自分の子供が途中から“思いがけない方向”に向かい出してしまうことがある。そんな時、親は、どう捉え、どう受け止め、どう見守ることが正しいのか。その一つの回答を二人の“親”が証明している。その一人は片岡鶴太郎氏だ。彼自身、いろいろと職業を変遷してきた人物だが、その彼の息子(次男)で洋画家である荻野綱久氏の個展が11月17日~30日まで六本木のモンテカルロギャラリーで行われる。綱久氏は元々ミュージシャンとして活躍していたが、5年前に“予知夢”のような夢を見る。自分が画家になった夢だった。そうして気付いてみれば父親と同じ“絵を描く”道を選んでいたが、まったく父を意識したことはないと言い切る。その息子の個展ギャラリーの開催前日に駆け付けた父親は「一生をかけて追及できる仕事を見つけたんだな」と一人前となった洋画家を眩しそうに見つめる。もう一人は昨年タイで“性別適合手術”を受けて話題となったGENKING「元輝」→「沙奈」の“母親”である。16日、息子だった「元輝」が「沙奈」として里帰り報告する密着番組が放映された。母親は息子から娘に変わった子供に対し「私自身は双子を産んだと思っています。元輝と沙奈を私が産んで、運悪く元輝の方は亡くなってしまった。そう考えた時、スーッと自分自身が納得できるようになった」と語っている。そして、現在の「沙奈」に対しては「女らしく生きることを勉強しなさい」と母親らしい言葉を贈った。どう変わろうと、自分の子供であることに変わりはない。そして、その子供の幸せを願わない親はいない。親にとって、子供はいつから“別人格”になるのだろう。親の手を離れた子供は“生まれ変わって”帰って来る。さまざまな“生まれ変わり方”があり、親の手が届く場合もあれば、届かない場合もある。届かない場合には「双子だったのか」と自分を納得させる方法がある。幼い頃の“幻影”にしがみつくのは、親子双方のために良くないのだ。
わたしの勘ではインドネシアの噴火が良くない前兆だった。案の定というか、愛媛・高知で震度6弱の地震が起こった。だいたい元旦に“大きな地震”が起こるということは、今年はそういう“予期せ 続きを読む
宗教というのは、本来は“平和”の象徴とされるが、時としては“テロ行為の標的”となることも珍しいことではない。4月15日にシドニーのキリスト教会で、礼拝を行っていた司教が15歳の少年 続きを読む
海外市場でドル円相場が大きく動いている。とうとう1ドル=154円台前半まで“円安”が進んだのだ。世界情勢から言って、いずれはこういう方向へと動いていくだろうことは予測できた。わたし 続きを読む
誰でも年齢が進めば「記憶力」が著しく後退する。多少程度なら良いのだが、著しくが頻繁に生じるようになると、生活そのものにも支障が出てくる。こうして、人は「認知症」の初期段階を迎えるよ 続きを読む
今に始まったことではないのだが、昔から「中日=ドラゴンズ」のユニホームは「ドジャーズ」に似ている。まあ、単純にドジャーズを“真似た色や綴り方”だからかもしれない。だから……なのかど 続きを読む
たかが“ギャンブルによる借金”だが、そのやり方にも問題があり、その金額にも問題がありで、結局、国際犯罪を主として扱うFBIが出て来て水原一平は御用となった。罪名は“銀行詐欺罪”とい 続きを読む
人には誰でも“話したくない過去”というものがある。そういうものが「まったくない」という人は、幸運な人生だったか、過去の“傷”というものを持っていないかだ。東京都知事の小池百合子氏は 続きを読む
人には誰でも“理性を失ってしまう時”というのがある。特に、自らの将来に対して“絶望している”時には、そういう風になりやすい。そして、そういう時に、人は衝動的に「死」を考えたりする。 続きを読む
“人気運”というものはほんとうに、よくわからない。「えっ⁉ こんな人が…」と思うような人があっという間に“茶の間の人気者”になる。かと思えば、その実力とか才能とか行動力とか誰もが認 続きを読む
大昔の記憶をたどると「ごようきき」という人たちが近所を廻っていた。いつの頃からか、そういうものを見なくなった。もっとも、現代も似たような制度はある。その一つは“トドック”のようなカ 続きを読む