今日の迷言・余言・禁言

安心の“ひきこもり”と、心配の“ひきこもり”

内閣府で「ひきこもり」の実態調査が行われた。とりあえず全国で50万人以上の“ひきこもり”が存在していることが確実となった。もちろん“ひきこもり”の線引きは難しいので、実際の人数がどれくらいかは本当のところわからない。ただ50万人以上は確実に存在しているというだけで充分である。思えば私自身も、十代の一時期“ひきこもり”状態だった。今考えると、私は時代的にずれていれば特別“珍しい存在”ではなかったのだが、何しろ大昔なので当時としてみれば“珍しい存在”だった。実は“ひきこもり”だけでなく、“不登校”や“リストカット”など、それから何十年も経って流行(?)するようなことを行っていたのだが、今から思うと、みな懐かしい。そうすべてが“懐かしい出来事”で、夢の時間のようでさえある。人は多かれ少なかれ青春時に悩むものだ。早熟だった私は、十代半ばで一時的に“時間が止まり”、そういうような恥ずかしい「さまよえる時間」を過ごしたのだ。そして、そうだからこそ、人一倍“人の傷み”が分かる人間に成長したのだと今は思っている。あの一時期がなければ、私は「占い」世界に身を置いていたとしても、多くの人たちの“傷み”を実感として“理解できる人間”とはならなかったはずで、そういう意味でも貴重な時間だったと思っている。人は、人生の一時期、道を外れたり、しゃがみこんだり、身動きができなくなったりする時がある。それはそれで後から“貴重な体験”となる。だから、焦りさえしなければ、自暴自棄となって放棄さえしてしまわなければ、必ず、“やり直そうとする”本能が働く。そういう可能性のある“ひきこもり”は、だから安心して良いのだ。見守ってあげるだけでよい。心配な“ひきこもり”は“完全拒絶型”で、周囲すべてに反抗的なタイプだ。犯罪予備軍的な要素を持っている場合は、優しさや放任が“逆効果”となるので注意しなければならない。


最近の記事はこちら

お遊びの「宝探し」を“神”は許さない

「宝探し」という言葉から、あなたは何を思い出すだろうか。海に沈んだ“財宝”、山奥に隠された“金塊”、埋葬された遺体と“黄金”、密林の向こうの“黄金遺跡”…いくつかのパターンやシーンが頭に浮かぶ。そうい…続きを読む

「ご要望がある限り…」という“名言”

「グラビアアイドル」という名称は、いったい誰が付けたのだろう。誰なのかはわからないが、よくよく考えると“奇妙な名称”である。だが、何となくは理解できる。そして実際に、そういう形で多くの女性達が“仕事”…続きを読む

「聖なる殺人もする」思想教育の恐ろしさ

最近、日本ではあまり「IS(イスラム国)」のことがニュースで取り上げられなくなった。けれども、刻々と情勢は変化し、5月28日早朝のロシア爆撃機スホイ34、戦闘機スホイ35の空襲で「IS(イスラム国)」…続きを読む

「神様」と「運命」

時々「神様」や「運命」は平等だろうか…と考える。正直、どちらも平等だとは思わない。私は大昔、ラジオの深夜放送をよく聴いていて、時々その番組のパーソナリティー宛に、ちょっとした詩やエッセイや物語の混ぜこ…続きを読む

「地球は生きてるんだ!」と、噴火は続く

今年4月、またまた「西之島」が再噴火した。2013年11月に噴火を始めて、2015年11月にいったん沈静化、これで収まるのかと思いきや、2017年4月に再噴火、現在も噴火継続中であり、島は少しづつ大き…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.