今日の迷言・余言・禁言

学校とは「生きる理由」を見つける場所

現在、立命館大学の国際平和ミュージアムで10月28日迄「世界一貧しい元大統領から学ぶ本当の豊かさ」という企画展示が行われている。2012年の国連におけるスピーチで一躍有名となったウルグアイのホセ・ムヒカ大統領に関するパネル展示だ。この元大統領を慕って単身逢いに行き、インタビューしてきた女子大生らを中心に企画されたものだ。ホセ・ムヒカ氏は2010年から2015年まで大統領だった。けれども大統領公邸を嫌って、小さな農場で質素な暮らしのまま過ごしたことで知られている。そして収入の大半を施設などに寄付し続けた。彼は2012年に国連で「幸せとは何か」を問いかけた。どうすれば後進国を、もっと豊かに出来るかを話し合う場においてだった。「貧しい人とは少ししかものを持っていない人なのではなく、いくらあっても満足しない人のことである」この演説は有名になり、その質素な暮らしぶりから「世界一貧しい大統領」の称号を授けた。一時期、注目を浴びた大統領だったが、いつしか誰も顧みなくなっていた。けれども、その元大統領をずっと尊敬し続けていた少女がいた。やがてバックパッカーとなり、世界を巡り、そして元大統領に直接逢ってインタビューしてきたことで、彼女には「国連で働く」という夢が生れた。元大統領は彼女に言ったのだ。「素晴らしい人生とは、生きる理由を持っていることだ」そして「学校っていうのは、生きる理由を見つける場所なんだよ」これ以上の“教え”があるだろうか。誰しも人生の中で、さまざまな人から影響を受ける。そして、多くの人にとっては“他愛もない出来事”が、或る人にとっては“特別な出来事”になる。文字通り“生きる理由”を見つける出来事になるのだ。感受性のもっとも強い十代後半は、同時に“生きる理由”を見失いがちな時代でもある。それが何であれ、見つけることが出来た人達は「素晴らしい人生」を歩めるかもしれないのだ。


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