今日の迷言・余言・禁言

結果として「ヤバイ教え方」は成功だった

私は見なかったのだが、ボクシング元世界チャンピオンの亀田興毅氏の父親・史郎氏が「しくじり先生」最終回の講師として10年振りにTV出演をしたらしい。一昔前、独特の親子関係と、あまりに過酷で珍妙な“練習スタイル”が世間の注目を浴びた。スポーツの世界における幼い頃からの“英才教育”は珍しくない。それなのに“この親子”だけが注目されたのは何故だったのだろう。一つには、彼らの風貌と雰囲気にあった。何となく“ヤバイ系”の風貌や雰囲気を醸し出していたのだ。対戦相手を罵倒するとか、極端に威嚇するとか、その振る舞いは“スポーツ”としての域を超えていた。もちろん、プロボクシングは“格闘技”なので、多少の罵倒や威嚇はあって当然なのだが、その風貌も手伝って、“ヤバイ集団”にしか見えないところが問題なのであった。結果的に亀田史郎氏は“指導ライセンス”を剥奪され、世界タイトルマッチは、その判定も含めて、マスコミや世間から“猛バッシング”を受けた。ただ、見過ごされがちであるが、息子・亀田興毅氏が世界チャンピオンとして“三階級制覇”を成し遂げた人物であることは確かなのだ。“圧倒的な強さ”を見せつけたボクサーではない。そして何かとトラブルが多く、王者としての防衛期間が短かったせいもあって、“三階級制覇”という偉業である割には評価されていない。その下の大毅氏も、和毅氏も、そして最近では娘の亀田姫月さんまでも“ボクシングの世界”で活躍されている。この事実をどう見るか。当時、世間的に「ヤバイ教え方」とみなされていた亀田史郎氏だったが、結果だけから見ると“世界チャンピオン”を輩出した教え方だった…ということになる。例え、その指導法が過酷で珍妙であっても、父親の“情熱”や“願い”は、子供たちに受け継がれていたのだ。そうでなければ、四人が四人とも、ボクシングの世界に進むはずがない。がむしゃらな父親の背中は、子供たちの“進むべき道”を無言のうちに定めさせたのだ。


最近の記事はこちら

子供を働かせる「アイドル商法」

週刊文春で今年3月21日に首を吊って自殺した愛媛の“農業アイドル”「愛の葉」主力メンバー大本萌景(おおもとほのか・享年16)さんの母親が、娘が自殺に至った経緯を詳細に語っている。それを読むと、これは明…続きを読む

キラウエア山だけではない爆発的噴火!

われわれ日本人にとってのハワイは“オアフ島”の方が馴染み深いが「キラウエア火山」で有名な“ハワイ島”も忘れてはならない。そのハワイ島のキラウエア火山で今月3日に始まった噴火は徐々に勢いを増し、17日に…続きを読む

「健康」も「愛情」も買うことが出来ない

昨日、歌手・西城秀樹氏が亡くなられた。二度の脳梗塞で身体が不自由になり、言葉も思うように話せなくなって、“網膜症”等で両眼の手術も受けていたらしい。昔「新御三家」と呼ばれた郷ひろみ氏&野口五郎氏&西城…続きを読む

「松居一代騒動」の意味するもの

それはミステリードラマの始まりのようだった。「私は殺されるかもしれない」とユーチューブに登場し、マスコミはこぞってそれに飛び乗った。やがて、それは「松居一代劇場」と呼ばれるようになり、徐々に視聴者は興…続きを読む

しっくりくる「天文暦」や「干支暦」がない

時代に逆らうわけではないが、私は占いの鑑定をするとき、手書きのホロスコープや四柱命式を使って行っている。今から二十数年前、占いソフトの会社から依頼されて西洋占星術などのソフトを共同制作した。その時、一…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.