今日の迷言・余言・禁言

運命は「想定外」だから価値がある

一時期「想定外」という言葉が流行った。あれは主に仕事面で使用されるケースが多かったのだが、われわれの人生そのものも「想定外」の軌道をたどっていくケースが多い。おそらく子供の頃に考えていたような、つまり「想定」していたような人生を“そのまま歩んでいる”人は滅多にいないに違いない。「運命」という言葉は、誰もが“思い描いた人生”になっていない証として存在しているような気がする。仮に、人生の大要は“想定通り”であったとしても、その途中でさまざまな「想定外」の出来事が生じてくるから、人生として“味わい深い”ものになる。もし、何もかもが“想定通り”であれば、これほど“つまらない人生”はない。よく推理小説などで、少し読んだだけで、なんとなく“その後の展開”がつかめてしまう作品があるが、その後に何の感動もない。神様は良くしたもので“そういう人生”を決して作らない。必ず、予期せぬ出来事“想定外の場面”を用意してわれわれを待っている。近年、ロボットが“接客してくれるホテル”が出現し始めているが、ロボットとかコンピュータは「想定外」に弱い。一応、さまざまな“想定される問題”を組み込んでおくはずだが、われわれの日常は“理屈でばかり動いていない”不可解さがある。会話にしても“想定外の反応”を示すケースが多い。だから、ロボットとの“やり取り”は所詮つまらないものとなる。人生もまったく同じで“想定通り”の人生に人は納得しない。人が「占い」に求めるのは“想定外の人生”がそこにあると信じたいからである。但し、それは必ずしも本人が望むような“想定外”ではないケースも多い。中には最初から自分の“理想とする人生”を期待する人などもいるが、神様が渡してくれる“人生ドラマ”の脚本は、そんなに単純ではなく、格好良くもなく、たいていの場合“いぶし銀のような名優”を育む「運命」をそっと差し出す。


最近の記事はこちら

「入れ墨」か「タトゥー」か

時々、どちらの言い分が正しいのか、判別が難しい対決がある。大阪地裁で争われている“医師法違反”もその一つで、医師免許がないのに“入れ墨”の施術をしたとして医師法違反に問われた“彫師の男性”が「タトゥー…続きを読む

“占い界”における藤井聡太はどこに?

最近、プロスポーツの世界では次代を担う“若き天才”たちが続々と誕生している。ここで取り上げる将棋世界の藤井聡太君など、その典型だ。まだ14歳の中学生だが、既に昨年10月からプロ棋士四段に昇格した。そし…続きを読む

「EU」が揺れている

11人が立候補したフランスの大統領選で、予想されていた通り過半数を得たものがなく、改めて5月7日に「国民戦線」のルペン氏と、「前進!」のマクロン氏との間で“決選投票”が行われることが決まった。ルペン氏…続きを読む

北朝鮮にも“隠れキリシタン”がいた!

“隠れキリシタン”と言えば、江戸時代の長崎を思い浮かべる。現在でも、その子孫の方々が存在していて“隠れキリシタンの信仰”が維持されている。もう、日本では堂々と“キリスト教徒”を名乗って良いのに、子孫の…続きを読む

“究極の美”は、“マゾ体質”の証明

確かに、その人は美しい。とても50歳には見えない。「美のカリスマ」と呼ばれる。本人も「肌の美しい人を見ると、つい傍に行って話しかけてしまう」とおっしゃる。確かに“美”へのこだわりが強いようだ。君島十和…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.