今日の迷言・余言・禁言

気負いがなくなると、人は“自由”になる

かつて一世を風靡した歌手の沢田研二がステージ上で歌詞を忘れ、土下座してファンに謝ったらしい。今年はデビュー50周年だそうで、そのための全国ツアーも予定されているらしい。それにしても「沢田研二」は変わった。心身ともに変わった。「心」の方でいえば“裸”になった。もう少しわかりやすく言えば“気負い”がなくなった。「身」の方でいえば“普通のおじいちゃん”になった。“カッコいい熟年”にはならなかった。どう見ても“カサブランカ・ダンディー”ではない。どこにでもいる“中年太りのおじいちゃん”でしかない。つまり、彼は本当の意味で「かつてのアイドル」から卒業したのだ。自分を“昔のアイドル”と思わなくなれば“自由”になれる。外見も、言動も、誰に対しても、気を使わなくても済む。これこそまさに“真の自由”なのだ。ところが、実際には、これがなかなか難しい。別に芸能人でなくても、有名人でなくても、“老いていく自分の姿”をさらすのは勇気がいるものだ。けれども、本当はその方が“楽”だし、楽しく生きられる。確かに老齢となっても、若き頃そのままをほうふつとさせる人はいる。緊張感を保ち、時代に乗り遅れないよう気を配り、スマートに仕事を続けている人たちはいる。けれども、そういう“生き方”は確かに素晴らしいが、ちょっとだけ疲れる。その一方で、もう“普通に年老いていくよ”と悟りきった人たちもいる。もちろん、どちらが良いかは一概に言えず、その人の“人生観”に掛かっている。私は昔、緊張感を保ち、最期まで“理想を追い求めていく”生き方に憧れていた。けれども、最近の外貌はどうだ。とても緊張感を維持している体形ではないし、緊張感を維持している頭脳でもない。やはり「神様」は“運命を平等”に授けているのだろうか。


最近の記事はこちら

「国産ウナギ」が“輸入物”に負ける?

今年は“暑い”らしい。他人事のようなことを言うのは、北海道に暮らしているからだが、それでもやっぱり真夏は暑い。そこで多くの食卓には「うなぎ」が登場する。今週7月20日は「土用の丑の日」。ところが、実際…続きを読む

「歴史」は創るものではなく、出来上がるもの

「貿易戦争」という言葉が一般化してきた。昨日、中国では“世界フォーラム”が開かれたが、その中で楊潔氏は「中国は貿易戦争を望まないが、恐れもしない」という表現で、アメリカとの対決姿勢を前面に打ち出した。…続きを読む

セブン&ローソン「居酒屋」を兼ねる⁉

7月17日から「セブン―イレブン」では店頭で“生ビール”を発売するそうだ。レジ横にビアサーバーが設置され、Sサイズ100円、Mサイズ190円也の“生ビール”を販売するらしい。もちろん、会社帰りのサラリ…続きを読む

「命のロウソク」は売っていないのに…

東京江戸川区の住宅で13日の夜、練炭による“集団自殺”の可能性が高い5人の死体が発見された。おそらく、この家の持ち主が“自殺志願者”たちを道連れにして集団自殺を図ったと思われる。今のところ、男性一人、…続きを読む

美穂は「黄金期」を再来できるか

丁度、80年代から90年代にかけて日本の“バブル期”と重なっていたのがフジテレビの“黄金期”だった。そのフジテレビが“復活”を目指すべく“白羽の矢”をたてたのが女優・中山美穂氏である。確かに、89年「…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.