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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


瞬時に「命を救おう」とする女性達がいる‼


「偶然なんてドラマの中だけだよ」という人がいる。そうでもないのだ。ごく普通の日常の中でも「偶然の出逢い」は存在する。けれども、それは“恋愛”や“結婚”に限らない。あらゆる場面で、不可思議な“偶然”は存在するのだ。そして我が日本には、素晴らしい判断力や行動力を持った「命の恩人」たちがいる。京都市のデパート「藤井大丸」の近くの路上で今年の4月1日午後6時過ぎ、50代の1人の男性が突然意識不明となって路上に倒れた。路上の男性を最初に目撃したのは“介護福祉士”の小長谷真由子さんだった。デパートの近くなので、人通りはある。もし、小長谷さんが通り過ぎたとしても、誰かが気が付く可能性はある。けれども、彼女は見過ごさなかった。おそらく、それは“介護福祉士”で日頃から男性の介護に慣れていたからではないか、と私は思う。通常の会社員女性だと、見ず知らずの50代男性の元へ走って抱き起すことはなかなかできない。しかも、彼女は応急措置として、すぐに心臓マッサージを始めたのだ。路上である。これも介護福祉士として、そういう訓練を受けていたから出来たことで、なかなかとっさに出来るものではない。その現場に、たまたま通りかかったのがアルバイトで働く23歳の八木くるみさんだった。彼女は、すぐ事態を察知し、その付近には無さそうなので「藤井大丸」に駆け込み、AED(救急医療)の装置を借りてきた。さらに、そこに通りかかったのが“保育士”であった後藤奈美さんと橋本夏海さんだった。彼女たちは協力して男性の身体にAEDを取り付け電気ショックを実施した。これも、彼女たちが“保育士”であったことと無関係ではない。日頃から、子供達にものを着せたり、取り付けたり、施したりするのに慣れているからだ。その騒ぎに気付いたのがデパート内に居た“看護師”の岡沢安里さんだった。彼女も心臓マッサージの経験があった。そこで、小長谷さんに代わって本格的心臓マッサージを開始した。その頃になって、ようやく消防署からの救急隊員たちがやって来たのだ。こうして、5人の女性達の連携が見事に活かされ、心臓停止していた男性の命は救われた。そうして、ようやく仕事復帰の連絡を得て、京都の下京消防署署長から昨日、5人の女性達に「感謝状」が手渡されたのだ。偶然にしてはあまりに、好都合な職業の女性達に出逢ったことを“救われた男性”は感謝しなければならない。
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