手相教室

掌の記号の種々相―四角型と格子型

掌の記号の種々相―四角型と格子型

b-1のように人差し指の下にやや大き目の四角型が出るのは、教育関係者に多く見かける相であって、大変指導力に富んだ教育熱心な人であることを物語る相です。また信仰心も強くて、社会への貢献やボランティア活動にも関心を持っている方が多いようです。仮に仕事上の窮地に立っても、周囲の尊敬を集めているところから、必ずその名誉・立場は守られます。

b-2のように中指の下、土星丘上で運命線に触れる形で四角型があるのは、社会的な地位・名誉の失墜から救われる形で、冷静で注意深い性質を持っているのが常です。同じ土星丘にあっても運命線に触れることがなければ、高い所からの転落事故で九死に一生を得るサインとなり、登山家やトビ職、消防士、スタントマンなどの手に見受けることがあるものです。

b-3のように途中ずれながら上昇する二本の太陽線を繋ぐ形で、四角型が出現するのは、いったん失われかけた人気や財産をギリギリのところで盛り返していく形で、一時的なスキャンダルや事件に巻き込まれやすい傾向をも暗示させる相です。この場合、低迷する期間は数年間に及ぶのが特徴で、すべて失いかけた時、不死鳥のように蘇るチャンスが与えられます

b-4のように生命線の途中で、やや大き目の四角型が出現して破れた二本の生命線を繋ぐ形となるのは、死の危険と隣り合わせの日々を経験する形で、戦時下における捕虜生活の体験者などにしばしば見受けられます。車の事故などの場合、一度で収まる形ではなく、何度か危機に遭遇するのが特徴で、そういう中でも奇跡的に生命は保証されている印しなのです。

b-5のように運命線に大きな破れがあって、それを繋ぎ合せるかのような形で、四角型が出現するのは、職業や環境の劇的な変化によって、一時的に悲惨な状況に追い込まれる人の相ですが、やがて大きなチャンスを与えられて才能や手腕を発揮し、見違えるほど恵まれた生活へと変わっていく人の相です。一時的に才能発揮の場が失われても、守られて復活します。

b-6のように生命線にごく接近する形で、その内部に四角型が出現しているのは、収監・軟禁・強制入院・監禁などの状態に置かれやすいことを表わしているもので、一時的に生命が危ぶまれたりしても、予想外のバックアップがあって危険から無事脱出することが出来ることを物語るものです。本人が望む形の入院などの場合は、このような相として出現しません。

b-7のように生命線の内側に見られる四角型であっても、その上部に生命線と平行して出てくる四角形の場合は、どんな危険な状況であっても生命が保護される形で、争いごとを好まず、冷静で普段から落ち着きのある性質をも物語る相です。仮に、争い事に巻き込まれるようなことがあっても暴力沙汰とはならず、事故や怪我からも奇跡的に救出されるものです。

b-8のように生命線から枝分かれする移動線に沿って四角型が出現するのは、旅行中や移動中の事故・アクシデントから生命が奇跡的に守られる形で、戦時下における海外の日本兵などにしばしば見受けられた相です。このような相がある場合、航空機や船舶での移動だけでなく、滞在中のホテルにおけるアクシデントにも悩まされることがあったりするものです。

b-9のように感情線付近で、小指下方向に向かう水星線が四角型でつながっているのは、経済的なピンチの連続となることを物語る相であって、事業や商売で窮地に立たされることが多いものですが、予想外の所から救いの手が差し伸べられる形で、最終的に経済的なピンチを脱出することになる人の相と云えます。ただ、数年以上ピンチの状態が続くのが普通です。

b-10のように結婚線に沿うような形で、小さな四角型が出現するのは、配偶者または恋人など愛する人が長期にわたって入院する、又は入獄される状態を表わすもので、半年以上前から出現することがあるので注意しなければなりません。なお、配偶者も恋人もいない場合、恋愛しても結婚に結びつくような相手がなかなか出現しないことを表わすこともあります。

b-11のように頭脳線と感情線との中間領域、火星四角形内に太陽線や運命線の一部を使って大きな四角形が出現するのは、周囲の人たちに恵まれ、才能・手腕が引き出されて成功していく人の相となります。この相の特徴は、多くの力になってくれる人たちがいつの間にか集まり、その結果として長期的に事業・商売が繁栄し、財産を増やすことが出来る点です。ます。

b-12のように生命線内部のやや上部に、格子型が出現するのは、多情多感でサービス精神の旺盛な人の相であって、異性からの人気も高く、その点から問題が生じやすい傾向を持っているようです。多少、気が多いと云うか、浮気っぽいと云うか、一人の相手だけでは満足できないような傾向もしばしば見受けられ、女性は特に問題を引き起こしやすいようです。

b-13のように親指の第二節間に、やや大き目の四角型と、その内部に星、又は十字が出現するのは、莫大な財産を築きあげたような人に見受けられる相であって、黙っていても財産が増大していくようです。この相は、一説に莫大な財産を相続する人の相、と云う解釈もありますが、私の経験では自分で財産を築きあげていく形で、相続と云うのはやや疑問です。

a-13のように頭脳線の末端に星型や十字型があるのは、悩み多き人に見受ける相であって、仕事に対して限界を感じやすい人の相と云えます。中高年の場合は、しばしば危険な兆候を意味し、精神の均衡を失って、発作的に自殺を考えるなどしやすい傾向がみられます。思いもかけぬ事故・怪我によって、それまでとは180度異なった環境に追い込まれるようです。

a-14のように頭脳線上で、中指下に位置する部分で、くっきりと十字型が出現しているのは「神秘十字形」の変形であって、霊感鋭く、宗教や運命学、或いは呪術を極めていく人にしばしば見受けられます。本来「神秘十字形」は頭脳線と感情線との中間に大きく刻まれるのが特徴ですが、このように小さくても神秘的な能力を発揮することは共通しているようです。

a-15のように頭脳線の途中で、その線上に触れるか触れないかギリギリのところで、小さな十字型が出現しているのは、怪我・事故の多い人の相であって、この十字が一時的に出現しているなら、数か月の間だけは、人一倍用心するのが賢明と云えます。永久的に出現している場合は、特に目に関連する疾患や、脳神経に関連する事故などに要注意の相となります。

a-16のように生命線上にやや大き目の星型が出現するのは、突発的な病気・事故によって生命が脅かされる形で、普段、健康だからと云って油断はできません。このような徴が生命線上に出現するのは、激しい痛みや苦悩を伴う外部要因が働くケースが多く、病気であれば急病で激しい痛みを伴い、事故である場合は手術を必要とするような怪我が一般的です。


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