私は見なかったのだが、ボクシング元世界チャンピオンの亀田興毅氏の父親・史郎氏が「しくじり先生」最終回の講師として10年振りにTV出演をしたらしい。一昔前、独特の親子関係と、あまりに過酷で珍妙な“練習スタイル”が世間の注目を浴びた。スポーツの世界における幼い頃からの“英才教育”は珍しくない。それなのに“この親子”だけが注目されたのは何故だったのだろう。一つには、彼らの風貌と雰囲気にあった。何となく“ヤバイ系”の風貌や雰囲気を醸し出していたのだ。対戦相手を罵倒するとか、極端に威嚇するとか、その振る舞いは“スポーツ”としての域を超えていた。もちろん、プロボクシングは“格闘技”なので、多少の罵倒や威嚇はあって当然なのだが、その風貌も手伝って、“ヤバイ集団”にしか見えないところが問題なのであった。結果的に亀田史郎氏は“指導ライセンス”を剥奪され、世界タイトルマッチは、その判定も含めて、マスコミや世間から“猛バッシング”を受けた。ただ、見過ごされがちであるが、息子・亀田興毅氏が世界チャンピオンとして“三階級制覇”を成し遂げた人物であることは確かなのだ。“圧倒的な強さ”を見せつけたボクサーではない。そして何かとトラブルが多く、王者としての防衛期間が短かったせいもあって、“三階級制覇”という偉業である割には評価されていない。その下の大毅氏も、和毅氏も、そして最近では娘の亀田姫月さんまでも“ボクシングの世界”で活躍されている。この事実をどう見るか。当時、世間的に「ヤバイ教え方」とみなされていた亀田史郎氏だったが、結果だけから見ると“世界チャンピオン”を輩出した教え方だった…ということになる。例え、その指導法が過酷で珍妙であっても、父親の“情熱”や“願い”は、子供たちに受け継がれていたのだ。そうでなければ、四人が四人とも、ボクシングの世界に進むはずがない。がむしゃらな父親の背中は、子供たちの“進むべき道”を無言のうちに定めさせたのだ。
京都大大学院の梅野健教授らの研究でマグニチュード6.0以上の地震の場合、その発生1時間前に地表から約300キロ上空にある「電離圏」において、電子の数が変化する現象を突き止めた。既に 続きを読む
日本も中国も「少子化問題」を抱えているが、そうは言っても、とりあえず「亡国」というほどの心配はない。ところが韓国は違っている。同じように少子化問題を抱えているが、もっと深刻で、ほん 続きを読む
わたしの勘ではインドネシアの噴火が良くない前兆だった。案の定というか、愛媛・高知で震度6弱の地震が起こった。だいたい元旦に“大きな地震”が起こるということは、今年はそういう“予期せ 続きを読む
宗教というのは、本来は“平和”の象徴とされるが、時としては“テロ行為の標的”となることも珍しいことではない。4月15日にシドニーのキリスト教会で、礼拝を行っていた司教が15歳の少年 続きを読む
海外市場でドル円相場が大きく動いている。とうとう1ドル=154円台前半まで“円安”が進んだのだ。世界情勢から言って、いずれはこういう方向へと動いていくだろうことは予測できた。わたし 続きを読む
誰でも年齢が進めば「記憶力」が著しく後退する。多少程度なら良いのだが、著しくが頻繁に生じるようになると、生活そのものにも支障が出てくる。こうして、人は「認知症」の初期段階を迎えるよ 続きを読む
今に始まったことではないのだが、昔から「中日=ドラゴンズ」のユニホームは「ドジャーズ」に似ている。まあ、単純にドジャーズを“真似た色や綴り方”だからかもしれない。だから……なのかど 続きを読む
たかが“ギャンブルによる借金”だが、そのやり方にも問題があり、その金額にも問題がありで、結局、国際犯罪を主として扱うFBIが出て来て水原一平は御用となった。罪名は“銀行詐欺罪”とい 続きを読む
人には誰でも“話したくない過去”というものがある。そういうものが「まったくない」という人は、幸運な人生だったか、過去の“傷”というものを持っていないかだ。東京都知事の小池百合子氏は 続きを読む
人には誰でも“理性を失ってしまう時”というのがある。特に、自らの将来に対して“絶望している”時には、そういう風になりやすい。そして、そういう時に、人は衝動的に「死」を考えたりする。 続きを読む