今日の迷言・余言・禁言

見知らぬ自分

多くの人は、自分のことは自分が誰よりも解っている、と思っています。けれども、人生の途中から「大きく変貌していった人たち」多数の“足取り”を調べてみると、本人自身も途中までは“そのように変わっていく”とは予想していなかったケースが圧倒的です。つまり人間には、本人も予測できないような「自分」が“潜在意識下に潜んでいる”場合が多いのです。今現在の自分は「自分の一部分にすぎない」ということです。近年「本当の自分」「ありのままの自分」を曝け出せることを望む方が多いのですが、それはあくまで「今現在の自分」にすぎず、潜在意識下に眠っている「本当の自分」の“一断面”をそのように誤解しているだけで、実際には「未知の自分」「見知らぬ自分」が息を潜め“広大に広がっている”のだと認識すべきです。もちろん、比較的“変わらぬまま”生涯を終えていく人たちもいます。何かが、眠っていた「自分」を引き摺りだして“生まれ変わらせていく”のだとすれば「寝た子を起こす」のは、本人なのか、それとも「運命」と呼ぶ“大きな力”なのか…。


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