今日の迷言・余言・禁言

宗教は人類の「救い」か「妨げ」か

世界における「新型コロナウイルス」の感染者数を見比べていくと、ある“事実”に気が付く。信仰心が強い国、国家的に一つの宗教が深く根付いている国、そういう国に感染者数が多い。これはもちろん、教会とかモスクとか、そういう宗教的な建物の内部で、密接しながら祈りを捧げるからで、或る意味では“当然”だと言える。わが日本は、その点、密接宗教の勢力は限られているので、そういう意味では“集団感染”が食い止められている。但し、日本の場合、真夜中の“飲食店”が“密接する場所”になりがちで、酒を仲介しながら「愛」の“信仰”が捧げられたりする。人は弱いので、誰でも「神」に接近したがる。その結果としての教会であり、モスクなのだ。神様は“平等”だから、キリスト教であれ、イスラム教であれ、その他の宗教であれ、夜のお店の“女神”であれ、接近する者達の中で感染者を増やしていく。最近、“人種間差別”の問題がクローズアップされてきてもいる。この“差別”を救ってきたのは、ほかならぬ“宗教”である。アメリカはキリスト教が深く浸透していく中で、人種問題を克服したかに見えた。ところが、ここに来て“宗教への依存”が薄らぐ中で、もう一度「人種問題」が“経済問題”や“感染比率”とセットで問題視されることが多くなった。もし、一時期のようにキリスト教が勢力を伸ばせば、人種問題だけは薄れていく可能性が強い。人間は、矛盾を解決する手段の一つとして「神」の存在をクローズアップさせ「最終的には平等」という理論で、大衆を納得させてきた。特に“眉の濃い”イスラム教徒は、自分たちに続く子孫が“神からの恩恵を受ける”ということで、目の前の理不尽さを克服してきた。これらが根本的に崩れ去るとき、社会秩序が保てなくなるのが“信仰心の強い国”なのだ。だから、本能的にも、人々は一緒に祈りを捧げようとする。神に“救い”を求めることで、人々は“安らぎ”を得られ、死が近づくとしても、怖くはないのだ。


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