今日の迷言・余言・禁言

安心の“ひきこもり”と、心配の“ひきこもり”

内閣府で「ひきこもり」の実態調査が行われた。とりあえず全国で50万人以上の“ひきこもり”が存在していることが確実となった。もちろん“ひきこもり”の線引きは難しいので、実際の人数がどれくらいかは本当のところわからない。ただ50万人以上は確実に存在しているというだけで充分である。思えば私自身も、十代の一時期“ひきこもり”状態だった。今考えると、私は時代的にずれていれば特別“珍しい存在”ではなかったのだが、何しろ大昔なので当時としてみれば“珍しい存在”だった。実は“ひきこもり”だけでなく、“不登校”や“リストカット”など、それから何十年も経って流行(?)するようなことを行っていたのだが、今から思うと、みな懐かしい。そうすべてが“懐かしい出来事”で、夢の時間のようでさえある。人は多かれ少なかれ青春時に悩むものだ。早熟だった私は、十代半ばで一時的に“時間が止まり”、そういうような恥ずかしい「さまよえる時間」を過ごしたのだ。そして、そうだからこそ、人一倍“人の傷み”が分かる人間に成長したのだと今は思っている。あの一時期がなければ、私は「占い」世界に身を置いていたとしても、多くの人たちの“傷み”を実感として“理解できる人間”とはならなかったはずで、そういう意味でも貴重な時間だったと思っている。人は、人生の一時期、道を外れたり、しゃがみこんだり、身動きができなくなったりする時がある。それはそれで後から“貴重な体験”となる。だから、焦りさえしなければ、自暴自棄となって放棄さえしてしまわなければ、必ず、“やり直そうとする”本能が働く。そういう可能性のある“ひきこもり”は、だから安心して良いのだ。見守ってあげるだけでよい。心配な“ひきこもり”は“完全拒絶型”で、周囲すべてに反抗的なタイプだ。犯罪予備軍的な要素を持っている場合は、優しさや放任が“逆効果”となるので注意しなければならない。


最近の記事はこちら

不気味な「予言論文」が示唆する「次のコロナ」

都市伝説的に過去の時代「既にそれは予言されていた」という出来事がしばしば存在する。そういう可能性を秘めている“不気味な医学論文”が存在する。それは医学の専門誌で2008年に発表された8人の連名研究者に…続きを読む

「才能発揮」には忍耐強さも必要

昨日、毎年行われる「プロ野球ドラフト会議」が行われた。新人選手に対する“スカウト交渉権”を得るための場だが、今年の場合さまざまな面でいつもとは異なり、異色のドラフト会議になった。私が何よりも感じたのは…続きを読む

混乱の「大阪都構想」“言い出しっぺ”は居ない

11月の1日に“住民投開票”が行われる「大阪都構想」の“賛・否”が揺れに揺れている。住民自体の意見が「真っ二つに割れている」のが現状のようだ。アンケート調査を行っても、年代別、男女別、政党支持別で、そ…続きを読む

「500年前の件」で謝罪し、絵文書も貸せ⁉

500年前、現在のメキシコは「アステカ王国」だった。それなのにスペイン人たちがやって来て、先住民たちに対して残虐な行為を働き、略奪をし、服従させた過去を持っている。だから「謝れ」と、現メキシコのアムロ…続きを読む

ホテルに残された「遺影」「骨壺」は忘れ物なのか

客足が戻りつつあるホテル業界だが、そのホテルマンが語ったという“忘れ物”についての記事が興味を引いた。ホテルの忘れ物で圧倒的に多いのが「スマホの充電器」「アクセサリー」「洋服」の三種であるらしい。確か…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.