素顔のひとり言

巨大な机、椅子、書棚の新たなるスタート

2007年3月2日、これまでの古いマンションから、新しく建ったばかりのマンションへと引っ越しました。色々な想い出が詰まったマンションでしたが、一昨年辺りから、妙に動かなければ…という思いが強まり、我慢できなくなって、とうとう新たなるマンション探しが始まりました。

最初は賃貸で探していたのですが、中々思うような物件がなく、いつしか分譲物件を当たることになりました。こうして最終的にたどり着いたのが、このマンションでした。

まず、地理的な問題でした。札幌の中心部になるべく近いこと。風水的観点から、条件の良い場所であること。なるべく眺望の良いマンションであること。地下鉄の駅に近いこと。

これらの条件をすべて満たしてくれるマンションというのは、実際には中々見当たらないものです。特に、占い師である以上、風水的観点から、条件の良い場所であることは絶対的ともいえる条件です。ところが、これが中々ないのです。いや、正確に云えば存在はするのですが、地下鉄の駅から遠い場所が多いのです。私は、自分が車を持っていないこともあって、地下鉄の駅から遠いところは、どんなに他の条件が良くても呑めないのです。

出来れば地下鉄の駅から3分以内というのが、私の希望です。他の部分が満たされていれば、5分までなら一応OKと思っていました。いったん、決めかけたマンションは、大通駅から5分の位置にありました。14階建ての12階で、すでに出来上がったばかりでした。街の中心に近く、12階という高さも気に入りました。3LDKとしては、やや狭いかもしれないけれど、場所だけで云えば、風水的には悪くありません。それに、独身女性や新婚さんが多く入居している、という説明も私には好都合に思われました。マンション自体から見て、東側に位置する部屋であることも、私の望みにかなっていました。

ただ一つだけ、私には気になる部分がありました。それは部屋の南東部分が欠けていることでした。もう一つ、街の中心に近いため、棟の形が完全に箱型で遊びがないことでした。南東部分と云うのは、その人の信頼度に関わり風水上きわめて重要です。私は、最後まで迷いました。いったん、決めかけ家具屋さんで種々注文まで出したのです。結果的には迷いに迷って、それをキャンセルしてしまいました。

振り出しに戻って、新たなるマンション探しが始まりました。まるで恋愛のように、いったん断っておきながら、やはりキャンセルすべきではなかったのではないか…という後悔も頭を掠めることがありました。

ある日、インターネット上で新たなマンションを見つけ出しました。これだ! 私は迷いなくこのマンションのDタイプの最上階を希望しました。ところが、電話をかけて見ると、早くも15,14,13までの階は決まってしまった…と云うのです。12階は、以前のマンションと同じでした。一瞬、迷ったのですが、これ以上の風水的に良いところは見い出しがたいと考えた私は、即、購入を決めていました。

以前のような迷いはありませんでした。地下鉄駅出口から3分であること。図面上では地下鉄線路のカーブ内位置に建つこと。東から南東位置にかけて豊平川が流れていること。さらに西側をメイン道路が走っていること。棟の南側に庭も造られること。歩いても10分ほどで大通り駅に着くこと。Dタイプは棟の一番東側にあり、ベランダがもっとも広いこと。さらに、東側、南東側、南側に、それぞれベランダがあること。角地で橋の袂に建つため、半永久的に眺望が保障されていること。浴室が東側に来ること。キッチンが南東に来ること。南東側のベランダが、やや出っ張りとなってカーブしていること。リビングが南東から南に位置すること。

風水的観点から、これだけの条件を引き出すことは容易ではない。

実際にマンションが出来上がるまで、時間があったせいもあり、今度は家具店からではなく、インターネットを通じて主要な家具を買うこにしました。さまざまな家具類を見ている内に、私は自分が無意識でイタリア家具に強く引き寄せられているということを知りました。それも、どちらかというとセミ・クラシック系の家具類でした。それらは、中々一般の家具店に置かれることは少なく、また高価でもありました。新しいマンションに暮らすのであれば、家具類も新しく豪華なものにしたいと思うのは人情です。もっとも、経済的には決して裕福ではない私には、それらの購入は大きな決断を必要としました。

けれども、時間があったせいで、何回もネットで見ていると、しだいに我慢できなくなってしまったのです。こうして、高価なイタリア家具の注文が開始されました。ただ一つの店のみからだけでなく、種々の店から購入する結果となりました。最終的に8つくらいの店に注文を出していました。これが、まず間違いの元でした。種々なところで購入すると、当然のことながら種々なところから届きます。これが、引越し時でなければ種々なところから届いても、何とかなるのです。ところが引越しに合わせて届くよう手配すると、どうしても何所から何時くらいに届くのか、混乱してきてしまうのです。そうして、何所からのがまだ来ていないのか、判別できなくなってしまうのです。

しかも、ネットというのは写真ですから、実際の見た目とは違っているものです。大きさも材質も大体は解かりますが、ハッキリしない部分もあります。これらで一番の失敗は、机と椅子と書棚でした。これらは、いずれもあまりにも巨大で、届けられたとき言葉を失ったほどです。中でも椅子は、あまりにも馬鹿でかく大巨人の椅子のようでした。机も想像以上に大きく、立派なものでした。立派なのは良いのですが、あまりに重く、分厚く、動かすのでさえ一苦労なのです。

一番困ったのは書棚でした。きちんと部屋の高さを見極めた上で注文すれば良かったのですが、マンションなので部屋の天井には張りが出っ張っていたのです。これを見逃していたため、最初考えていた部屋には、書棚がおさまらず、急遽部屋を変更しなければならなかったのです。それでも、何とか机も書棚も椅子も、部屋の中に収めることができました。今回はすべてそうですが、ぎりぎりセーフといったところです。

私の部屋は、まるで立派な社長室のような雰囲気になってしまいましたが、風水的観点から見ると、社会的地位には恵まれても人気運には乏しそうな気がしてしまいます。まあ、それでも、立派な部屋で新たなるスタートを切るのも「神が私に授けた部屋」と考えれば、何とありがたく、恵まれたスタートと感謝すべきことかもしれません。そして巨大な椅子や机負けないようベストセラーの著述を生み出さなければなりません(?)。


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