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過去の占いコラム

素顔のひとり言(エッセイ集)


日本列島を魔物が急襲している


いったんは鎮静化したはずの新型インフルエンザが再び猛威を振るい始めた。ここ札幌でも小学生60人が集団感染したらしい。学校が感染源になると急速に広まることは過去のインフルエンザが証明している。先日、日ハムの選手11人が感染していたとして、スポーツ観戦も注意が必要なのだ…と思ったばかりだ。沖縄では既に2万人が感染しているとされ、観光地にも危険がいっぱいだ。人の集まるところ集団感染あり…と云うのではどこにも出掛けられないではないか。

それにしても日本人はデリケートで感染しやすい体質なのか、世界的に流行り出した時には、海外研修中ずっとマスクをしていた横浜の高校生たちが感染して戻って来た。水際作戦は見事に失敗し、いまでは海外旅行など関係なく発症しているように見える。ちょうど日本中が騒いでいたときに私はヨーロッパへと旅立ったが、10日も経てば沈静化しているだろうと思ったら、関西空港へと戻った日には誰もがマスクを着用している。後で知ったのだが、大阪で急速に増えていたとき私は戻ったのだった。もっとも、あの時にも私は最後までマスクはしなかった。大昔、中国でサーズが流行った時、たまたま中国旅行へと旅立った私は、ツアーの中でただひとり街でも空港でもマスクを着用しなかった。空港ではどの外国人も1人残らずマスクを着用していて、検査官に何か言われるかと思ったが、何らお咎めもなかった。別に誇れるようなことでもないが、あまりに神経質になるのも考えものだ。大体、昔から健康に気を使い過ぎる人で長寿だった人に出逢ったことがない。長寿な人と云うのは、たいていが自分なりの健康法を持っていて、その生活スタイルを頑固なほど崩さないものだ。

それにしても、今年は目に見えぬ魔物が日本列島を急襲して来る年だ。それも日本列島の一部を狙い撃ちのように急襲するのが特徴だ。新型インフルエンザだけではない。ゲリラ豪雨とか、竜巻きとか、地震とか、鉄砲水とか、土砂崩れとか、覚せい剤とか、大麻とか、MDMA(合成麻薬)とか…あっという間に巻き込まれていってしまう「魔物」が飛翔する年のようだ。昔から魔物と云うのは、アメーバーのように音もなく姿を変えながら巨大化していくのが特徴だ。日本列島そのものが、いつの間にか気付かず魔物を培養させてしまっていたのか。そういえば春先から初夏にかけて私には気になるニュースがあった。それは一部地域で、空から魚やカエルが降って来た…クジラが多数浜辺に乗り上げた…というニュースだ。実は昔から、天災が起こる年と云うのは、その予兆があると云われていて、その予兆の中に「本来なら絶対にありえない出来事」が起こって来る、と云う言い伝えが含まれている。現代科学では頭から否定しがちな伝承だが、これらの言い伝えには真実も多く含まれているよう私には感じられるのだ。

大体、現代科学の粋を集めているはずの天気予報は、最近とみに当たらない。私の占いも外れやすいので、偉そうなことは言えないが、その日の早朝に発表する「今日の天気」くらいは的確に予測してほしいものだ。それに5日後とか6日後とかの予報はまったくと云って良いほど当たらないので行わない方が良い…と思ってしまう。現代科学よりも、古代からの伝承予測法(言い伝え)の中に、多くの真実がある。これらを真摯に研究する方が、同じ国家予算を投じるなら価値のあるものになるかもしれないのだ。占いなどにしても、個人の研究にとどまるのではなく、本来は国家予算を投じて、大々的プロジェクトを組んで、数十名の自然科学者と占術家とが一体となって後世の人々のために、真摯に研究すべき時代に入っているよう私には感じられるのだ。

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