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過去の占いコラム

素顔のひとり言(エッセイ集)


「大谷選手の故障」と「株価予測」が見事的中‼


早いもので今年も“雪景色”の季節となった。そこで、今年一年の「波木星龍の占い予言」を振り返ることにする。私は別に、有名人の予言とか、社会的な予言とか、本当はそんなことはどうでも良いことで、私のところに相談に見えた方々が、私の占いアドバイスによって倖せを掴んだり、幸運に恵まれたりしてくれることが一番うれしい。あとは後進のための“占い書籍”を書き上げていくこと、それが売れてくれること、それ以外にない。けれども、ネットなどを見ると、必ず、占い師の評価として「当たる」とか「当たらない」とか言うことが出て来る。だから客観的な評価の基準として、解かりやすいようにこれらを書いている。そこで、今年一年だが、実際に収録したのは昨年だがTV放映されたのは今年なので、今年のこととして「日ハム・大谷選手への足の故障の予言」が一番のインパクトだったかもしれない。あの時、TV放映の放送分ではほんの一部分の話しか出ていないが、実はMCを務めたブラマヨ・吉田氏が、私に対してかなり突っ込んだ質問をしている。私は“足の怪我”を指摘する前に「残念ながら、今年の活躍は期待できない」と言ったのだ。そうすると本人ではなく、吉田氏が「今季よりも成績が下回るということ?」「そうですね」「本気で言ってるの?」「はい」「今年のMVPですよ。それが活躍できない?」それはブラマヨとしての突っ込みというよりも、個人的な憤慨のように聴こえた。「確かに、大谷選手の素質は誰もが認めるところです。けれどもそれはフルシーズン働いていれば…ということで、出場できなければ良い成績は残せません」そういうやり取りの後で「足の故障」を指摘したのだ。その時にも、吉田氏は「じゃ、いつなんですか、その怪我は…」「スタート時と出ているので、野球ですから3月から4月にかけての開始時期です」大谷選手は終始黙っていた。むしろ、私と吉田氏とが一発触発的な雰囲気だったので、困惑した様子ですらあった。ただ大谷選手が、私の話で唯一反応したのは、私が吉田氏から過去の的中例を問われて、大谷選手に関しては彼が日ハムに入団した年の暮れ、まだプロとして未知の段階で「二刀流として活躍する」と北海道新聞紙上で述べていること、その時点で「大リーグに行っても成功できる」と断言していた、と述べた時である。この時だけ、大谷選手は本当ですか…という表情で反応した。結果的に、大谷選手への占いは「三つの形での的中」となりそうである。一つは1月下旬の足の怪我である。極めて早い時期に故障してしまった。この時は球団側が何故か“昨年秋の故障”だったと強調している。本人からのコメントではない。実は、私たちが逢った時、正に11月下旬の収録だったのだが、足に故障があるなどとは一言も口にしなかった。しかも、その時、ブラマヨから「足の怪我と占われましたけど、足の方はどうですか?」と訊かれているのだ。けれども、本人は「高校野球の時に一度痛めていて…」と昔のことを話している。何も隠している風はなかった。ネット上では、この1月の怪我発覚の時、私の占いの予言が話題となった。時期はちょっと違うが“足の怪我”とはこれだったんだ、と多くの方は思ったに違いない。実は、私はそうは思っていなかった。その後になって怪我は回復し、彼は開幕に何とか間に合ってスタートした。そして4月の試合中に再び足を故障した。結果的には、これが致命傷となり、秋まで出場できなかった。その結果として彼の成績としては、実に寂しい限りの成績となった。それでも、彼は“大リーグ”への挑戦を表明した。私は、ここに注目した。足の故障は終わったが、“今年の足”は、必ずしも肉体の足ばかりを指すわけではない。“移籍する足”をも指していると見ていたからだ。つまり、大リーグへの移籍がすんなり行われるとは、私には思われなかったのだ。実際、スムーズにいくかに思われた移籍は、ここに来て時間が掛かりそうな雲行きとなっている。ただ、占い的にはその方が良い。来年に入ってからの“移籍”の方が、今年の「運」を引き摺らなくて良いからだ。

今年は、もう一つ「日本株=日経平均」の予測を多く行った。これまで節目節目でブログの中で書いてきたので、読まれてきている方は知っていると思うが、その多くの予告は、ものの見事に的中した。このようなことを、金融アナリストでもない私が書いて良いのかどうかわからないが、株価予測というのは、その道のプロでも大変に難しい。私は9月13日に「日本株反転の兆し」を書き、これまで低迷気味だった日本株は、もしかすると今後大きく反転していく可能性があることを記した。実際、それから徐々に“日経平均”は上昇カーブを描くことになる。ただ、この段階では誰もその後の本格上昇を予測していなかった。そこで、9月28日に「日本株“長期上昇の形”は整った」を書いた。謂わば、これから本格的に“日本株”は長期上昇トレンドに入っていきますよ、という予告をしておいたのだ。この時までは、確かに少し上昇はしたが、それは低迷してきた株価をやっと“持ち直した”ような状態で、本当の意味での“明らかな上昇ライン”とまでは言えなかったのだ。ところが、この宣言をして後、日経平均はものの見事に上昇コースを歩んだ。歴史的にも初めての“16連騰”を演じたのだ。つまり、16日営業日一日も下がることなく上げ続けたのである。その後10月の下旬に一度下がったが、すぐにまた上昇を始めた。その時「日本株の上昇が止まらない」を書いた。実際、この頃から“日経平均”の上昇カーブに加速度がつき始めていた。これは、ちょっとおかしいなと感じた。こういう急上昇の時には、或る程度の“行き過ぎ”が生じやすい。つまり、一時的に上がり過ぎるのだ。だから、私は早ければ11月上旬、遅くとも11月中旬には一時的な“調整時期”が訪れるだろう、と予測しておいた。そして実際に、その時期は来た。あまりにも急騰し過ぎた反動で、一日の内に800円以上も上下したのだ。そこで、翌日「日本株の急落が始まる」を書いた。実際、その日から何んと6日間も続落したのだ。結果的に最高時23400円くらいまで急上昇していた日経平均は22000円以下まで1500円ほども急落したのだ。ただ私は21000円以下まで下がるかもしれない…と書いていたので、その点では少しオーバーだったと言える。また、下げて調整する期間も、それほど長く続かなかった。そういう点では、或る意味で完全的中とは言えない。それでも、誰も“急落する”と予測していない中で、私だけが言っていたのだから、その点は合格点だろう。

今年は、正直、自分自身にとっては“良い年”なのか、“悪い年”なのか、よく解からなかった。ただ占いの的中という点だけからいえば「この一言で救われる」の中でも、このブログでも、ずいぶんいろいろと予言し、その多くは的中した。最初にも述べたように、私は何も自慢したいから、これを書いているのではない。他の占い師の方々は、どの程度の的中率を持っているのか知らないが、私の占いに関しては、変な“やらせっぽい書き込み”などを参考にするより、こういう客観的な事実をぜひ参考にしてほしいだけである。

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