今日の迷言・余言・禁言

安心の“ひきこもり”と、心配の“ひきこもり”

内閣府で「ひきこもり」の実態調査が行われた。とりあえず全国で50万人以上の“ひきこもり”が存在していることが確実となった。もちろん“ひきこもり”の線引きは難しいので、実際の人数がどれくらいかは本当のところわからない。ただ50万人以上は確実に存在しているというだけで充分である。思えば私自身も、十代の一時期“ひきこもり”状態だった。今考えると、私は時代的にずれていれば特別“珍しい存在”ではなかったのだが、何しろ大昔なので当時としてみれば“珍しい存在”だった。実は“ひきこもり”だけでなく、“不登校”や“リストカット”など、それから何十年も経って流行(?)するようなことを行っていたのだが、今から思うと、みな懐かしい。そうすべてが“懐かしい出来事”で、夢の時間のようでさえある。人は多かれ少なかれ青春時に悩むものだ。早熟だった私は、十代半ばで一時的に“時間が止まり”、そういうような恥ずかしい「さまよえる時間」を過ごしたのだ。そして、そうだからこそ、人一倍“人の傷み”が分かる人間に成長したのだと今は思っている。あの一時期がなければ、私は「占い」世界に身を置いていたとしても、多くの人たちの“傷み”を実感として“理解できる人間”とはならなかったはずで、そういう意味でも貴重な時間だったと思っている。人は、人生の一時期、道を外れたり、しゃがみこんだり、身動きができなくなったりする時がある。それはそれで後から“貴重な体験”となる。だから、焦りさえしなければ、自暴自棄となって放棄さえしてしまわなければ、必ず、“やり直そうとする”本能が働く。そういう可能性のある“ひきこもり”は、だから安心して良いのだ。見守ってあげるだけでよい。心配な“ひきこもり”は“完全拒絶型”で、周囲すべてに反抗的なタイプだ。犯罪予備軍的な要素を持っている場合は、優しさや放任が“逆効果”となるので注意しなければならない。


最近の記事はこちら

『この占いがすごい!2018年版』は300頁以上のボリューム

私の本はそれでなくても“ぎゅうぎゅう詰めの本”が多く、一般書籍の文字量からすると多めに構成されている。もっとも編集レイアウトが上手く整理・工夫されているので、読みにくくはない。本来であれば、二冊に分け…続きを読む

もう漢字一文字の時代ではないのかも…

今年の漢字一文字は「北」となったそうだが、誰もが感じているように、いまひとつピンとこない。そのせいかどうか知らないが、さまざまな人達が自分にとっての今年を漢字一文字で公表している。昨日、離婚が正式合意…続きを読む

「ふれあい」で“地位”も“名誉”も失う時代

いつからだろうか。「ふれあい」が「セクハラ」という言葉に変わったのは…。もはや優しく抱きしめるとか、肩を抱き抱えるとか、そっと頭を撫でてあげるとか…そういう行為も、みんなみんな「セクハラ」にされて、職…続きを読む

「♪心ひとつで…」大寒気に襲われる日本

どっかで聞いた気もするけど、よく知らない言葉の一つ「ラニーニャ現象」。海流と大気の状態から、今後一年、日本全体が低温化する可能性がある現象がペルー沖で発生したらしい。まずい。寒いのは困る。それでなくて…続きを読む

自らの「終活」に入った明石家さんま氏

18日に放映されるNHKの音楽番組で、タレント明石家さんま氏が元妻で女優の大竹しのぶさんを“禁断ゲスト”に招き、二人でトークやデユエットを行ったという。別の局だが、最近、明石家氏は単独トーク番組で“真…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.