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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「丁」は、“燃える松明”を表わす十干


今年は「丁酉」という干支年。単なる“酉(とり)”年ではなく“丁(ひのと)”を伴う酉年なのだ。この「丁」だが、元々は“燃え盛る松明(たいまつ)”を表わすもので、その「炎」が支配している年だ、ということになる。したがって火災が多い。実は昨年暮れに出した『この占いがすごい!』(波木星龍著)の中で、私は「2017年・日本の運勢」の“干支・九星”に基づく解説の中で「同一の干支九星年は1657年にも存在し、その年、江戸で大火災が起こり、江戸城の本丸、二の丸などが焼失し、街中での藁葺き家が禁止となりました。2017年も同じような出来事が生じてくる可能性は否定できません」と記している。ここ2~3日、その兆候でもあるかのような“嫌な火災”が続いている。埼玉県のアスクルの物流センター倉庫で火災が発生し、消火に手間取っている。千葉県の金属加工会社の工場では爆発火災が起き、三名の方が重傷を負った。ここは工場密集地域だ。さらに、それらに誘発されたのか東京・足立区で不審火が30分以内に5件も立て続けに起こった。とにかく、昨年末から、各地で火災が頻発している。現代は江戸時代と違って、消火設備や消防機能が発達しているので、大火災となることは少ないが、それでも工場とか飲食店の密集地帯はいったん火が付いたら連鎖的に燃え広がってしまう。アスクルの物流倉庫も段ボールが大量に保管されていたので燃え広がるのが早かった。工場地帯も爆発物などが使用されているケースが多く、建物が密集していると火災時に危険なのだ。古代には“燃える松明”は、“夜の灯り”として欠かせないものだった。文字を読むうえでも重要なので「書籍」の意味合いがあり、その燃える“明るさ”や“華やかさ”が「文明・文化・芸術」の象徴ともされた。したがって、悪い意味だけではないのだが、“嫌な火災”が続くことだけは“何となく不吉”なので避けたい。

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