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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「コロナ」降って「米中」固まる⁉


諺に「雨降って地固まる」というのがあるが、激しくぶつかり合って来た「米・中」とも、ここに来て“変化の兆し”が表れてきた。昨日、中国の習近平主席は「日・米・豪」などが参加しているTPPの参加に“前向き”な発言を初めて行った。またアメリカの新政権は、これまでの米中の在り方を見直し「競争と同時に協力も重要」という方針への転換を公式に伝えた。つまりは、アメリカも中国も“貿易戦争”に疲れて「やっぱり仲良くしていこうか」に舵を切り始めた、ということである。日本にとっては、これほど歓迎すべきニュースはない。なにしろ輸出国である日本は、両方の大国の中間に位置していて、経済面だけで言えば、その両方と“仲良くしなければ”いけない立場にある。いや、日本だけではなく、今では世界中が両国間に衝突されると、問題が生じやすい。それなのに“世界の覇者”となりたい両国は一時的には「本格戦争」に突入しかねない段階にまで達していた。その結果は、両国だけでなく、世界中の経済が停滞する状態を招いた。ところが、その“危うい状態”の中で「新型コロナ騒動」が地球にもたらされた。自然界の“猛威”は両国とも覇権を争っている科学の最先端でも太刀打ちできなかった。アメリカも、日本も、ヨーロッパも、これまで蓄えて来た財産を“コロナ対策”のために使わざるを得ない状況となっている。つまりは国同士が“争い合っている場合ではない”と気付かされたのだ。そういう点から言えば「米・中」が“仲良くする”きっかけを与えてくれたのが「新型コロナだった」と後々の歴史家は書くかもしれない。結局、人間は“大自然”には勝てない。どんなに頑張ったって勝てない。科学の最先端は、大自然の猛威にさらされると、たちどころに撤退せざるを得ないのだ。科学が進めば、あらゆる問題は解決する、かのような幻想は棄ててしまった方が良い。どんなに時代が進んでも、人の幸せは“同じような分量”しか与えられない。時代の向こうには、新たな病気や災難が待ち構えているからだ。
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