今日の迷言・余言・禁言

誰が「33年間の冤罪」を償うのか

アメリカで33年間服役していたキース・ハワード氏が「DNA鑑定」によって“無実だった”ことが判明し「有罪」取り消しとなって刑務所から解放された。59歳になっていた。つまり二十代半ばからの三十年以上を「見知らぬ住宅に侵入して男性をバールで殺害、その妻までレイプしたとする殺人犯」として獄中で過ごしたことになる。一番の決め手は、レイプされた妻に残された“噛み疵”とハワード氏の“歯型”が一致と専門家に指摘されたことだった。近年「DNA鑑定」の普及によって「冤罪」の“汚名”が覆されるケースが多くなっている。昔なら、そのまま「犯罪者」として獄中で過ごすとか、処刑になるとかした人が「無実」を晴らすことが出来るようになったのだ。それ自体は喜ぶべきことだが、ハワード氏のように獄中に繋がれていた「殺人者」としての期間は、決して戻らない。戻しようがない。この「過ち」は一体だれが荷うのか。だれが償ってあげられるのか。日本では「痴漢」の冤罪が時々問題になる。いったん、疑われたなら“無実を証明する”のは大変に難しい。本人だけでなく「家族」までもが窮地に立たされる。大昔の人気ドラマ「逃亡者」であれば、それを見る者は誰もが「彼は無実である」ことを知っている。だから“救いたい”と思う。けれども、もし目の前に「殺人者」が「本当はそうじゃないんだ」と助けを求めた時、あなたならどうする?


最近の記事はこちら

「才能発揮」には忍耐強さも必要

昨日、毎年行われる「プロ野球ドラフト会議」が行われた。新人選手に対する“スカウト交渉権”を得るための場だが、今年の場合さまざまな面でいつもとは異なり、異色のドラフト会議になった。私が何よりも感じたのは…続きを読む

混乱の「大阪都構想」“言い出しっぺ”は居ない

11月の1日に“住民投開票”が行われる「大阪都構想」の“賛・否”が揺れに揺れている。住民自体の意見が「真っ二つに割れている」のが現状のようだ。アンケート調査を行っても、年代別、男女別、政党支持別で、そ…続きを読む

「500年前の件」で謝罪し、絵文書も貸せ⁉

500年前、現在のメキシコは「アステカ王国」だった。それなのにスペイン人たちがやって来て、先住民たちに対して残虐な行為を働き、略奪をし、服従させた過去を持っている。だから「謝れ」と、現メキシコのアムロ…続きを読む

ホテルに残された「遺影」「骨壺」は忘れ物なのか

客足が戻りつつあるホテル業界だが、そのホテルマンが語ったという“忘れ物”についての記事が興味を引いた。ホテルの忘れ物で圧倒的に多いのが「スマホの充電器」「アクセサリー」「洋服」の三種であるらしい。確か…続きを読む

秋篠宮家の「姉・妹」は立て続けに結婚する⁉

私がここで前天皇ご夫妻が、やがてアメリカに居住するようになる秋篠宮眞子&小室圭ご夫妻の子供に逢いに行くようになる…ということを書いたのはいつだっただろう。もちろん、まだ前天皇ご夫妻が“天皇ご夫妻”だっ…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.