今日の迷言・余言・禁言

“遊ぶ金”欲しさで、一生を棒に振る若者たち

昨日、広島県で会社役員ら5名が「給付金詐欺容疑」で逮捕された。逮捕者以外にも十数人が関わっている模様で、かなり組織的に行われた様相が出てきた。この「給付金」は、元々フリーなどで働く“個人事業主”を対象としている。私などでもそうであるが、個人事業主というのは仕事に波があり、社会的な時流というものに脆い。今年のような“対面商売”にマイナスとなる出来事は、当然、収入に響く。それは、そうなのだが“給付金の申請”は手続きが非常に面倒である。そこで面倒くさいことを嫌う私のような個人事業主は、申請などしない。おそらく、そういう個人事業主も多いと思う。そこで妙な言い方だが、実際の申請数には“余白”部分が生じる。つまり個人事業主でなくても、個人事業主を装って申請したとしても、行政側は不信に思わないのだ。その結果として、実際には個人事業主ではなくても「給付金」が振り込まれた人物が沢山いた可能性がある。そして、その後で何かしら問題があれば、警察の方で文字通りの「振り込め詐欺」として摘発に動く。実際、ここに来て、全国各地で“給付金詐欺容疑者”たちが続々と逮捕されている。昨日の広島の会社役員ら5名も、そういう詐欺犯なのだ。彼らの多くは「アルバイト」として集められたフリーターや学生たちで、本来は個人事業主ではないのだが「個人事業主」として給付金を申請していた。その結果、予定口座にきちんと振り込まれたのだ。つまり、彼らは、途中で発覚したのではない。けれども、その中の誰かが、良心に耐え兼ねて警察に自首した。その結果として多数の仲間たちが“芋づる式”に捕まったのである。したがって、このようなケースが他の地域でも行われた可能性は大きい。詐欺犯罪者がいちばん狙いやすいのが「個人事業主」に“成り済ますこと”なのだ。けれども、その結果、若者たちは「詐欺犯罪者」としての“重い十字架”を背負って今後の人生を歩むことになる。おそらく大学生も自分たちが行っていることは「犯罪」であると感じていただろう。けれども、多くの人がやっているような“錯覚”に陥っていたに違いない。また“国のお金”ということで「誰も損しないし、困るわけでもないし…」という気持ちがどこかにあって、“詐欺”を軽く捉えてしまったのだ。仮に「みんながやっていた」としても、犯罪は犯罪なのだ。


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