今日の迷言・余言・禁言

手持ち“物件”すべて「30%引き」賭けに出た⁉

ときどき海外企業の“大胆な戦略”に度肝を抜かれることがある。特に大胆なのは中国だ。昨日から、中国不動産の大手である「中国恒大集団」では、手持ちの“全物件”を1か月間すべて“30%引き”する大胆な企業方針を打ち出した。ビル価格や住宅価格の“正統価格”からの30%引きでは、不動産事業は実質的には成り立たない。つまり、売れても収益率は極端に悪化するので、もちろん儲けられない。にもかかわらず、これを実施するのは、この企業が多額の負債を背負っているからだ。要するに“手元の現金資金”が必要なのだ。だから、収益悪化を覚悟での一大キャンペーンを張る。それでも“売れない物件”は、どうするか。その場合には、さらなる値引きを決行する。30%値引きの値から、さらに12%値引きしても「売る」というのだ。大丈夫なのか。よその国ながら心配になる。日本で、もし、これと同じことをやったらどうなるか。考えたいところだが、日本企業はそこまでの大胆さはない。せいぜい10%値引きくらいが良いところではないだろうか。10%であっても、5000万のマンションなら4500万になる。このくらいなら、日本でも出来そうな気がするのだが、余程“売れ残った物件”ならそうするかもしれないが“一律値引き”は日本では絶対にしない。「なにも売れている物件まで値引きする必要はない」と考えるのが日本人だ。ましてや例えば1億円の物件を7000万円で差し出す…という離れ業はなかなか出来ない。そういう点からいうと「中国恒大集団」の、その後の状況をぜひ知りたいものである。中国人という民族は、元々“賭け事”が好きである。マカオのカジノ場も、シンガポールのカジノ場も、中国人で溢れている。アメリカは中国との貿易交渉で手こずっているが、案外、この中国人の“賭け好きな性質”を利用すれば、アッサリと交渉成立するのかもしれない。


最近の記事はこちら

「500年の寺院」と一体化したホテルが誕生

どのホテルに泊まるかによって、旅の想い出は大きく変わってくる。せっかく京都に泊まるなら、“京都らしいホテル”が良いに決まっている。そこで、おススメなのが9月28日から開業する三井ガーデンホテルだ。一見…続きを読む

占星学による「死」の予兆

人間にはさまざまな“生き方”がある。それらを批判することは簡単だが、それらから“学ぶ”ことの方が人生には役立つ。昨日、タレントの岸部四郎氏(71歳)が今年8月28日に心不全で亡くなっていたことが公表さ…続きを読む

現存する世界最古(⁉)「金箔天文図」公開

何となく「金箔天文図」などと言うと“妖しく”聴こえて良い。実際に金箔を貼り付けた天文図なのだから「金箔天文図」であるのは間違いがない。そして、現存する天文図としては一応“世界最古”であることも事実だ。…続きを読む

「ノーベル平和賞」って“何”だろう

「世の中」には、“わからないこと”というのがいろいろとある。「ノーベル平和賞」という「賞」もその一つだ。まず、科学的な「賞」と違って、その根拠というのが今一つ解かりにくい。例えば今年度の「ノーベル平和…続きを読む

「波木星龍インタビュー記事」は誰に役立つ⁉

時々よく解からない取材や問い合わせが来る。私に対する“インタビュー取材”も、そういう“わからないこと”の一つだ。過日も別々の電話占いの会社から“取材”を受け、それが記事としてまとめられた。その一つは「…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.