今日の迷言・余言・禁言

病みたくても病めない「恋の病」

十代から二十代にかけ多くの人がかかる病に「恋の病」がある。ところが、この病、現在に至るも特効薬がない。人によってさまざまだが、私の場合は十代後半の頃が一番症状が重かった。とにかく簡単にかかってしまうのだ。ちょっと風邪の症状に似ている。何しろ熱が出る。心臓がバクバクする。喉が干からびたようになって、言葉が出てこない。うんうん魘される。胸が張り裂けそうだ。そういう症状が続くケースが多かった。いったん治っても、すぐまた同じ病で寝込むのだ。今になって考えると、どうしてあんなに次々簡単にかかってしまったのか、不思議な気がする。誰かが「若い人はかかりやすい」と言っていた。心ひそかに持病なのかなと思っていたが、免疫が出てきたのか徐々に間が空き、やがてかからなくなった。そして今では完全に完治してしまって、微塵も症状が出なくなってしまった。それはそれで妙に寂しい。あの“やばいクスリ”にも似た(?)苦しいほどの高揚感が失われてしまったからだ。さらに“ひたむきさ”も、あの病に侵されたときの特徴だ。すべてのものを失ってでも“追い求めようとする情熱”が、あの病のすごいところだ。なぜ完治してしまったのだろう。体質が変わったからなのか。環境が変わってしまったからなのか。一説には、この歳になって“あの病”にかかると重いとも言われる。周囲からも、ずっと治らないと突き放されるようだ。それはそれで辛いのかもしれない。高揚感や情熱が失われたとしても、やっぱり完治して良かったのだろうか…。


最近の記事はこちら

ホテルに残された「遺影」「骨壺」は忘れ物なのか

客足が戻りつつあるホテル業界だが、そのホテルマンが語ったという“忘れ物”についての記事が興味を引いた。ホテルの忘れ物で圧倒的に多いのが「スマホの充電器」「アクセサリー」「洋服」の三種であるらしい。確か…続きを読む

秋篠宮家の「姉・妹」は立て続けに結婚する⁉

私がここで前天皇ご夫妻が、やがてアメリカに居住するようになる秋篠宮眞子&小室圭ご夫妻の子供に逢いに行くようになる…ということを書いたのはいつだっただろう。もちろん、まだ前天皇ご夫妻が“天皇ご夫妻”だっ…続きを読む

学校とは「生きる理由」を見つける場所

現在、立命館大学の国際平和ミュージアムで10月28日迄「世界一貧しい元大統領から学ぶ本当の豊かさ」という企画展示が行われている。2012年の国連におけるスピーチで一躍有名となったウルグアイのホセ・ムヒ…続きを読む

「赤い糸」が「一軒家を無償で借りられる権利」に発展

あなたは「赤い糸プロジェクト」をご存じだろうか。もちろん知らないだろう。大阪市鶴見区のNPO法人「みらくる」が取り組んでいるコロナ困窮者のための“支援プロジェクト”だ。今年9月に立ち上げられたばかりな…続きを読む

ピカピカの40年前に戻る「勇気」

女優の宮崎美子氏が自らの芸能生活“40周年”を記念して「カレンダー&フォトブックセット」を発売した。そして40年ぶりにカメラの前で“ビキニ姿”を公開している。ほぼ同時に「週刊現代」でも11ページにわた…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.