今、世界中で“動き”が激しくなってきているもの、その一つが「通貨」だ。「お金」と言わずに「通貨」と言ったのには意味がある。「仮想通貨」も含めての話だからだ。まず通常の通貨、これは正確には「法定通貨」と呼ぶのだが、これが新興国のいくつかでおかしくなっている。トルコは“リラ”、イランは“リヤル”、ベネズエラは“新通貨”、アルゼンチンは“ペソ”が、それぞれ通貨の名称だが、いずれも急落している。例えばベネズエラの場合、話を分かりやすくするために、日本の“円”に例えると、7月までは“10万円札”として通用したものが、“新通貨”へと切り替わって“1円玉”の価値しかなくなってしまった。極端なインフレを抑えようとの試みなのだが成功していない。ベネズエラほど極端ではないが、トルコもイランもアルゼンチンも、似たようなものである。特に今週はアルゼンチン通貨が急落している。トルコリラが急落した時には近隣の外国から観光客が山ほど押し寄せた。そして、高価なものを買いあさった。日本からの観光客だって、数日間は驚くほど安く土産品を購入できたのだ。慌てた政府や経営者達は、外国人観光客にはこれまでの“ドル換算価格”を適用させた。外人観光客に商品の全てを爆買いされてはたまらないからだ。トランプ大統領の出現で、世界各地の通貨まで“落ち着かなく”なってきている。日本の「円」は一見、110円~111円前後で安定しているように見えるが、それは「ドル」に対してだけなのであって、このところじわじわと他の通貨に対しては“円高”が進行している。このように通常の通貨でさえも“危なっかしく”なりつつある時代なのだが、昨日「楽天」と「LINE」は相次いで「仮想通貨交換所」参入の意思表明をした。「サイバーエージェント」も“独自通貨の開発”に乗り出すことを宣言している。「楽天」の場合は既に存在している「みんなのビットコイン」を2億6500万円で買収し、10月1日付で本格参入の形を取る。ネット販売においては仮想通貨が有利であるとの考えに基づく。「楽天」の場合は「楽天証券」も傘下にあるので、そういう点でも都合が良いのだろう。これらのネットの“有力企業”たちが、相次いで仮想通貨を使用し始めることによって、一気に「キャッシュレス」が普及し始める可能性はある。ただ仮想通貨の変動が激しい現状では、危うさを含んでいることは否めない。もしかすると、今後、“投機としての仮想通貨”と“実用としての仮想通貨”と、同じ仮想通貨でも二極化していく可能性もある。ただ私はやっぱり“現金紙幣”の方が良い。
オーストリアを代表する画家の一人グスタフ・クリムトの「リーザ―嬢の肖像」がオークションにかけられ、約50億円で落札された。この作品は100年間の間“行方不明”となっていた作品で、死 続きを読む
民間団体による調査の結果、全国の約4割に当たる744の自治体が2050年までに消滅する可能性がある、ということを伝え驚きを集めている。この調査では20歳から39歳までの若年女性人口 続きを読む
昔からアーティストやアスリートの中には“わがままな奴”というのが居る。特に世界的な人気を誇るアーティストには通常だったら許されないようなことを平気でする“厄介な奴”も少なくない。そ 続きを読む
繁華街において数年前から一気に増えてきているのがホストクラブだ。増えてきたということは、そこに通う女性たちの数も増えてきている証明と言える。そして、そのことが二つの状況を生み出して 続きを読む
中国ドラマなどを見ていると、現代の中国は男女は“対等”のように描かれているが、実際にはまだまだ男性優位社会であるようで、特にそれが顕著なのが“性生活”にあるらしい。日本の美容整形外 続きを読む
4月4日に演劇の練習中、突如倒れて救急搬送された韓国の女優チュ・ソンオク氏(38歳)は、その5日後になっても意識が戻らず脳出血による「脳死」と判定された。家族は本人が生前望んでいた 続きを読む
京都大大学院の梅野健教授らの研究でマグニチュード6.0以上の地震の場合、その発生1時間前に地表から約300キロ上空にある「電離圏」において、電子の数が変化する現象を突き止めた。既に 続きを読む
日本も中国も「少子化問題」を抱えているが、そうは言っても、とりあえず「亡国」というほどの心配はない。ところが韓国は違っている。同じように少子化問題を抱えているが、もっと深刻で、ほん 続きを読む
わたしの勘ではインドネシアの噴火が良くない前兆だった。案の定というか、愛媛・高知で震度6弱の地震が起こった。だいたい元旦に“大きな地震”が起こるということは、今年はそういう“予期せ 続きを読む
宗教というのは、本来は“平和”の象徴とされるが、時としては“テロ行為の標的”となることも珍しいことではない。4月15日にシドニーのキリスト教会で、礼拝を行っていた司教が15歳の少年 続きを読む