今日の迷言・余言・禁言

愚かな青少年を生む「教育の無償化」

時々、他人事ながら「大丈夫なのか」と心配してしまうのが「民進党」が打ち出してくる政策である。今回も次期衆議院選向けに新たな政策をいろいろと掲げたのだが、その筆頭に「大学までの教育無償化」という目玉公約がある。こういう政策が本当に“将来の日本に役立つ”と信じているところに、民進党の“救い難さ”がある。このような政策は“愚かな青少年を生む”元凶でしかない。どうして、それが判らないのだろう。こんなことはあまり書きたくないが、私は“極貧の家庭”で育った。したがってPTA会費や給食費も払えず、それを児童全員の前で教師から叱られ、黙ってうなだれるしかなかった少年時代を過ごしている。それゆえ、貧しい家庭の在り方、貧しい子供たちの学習について、誰よりも知っている。だからこそ、私は「大学までの教育無償化」は大反対なのだ。“学ぶ”ということの中には、真剣さや必死さがあった方が身に付きやすい。楽々と学ぶ環境は“真剣さ”や“必死さ”を奪う元凶となる。自分でお金を出さずに、大学を出ることができる環境は、一見“理想的”に思えるかもしれないが、記憶するだけの勉強にしかならず、人生体験として有効にならない。親の苦労を肌で感じ、自分自身も種々煩悶しながら、それでも“必死で学位を取ろうとする”そういう中から偉人は生まれるのだ。誰もが大学へ入れて、誰もが平等であるかのような“エセ理想郷”は脆くも崩れる。多くの歴史がそれを証明しているではないか。“大学に行ってやっている”などという不遜な学生が必ず出て来るのだ。どうして、そんな簡単な図式が解らないのだろう。貧しい家庭に“お金を出してやれば喜ぶ”とでも思っているのだろうか。党内には真の教育者もいるはずなのに、なぜ反対しないのか。


最近の記事はこちら

「竜宮の遣い」出現は“幸運”?“災い”?

「リュウグウノツカイ(竜宮の遣い)」と呼ばれる“深海魚”をご存じだろうか。深海魚であるから、滅多なことでは姿を現さない。体長が3m以上ある太刀魚に似た体形の奇妙な魚類である。昨日、舞鶴市の沖合でこのリ…続きを読む

「正義」に固執しすぎる時代

最近のニュースには「正義」というものに固執し過ぎているものが多い。特に「絶対正義」だ。その時、正義でも時代が変わることで、正義でなくなってしまうことは少なくない。例えば太平洋戦争の時代、お国のために“…続きを読む

ただ働きで借金⁉「連邦職員はつらいよ」

昨年末からアメリカの政府機関が閉鎖したままになっている。当然のことながら、そこで働く人たちに給与は出ていない。その数約80万人である。政府機関の中には仕事そのものも休止した状態で閉鎖されたままの部署も…続きを読む

「もう一つの学校」が必要な時代

中学校などの教育現場で今、深刻な状態を引き起こしているのが「隠れ不登校」の問題だ。病気とかイジメとか精神的な問題から「不登校」が生じてしまうことはしばしば耳にする。学校側が定義する「不登校児」というの…続きを読む

「天使のはしご」で空を飛ぶ

ときどき神様はイタズラをする。神様というのはイタズラ好きなのだ。「天使のはしご」も、その一つなのに違いない。昨日、朝、東京上空には「天使のはしご」が降りた。私はその名称を知らなかった。重く垂れこめた雲…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.