今日の迷言・余言・禁言

“過去を消す”ことが有効な時もある

われわれは“運命的”としか言いようのない悲惨な事件や災難に出遭った時、この記憶や体験を“風化させてはならない”と考えがちです。或いはどこにもぶつけようのない“理不尽な気持ち”を持て余し、或る種の“恨み”や“憎しみ”に転嫁しがちです。けれども、そこで立ち止まってしまうと、その人の「人生」もそこで立ち止まるのです。どんなに“輝かしい未来”を奪われてしまったとしても、そこで立ち止まってしまうと「負の部分」ばかりを引き摺って行くことになります。まるで囚人のように「哀しみの重い鎖」を引き摺って行かなければならなくなるのです。どんな偉人も、自分の“過去”を変えることはできません。それは自分自身のことだけでなく、自分の家族や愛する人に起こった出来事も含まれるものです。“変えられない過去”なのに、その時の“記憶映像”や“言い表しにくい感情”を何度も何度も再生し、自ら“引き摺って行こう”或いは“背負い込んでいこう”とする人たちがいます。われわれの潜在意識には“善悪の判別”がありません。何度も映像化され、何度も“想いとして固定化”されてしまうと、潜在意識というのは、それを“現実に投影しよう”とする機能を持っているのです。つまり、未来が“暗いもの”に変えられてしまう可能性があるのです。例えば、愛する人の命を殺人事件で奪われてしまった場合、犯人を憎むのは当然の気持ちです。けれども、そこに固執しすぎると、未来が“失われたもの”になってしまうのです。それによって、犯人に“死を与える”ことはできるかもしれませんが、それで“愛する人が甦る”わけではありません。失ったものは取り戻せないのです。但し“新たな愛する人”を手に入れることはできます。「神」は“前を向く者”の手を、そっと導くのです。


最近の記事はこちら

「健康・余裕」の百歳なら良いのだが…

なんとなく北海道のニュースを眺めていて「敬老の日」に北海道だけで100歳以上のお年寄りが3867人もいると知って、その数の多さに驚いてしまった。昔は“百歳以上”というのは本当に稀で、文字通り「長寿」だ…続きを読む

続々と発見される「未開封の墓と棺」

このところエジプトでは「墓」や「棺」の“発見”が続いている。それも古代エジプトの古王朝時代に埋葬地として有名だったサッカラの地から相次いで発見されている。9月なって発見された13基の棺は、なぜか積み重…続きを読む

早期の「画像公開」が“発見”に繋がった

千葉県習志野市で9月10日から“行方不明”になっていた中学3年生の少女が19日に無事発見・保護された。最近は“行方不明”となっても、早期に情報公開や画像公開した場合には、その多くが発見・保護されている…続きを読む

5億4000万円「金券ショップ」も加担している⁉

2014年~2016年のわずか2年間の間に5億4000万円分もの切手が「金券ショップ」で換金されていたことが明らかとなった。それも換金したのは、東京の芝郵便局と神田郵便局の当時“課長”と“課長代理”と…続きを読む

作る「銅像」間違えている“お粗末”芸術家

有名人が、その生れ故郷に彫像や銅像を建てられることは珍しくない。そのほとんどは、その街の“誇り”として、記憶に遺したいから建てられる。ところが、たまにはまったく別の目的から、彫像や銅像を建てられること…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.