も多いのです。また、どちらかというと“遊び半分”で始めたことが、後々大きな成功のキッカケやチャンスを作っている場合も多いものです。但し、時期やタイミングを見誤ると、多大な失敗や損失を引き起こすこともあるから注意しなければなりません。
ホロスコープ全体で言えば、他の惑星達から土星だけが大きく離れた位置にあって、労働、責務、重圧、苦悩の十字架を背負う形で生きていくことが宿命づけられている人生だ―とも言えます。けれども悪い指標だけがあるのではありません。太陽の両サイドには木星+火星・金星が在って周りの人達からは愛され、助けられる惑星配置を持っているのです。そして何よりも、子供が居て、恋愛が出来て、愛することに希望を託すことが出来るのなら、幸せでいられるホロスコープと言えます。第4ハウスには天王星が在って“ユニークな家庭生活”が暗示され、保阪氏と結婚後も家事・育児を全くしないとか、母親や妹さんも一緒に同居していたとか、離婚後も保阪氏が一緒に暮らし続けたとか、A氏とは未入籍のまま妊娠し自宅で出産したとか、2011年秋からA氏は家を飛び出し所在不明とか、母親名義の会社が破産してしまったとか、種々な噂が絶えない私生活のようです。社会生活上における本拠地と言える芸能事務所も、ボンド企画、フロム・ファースト、スターダスト・プロモーション、エイベックス・マネジメント、個人事務所エアジンと移り変わっていて、元々“安住の地”を得にくい生まれなのかもしれません。
アスペクト
アスペクトとして目立つのは土星を頂点とした「ヨッド」の名称で知られる三角形ですが、実質的に作用が強いのは、太陽を中心とした「小三角形アスペクト」の方です。つまり、「いて座」11度に位置する太陽を挟んで、「やぎ座」11度の木星と、「さそり座」10度の金星・11度の火星が形作る二等辺三角形です。この太陽で注目すべきは、「天職としての職業」や「社会的な成功」と関係が深いMC(南中点)と120度アスペクトであり、「先天的な外貌」や「対人関係」と深く関わっているアセンダント(上昇点・ASC)と135度アスペクトを形成していることです。したがって、彼女は自らの個性を活かした職業で成功しやすく、名誉や人気を得ていく可能性が強いのです。さらに外貌的にも輝きを発して注目を浴びやすく、社会的地位ある人からの支援とか恩恵を受けやすいのです。
MCの場合は太陽だけでなく、金星・火星からも150度アスペクトで、仕事への情熱がそのまま人気運や愛情運を高めるのに有効であり、さらに木星からも90度アスペクトで繋がれていて、仕事を通して経済的な出入りも激しいことが暗示されています。また金星と火星とは、0度アスペクトで重なっていますが、これは激しく情熱的な恋愛を示すものですが、男女間の問題ではトラブル生じやすい形でもあります。月と土星の150度アスペクトは、憂鬱感を抱きやすい性質を示し、生理・出産・親戚に関しても、何かと支障を伴いやすく、母親との関係や、住居環境上の問題なども抱えやすいことを表しています。太陽と水星が共に木星に対してタイトなアスペクトを持っているので、こと仕事に関しては恵まれる筈ですし、子供たちも知的で優秀な素質を持っていると思われます。
注目すべきトランジット度数
トランジット惑星の中で、彼女の人生にもっとも強く働きかけていると思われるのは土星です。彼女が映画「cfガール」で女優デビューとなった年、トランジットの土星は「やぎ座」11度に在って、出生時の木星と0度で重なり、太陽と30度、金星・火星と60度、MC(南中点)90度と種々なアスペクトで彩られています。次に彼女が高校を卒業して本格的な女優業に乗り出し、TVのフルーツインゼリーのCMを通じて世間の注目を集めた年、トランジットの土星はアセンダント(ASC)と180度の位置に在りました。
この年、トランジットの冥王星は出生時の月に0度で重なり、土星位置とも合わせて、私生活が大きく変化したことを物語っています。初めての写真集を出した年、トランジットの土星は「みずがめ座」17度に在って、出生時の土星位置と120度アスペクトを作っています。このとき、トランジットの海王星・天王星は「やぎ座」17度で出生時の土星に150度の作用を与えています。彼女が映画「四谷怪談」でヌードシーンを披露し、日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を獲得した年、トランジットの土星は「みずがめ座」11度に在って、出生時の金星・火星と120度、太陽と90度、木星と60度、MCと30度、アセンダント(ASC)と135度、と実にさまざまなアスペクトが形成されています。さらにトランジットの天王星は「やぎ座」24度に在って、アセンダント(ASC)と180度、見事に“変身した年”なのかもしれません。
保阪氏と結婚された1996年は、トランジットのドラゴンヘッドが「てんびん座」10度で“家庭・住居”を表す出生時のIC(天底)と0度で重なり、トランジットの木星が「やぎ座」11度で出生時の木星と0度で重なり、トランジットの土星は「おひつじ座」10度で出生時のICには180度アスペクトとなっています。不倫報道と離婚に至った年は、出生時の月に対してアスペクトが集中し、トランジットの木星から60度、土星から120度、海王星から90度です。不動産業A氏に出逢って同棲を始めた年は、トランジットの土星が「おとめ座」17度で出生時の土星と90度、トランジットの天王星が出生時の金星・火星に135度で“障害を抱えた男女の急接近”が暗示されています。そして2012年、トランジットの土星は「てんびん座」21度で出生時の天王星と0度で重なり、トランジットの天王星は出生時のIC(天底)に0度で重なり、家庭・家族・住居に変動が生じやすい星の動きとなっています。

【四柱命式の解説】

全体的特徴
「亥」月(冬季=水季)の「戊」日生まれで、地支に「子・辰」もあり、水季を強めています。<われ>としての日干「戊」の“根”として作用するのは、日支・時刻支の「辰・戌」だけです。年干や時干に「壬」が在って「偏財」を表出し、月令も得ていて<透干>し、若くして社会的に才能を発揮し、情感豊かでサービス精神も旺盛、投資的な事業に手を出しやすく、父親や目上に反発しやすい命式構成と言えます。日干支は「戊辰」なので、神殺星では「紅艶」が表出され、異性を惹きつける魅力を備えている生まれですが、異性間トラブルも生じやすいのが特徴です。日干支「戊辰」は、「日徳」という特殊な生まれでもあって、困った時でも必ず“救いの手”が差し伸べられる幸運児でもあるようです。神殺星では他にも「亡神」「白虎」「飛刃」等が出て、病気や怪我にも要注意の生まれです。「戊」生れは本来、生れた土地、先祖、住居、不動産との縁が在って、それらを大切にすることで成功と財運を得ていく傾向があります。ただ月干に「傷官」が表出されているので、あまり素直なタイプとは言えず、目上に反発しやすい傾向も見逃せません。
月干に「傷官」表出する女性は、結婚後、男児が生れると夫との関係に微妙な距離感が生じやすい傾向を持っているものです。元来、日支部分には「比肩」が表われ“兄妹のような関係”か、又は“友達夫婦”という形でないと長続きしにくいものです。日支「辰」と時刻支「戌」は180度の“冲関係”を作っていて、50代以降は先天的に異性関係が良くありません。
全体的には「偏財格」なので、世間に才能が受け入れられている時は、大きな収入や財運を得て、精力的に仕事で奔走し、目覚ましい活躍を見せるものですが、いったん仕事や事業が行き詰まると、本来備えていた才能まで失われ、膨大な借金を抱えてしまうのが特徴です。息子さんが成長してしまえば親孝行してくれるようになることは間違いありません。
運気的に注目すべき干支
彼女の人生を運気的に辿ると、日干支とまったく同一の「戊辰」年の「辰」月に、「真夜中のサブリナ」で歌手デビューを果たしています。生日干支と同一の年は、誰でも60年に一度廻って来るのですが、多くの場合“運命的な出来事”が生じる年となります。彼女の場合は幸運にも最初の本格的な仕事のスタートが同一干支となって“独り立ち”への第一歩を記していくことになります。ハウス食品・フルーツインゼリーのCMによって一躍脚光を浴びた1990年は「庚午」の年で、彼女にとっては「食神・帝旺」年となり、まさに運気とぴったりのCMを得て大ヒットしたことになります。初めて写真集を出したのは「壬申」の年で、命式上の「壬」と重なり、流年支「申」が加わることで、「申―子―辰」が揃って“三合水局”を形成し、「従財格」的な要素の強い命式構成となります。「従財格」は正式名称を「棄命従財格」と言って、自らを犠牲にして「お金のために奉仕する」とか「仕事のために命を張る」とか、日干が陽干の場合は「愛する人のために尽くしていく」とかいう形をとる―人生となります。なお「偏財」には“投資やギャンブル”の意味もあって、同じ「従財格」でも“偏財主体の従財”は、投資やギャンブル等の一攫千金的な事業と関わりやすくなります。したがって、金銭的な“出入りの激しい人生”が特徴となります。
彼女の場合、不完全ですが流年支が「申」や「丑」の場合は“水局”を形成するので、どうしてもそれに近い状態へと追い込まれやすいのです。不動産業のA氏と出逢ってすぐ同棲を始めた年も「己丑」年で、“方合水局”が形成され、結局、内縁の夫は彼女の母親をも巻き込んで、プラチナ入り飲料水の開発・販売を手掛けて破産へと追い込んでしまう結果となっていったようです。今年2012年は「壬辰」年で、再び「偏財」年であり、噂される「1億円でAV出演」という話も、運気的には十分可能性としてあるものと見られます。

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