今日の迷言・余言・禁言

小池都知事に待っているもの

石原元都知事に対しての“無意味な記者会見”は、やがて生まれて来るだろう小池現都知事に対しての“バッシング報道”を私に想起させた。マスコミは、時に持ち上げ“強力な援軍”にもなるが、時が変われば“正義の仮面”をかぶった敵にも変わる。マスコミ出身の小池百合子都知事は、今のところマスコミを上手く活用して味方につけているように見えるが、徐々に“その矛先”が自分に向けられていく時がやって来るだろう。猪瀬知事が沈み、舛添知事が沈み、石原知事が沈んだら、あと残るは彼女しかいないのだから…。そのご高齢のせいもあってか、石原慎太郎氏にかつての勢いはなかった。私が気になったのは、彼の顔貌の中で人相上“移動・移転”を示す“右こめかみ部分”に黒い斑点がいくつも見られたことである。その黒さが、単なる“老人性そばかす”とは微妙に異なっているように見えた。ただ彼の主張は、根本的に間違っているわけではない。行政の仕組みとして、担当専門家や科学者たちがOKを出し、議会でも通る見通しのものを都知事が承認するのは至極当然なことで、専門外のものに対して“権威”という立場だけで「異」を唱えたとしたなら、その方が問題である。世界中のあらゆるトップが、そういう形で“承認”を下し、行政は機能している。まあ、トランプ大統領は違うかもしれないが…。そういう意味では、問題を“振り出しに戻した”小池現知事の方が、行政の仕組みという点からいえば、理解に苦しむ“差し戻し”議論で挑んで来たことになる。何となくの印象として、確かに小池氏は“庶民の味方っぽい”雰囲気を持っているかもしれない。けれども、実質的には都政の“進み方”は必ずしも迅速とは言えず、大衆やマスコミの支持というのは案外“気紛れ”なものだ。彼女がマスコミからバッシングされる場面は見たくないが、その時期は近いかもしれない。


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