今日の迷言・余言・禁言

挫折と懊悩が、その人に「人間的な深み」を与える

俗にいう「人間的な魅力」にはさまざまなものがありますが、中でも代表的な魅力の一つに「人間的な深み」があります。これは若い世代にはなかなか見掛けることの少ない魅力の一つで、或る程度“年齢を重ねた”後に増してくるのが特徴です。しかも、一言ではなかなか表現しにくいもので、その人の持っている“独特の雰囲気”から醸し出されることが多いようです。この“摩訶不思議な雰囲気”が醸し出される人たちの共通性として、人知れず大きな「挫折」や「懊悩」を経験しているケースが圧倒的に多いということです。重要なのは“人知れず経験している”という部分で、その方が「人間的な深み」を、より増していくようです。だからと言って、本人がその挫折や懊悩を語ることはめったにありません。多くの場合は“穏やかな表情”をもち、決して大声を出すとか、強引に物事を進めていくようなことがありません。どのような人に対しても、黙って頷き、さりげなく親切で、そっと見守っています。


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