今日の迷言・余言・禁言

“瞬時の判断”が命を救うこともある

われわれは人生の中で何度か“瞬時の判断”をしなければならないことがある。その“瞬時の判断”で、一人の命が救われることもあるが、同時に“二人の命”が失われてしまうこともある。近くの子供が川に流されたと知った時、あなたは瞬時にその川へと飛び込み助けに向かうだろうか。もちろん、誰もが“助けてあげたい”と思う。けれども、川の状態によっては自分も溺れてしまうのだ。或いは追いつけないかもしれない。こういう時、迷ったなら飛び込まない方が良い。実際、こういう形で何人もの大人が犠牲になっている。だから、泳ぎに自信があって、生命力に自信がある人だけが、その勇気を持つべきだ。子供の日に、大分県の大野川では「どんこ釣り大会」というのが行われる。近くに住む医師の宇野克彦氏は「子供が流れている」という叫びを耳にして、迷うことなく、その方向へと飛び込んだ。そして100mほど泳いで少年に辿り着き、その子を抱えるようにして岸へと向かった。こうして少年は無事救助された。私は大昔、一度は室蘭のイタンキ浜の崖っぷちで滑り落ちるところを救助され、もう一度は登別の地獄谷でこれまた滑り落ちるところを救助された。いずれも若い男性で、無言のまま去っていった。この医師にしても瞬時の救助で、少しでも迷いがあれば、少年に追いつけなかったことだろう。彼自身、このまま自分も溺れてしまうのではないか、という恐怖が一瞬過ぎったという。それでも、一人の命を救いえたのは、日頃から“命を救う仕事”をしているからなのか、それとも、その勇気を神が認めたからなのか、誰にも解からない。


最近の記事はこちら

「カジノ」で“勝つ”か“負ける”かの選挙戦

北海道と大阪府の知事選で“勝つ”か“負ける”かの「鍵」を握っていそうなのが「カジノ」である。カジノというのは文字通り“勝ち・負け”を競うところだが、そのカジノ誘致が経済活性化の起爆剤と「噂」されている…続きを読む

不可思議なもの「親の血を引く兄弟」

昔、北島三郎氏は「♪親の血を引く兄弟よりも…」と歌った。実際、世の中には“実の兄弟”よりもはるかに“兄弟的な関係”となる友人・仲間・同僚を持つ人達もいる。特に20代から50代くらいまでの間、血縁者たち…続きを読む

「未来」には“さまざまな選択肢”がある

人は思いつめると「もう、これしかない」という結論に陥りがちなものである。さまざまな事件とか、犯行とかは、そういう時に起こる。世の中には、最初から“犯罪者的素質”を持って生まれている人もいることはいるが…続きを読む

「怖い女たち」を彩ったトプカプの至宝

今日3月20日から六本木の「国立新美術館」でオスマン帝国の栄華を誇った時代の「トルコ至宝展」が開かれている。15世紀から18世紀の時代に使われていたトプカプ宮殿秘蔵の品々が展示されているのだ。どうして…続きを読む

「ネット民」は“敵”か“味方”か⁉

現代は「世間の声」としてのインターネット上の“書き込み”を無視できない時代となっている。時として、それが“幸運をもたらす”場合もあれば、“不幸を引き連れて来る”場合もある。昨日、モデルでタレントの梅宮…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.