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運命の主役者たち

人は運命にどう立ち向かうべきなのか


人は誰でも「運命の主役者」として、自分自身の人生を歩んで行きます。 あなたの人生上の出来事を、もっとも完璧に演じきれる主役は、あなた以外には考えられないのです。 ただ、その人生が世間的注目を浴びるかどうかは別問題です。 ここでは、運命としか呼びようのない人生を背負わせた人々のホロスコープや命式を解説しながら、人は運命にどう立ち向かうべきなのかを一緒に考えて行こうとするものです。

難しい局面に差し掛かっている国生さゆりさんの運命

国生さゆりさんのデータ

1966年12月22日午前9時50分
鹿児島で出生
1984年
ミスセブンティーン・コンテストで全国大会に出場。
1985年
資生堂の美容部員として就職が決まり上京。TV「美少女コンテスト」で優勝。 「夕やけニャンニャン」の“おニャン子クラブ・8番”となる。
1986年2月
「バレンタイン・キッス」でソロデビュー。オリコン2位となる。
同年10月
約一カ月を掛け北米大陸をバイクで横断。
1987年4月
“おニャン子クラブ”卒業。「キスより簡単」で連続ドラマ初主演。
1991年
ドラマ「しゃぼん玉」出演以降、俳優・長渕剛と不倫。
2000年11月
中学時代に交際していた上前琢郎と結婚。鹿児島県内に居住。
2002年
“おニャン子クラブ”再結成に参加。フロントボーカルとなる。
2003年8月
上前と離婚。一年後に再同棲したが、再び離別。
2008年11月
女子プロレス団体OZアカデミーの興行に尾崎魔弓のマネージャーとして参加。
2009年12月
コンサルタント会社社長・甲田英司氏と婚約。

ホロスコープの解説

全体的特徴

MC(天頂)に接近して海王星が位置していて、その海王星が多数の惑星とアスペクトを形成しているホロスコープです。MCはその人の“社会的な頂点”の掴み方と、その人の“天職との関わり”を表わし、時には“課せられた業”をも暗示するものです。そういう重要な部分に、海王星がポツンと孤立して位置していて、沢山の惑星とのアスペクト関係が示されているのは、その作用の大きいことを表わすものです。もう一つ、彼女のホロスコープで目立っているのは、月を頂点とした「ヨッド」と呼ばれる“二等辺三角形アスペクト”です。月―海王星―天王星・冥王星で作られていますが、これに横やりを入れているのが土星で、つまり土星―天王星・冥王星―海王星で“直角三角形”も形作られているのです。これらの部分だけ、完全にホロスコープ全体から“浮き上がっている”ようにさえ見えます。
これらと或る意味でまったく異なった形でホロスコープに強い作用をもたらしているのは金星と火星のアスペクト関係です。特に火星はアセンダント(上昇点・ASC)とも120度で、彼女の負けず嫌いな行動力と情熱の源になっているようです。又、彼女の人生に強い影響を与えているのは“おニャン子”というグループの存在ですが、“目的を同じくする仲間”を表わす「第11ハウス」内に、彼女の場合は太陽と金星とが位置しているようです。つまり、仲間こそ彼女を輝かせて、人気をもたらしてくれる秘訣なのです。又、彼女の場合、土星が「第2ハウス」内に居るのも興味深いところで、経済的な問題や苦労を抱えていた時期が存在していたのかもしれません。

アスペクト

個々の惑星の度数を見ると、似たような度数が沢山あることに驚かされます。つまり、海王星の23度、土星の23度、月の22度、冥王星の20度、天王星の24度―もちろん、個々の惑星が位置する星座は異なっているのですが、度数の共通性があるために、それぞれがアスペクト線で結ばれていきます。つまり、既に述べたように、月―150度―天王星・冥王星―60度―海王星―150度―月「ヨッド」と呼ばれる“二等辺三角形”が、その第一です。これは月を頂点としているので、私生活と感情面に影響し、変化の多い私生活と感情・衝動による突発的な行動が多いことを表わしています。
あまり、感情を隠せるタイプの方ではありません。MCに近い海王星は仕事上に「名誉運」をもたらしてくれますが、仕事そのものとしては掴みどころがなく不安定で気分に左右されやすいことでしょう。“霊感”や“信仰”に導かれる仕事や、大衆に対して“癒し”を与えられる仕事であれば、大いなる人気や名誉を得ることができることでしょう。但し、元々何事も長続きするタイプではなく、仕事環境や条件は変化しやすいことでしょう。
移動を伴う仕事や、海外に関連した仕事では大いなる成果を得ます。私生活や住居は突発的な変化を伴う形なので、あまり早くから“安住の地”を定め過ぎない方が良いのかもしれません。もう一つ、土星―180度―冥王星・天王星―60度―海王星―120度―土星の“直角三角形”の方は、元々「第8ハウス」内に位置する冥王星と天王星に対して土星が制限と試練を投げ掛けている形で、先天的に何らかのSEXに関する“課題”が潜んでいるようにも感じられます。
また、この部屋は“心霊世界”にも関わりのある所なので、そういう方面にも何かしら“先祖的な課題”が潜んでいるのかもしれません。借金問題や相続問題に巻き込まれると厄介なことになりそうです。金星と火星は正確に90度アスペクトで男女関係の問題に対しては、常に何らかの妨害や干渉や中傷がつきまとっているようです。男と女の根本的な“違い”について理解しないと、どういう相手と一緒になっても、傷つけ合って別れるような結果に結びつきがちです。

注目すべきトランジット度数

トランジットの惑星位置と出生時の惑星位置、それに実際の人生の主要な出来事とを考え合わせると、トランジットが10度前後、3度前後、20度前後、22度前後、0度前後に位置している時に、物事が具体化している傾向がみられ、出生時にそれらの位置にある惑星が人生を主導しているものと見られます。そうすると、出生時に9度に位置している金星と火星、3度に位置している木星、20度に位置している冥王星、22度に位置している月、29度に位置している太陽が、それぞれ該当している惑星ということになります。
まず「ミス・セブンティーン」に出場した時、トランジットの木星は「やぎ座」10度で、出生時の金星に0度で重なり、出生時の火星には90度アスペクトとなっています。土星は「さそり座」10度で、火星に30度、金星に60度です。天王星は「いて座」10度で、金星に30度、火星に60度です。海王星は「やぎ座」0度で、太陽に0度です。冥王星は「てんびん座」29度で、太陽に60度です。「おニャン子クラブ」に加わった時、トランジットの木星は「みずがめ座」10度で、出生時の金星に30度、出生時の火星には120度アスペクトとなっています。海王星は「やぎ座」3度で、木星に150度です。冥王星は「さそり座」3度で、木星に90度です。「バレンタイン・キッス」が大ヒットした時、トランジットの木星は「みずがめ座」20度で、出生時の冥王星に150度アスペクトとなっています。天王星は「いて座」20度で、冥王星に90度です。
長渕剛氏と不倫関係が生じた時、トランジットの木星は「しし座」10度で、出生時の火星に60度、金星には150度アスペクトです。天王星は「やぎ座」11度で、金星に0度、火星に90度、ドラゴンヘッドに120度です。上前琢郎氏と結婚した時、トランジットの木星は「ふたご座」10度で、出生時の火星に120度、金星に150度アスペクトです。土星は「おうし座」29度で、太陽に150度です。冥王星は「いて座」11度で、火星に60度、金星に30度です。海王星は「みずがめ座」3度で、木星に180度です。
甲田英司氏と婚約した時、トランジットの土星は「てんびん座」3度で、出生時の木星と60度アスペクトです。冥王星は「やぎ座」3度で、150度です。天王星は「うお座」23度で、土星に0度、天王星に180度です。現在、トランジットの天王星は「おひつじ座」3度にあって、9月まではその位置を保ちます。10月以降は遠のくので“電撃入籍”するとすれば、この時期以外はなく、それ以降は難しくなるでしょう。

四柱命式の解説

全体的特徴

命式全体の干支の配置は、五行の偏りは比較的少なく「土」行以外は出現している構成です。その「土」行は「正財・偏財」に当たる干支で、彼女自身の中では“才能”と“財力”に関して若干コンプレックスのようなものが存在しているのかもしれません。天干を見ると「傷官」や「偏官」が出現していて、庚の「正官」にマイナスの作用を与えています。つまり、社会的な“成功”“地位・役職”には先天的に邪魔が入りやすい形です。月干が「正官」となるのは、プライドの高い性質で、あまり融通の利くタイプではないことを物語っています。日干が月干と“干合”しているのは、人気運や協力者を得られやすい形ですが、“月令”が「水」で、干合五行でも、日干五行でもなく、“干合”を十分に活かしきれていないような配置の印象を受けます。
月令干は「偏印」で、人気運があり、趣味・嗜好に走りやすい人生ですが、“生活の安定”というようなことに関しては若干、苦手意識を持っているのかもしれません。芸能界は、向き不向きで言えば大変向いている分野ですが、元々、日支蔵干「乙」で「比肩」となり、「傷官」「正官」が並んでいる形なので、“良い結婚”“長続きする結婚”は難しい形でもあります。さらに、命式で地支に「子・卯・午・酉」の“旺支”が多く並ぶのは、恋愛を始めとする“交際関係”に支障をきたしやすい形で、対人面でトラブルが生じやすいものです。
彼女の場合“日干の干合”という恵まれた先天運を持っているので、目標・目的が一致している“友達夫婦”を目指すことができれば、良い家庭を築くというのも夢ではありません。なお、卯年である2011年は一方で“独立独歩”の意識が生れ、その一方で“孤立感が強められやすい”年です。結婚・入籍は昨年の方が条件的に向いていたはずですが、今年も一応その可能性は秘めています。但し、今年を過ぎてしまうと正式な入籍・結婚は難しくなります。もっとも、今の婚約者の方とは“縁”の深い部分があるので、かえって入籍せず、半同棲のような形を続けていった方が幸せかもしれません。

運気的に注目すべき干支

彼女が実質的に「オールナイトフジ」で仕事を開始したのは「乙丑」の年からで、運気的には“才能が発揮され個性が開花する年”に当たっていました。彼女が「バレンタイン・キッス」のソロデビューによって、個人的な人気を一気に獲得したのは「丙寅」年“傷官・帝旺の年”で、目上への反発が強まっていったものと見られます。「キスより簡単」で連続ドラマ初主演となったのは「丁卯」年で、まさに運気が表わす“食神・建禄の年”らしい“自分の城を得た状態”であったと思われます。
ドラマ共演をきっかけに歌手・俳優の長渕剛と“不倫”へ突っ走った「辛未」年は、日支「卯」の“三合「未」”の年で、年支「午」の“支合「未」”の年でもあります。とかく、恋愛・結婚というと、日支の“支合・三合”等ばかりが取り上げられがちですが、年支、月支、時支の“支合・三合”が作用することは稀ではありません。ここで注意したいのは、年干の方の「辛」は、日干から見て「偏官(七殺)」でしかないのに、むしろ恋愛・結婚にはマイナスなはずなのに、なぜ、作用するかという点についてです。これは命式上の年干「丙」に対して、流年の年干「辛」が干合し、それによって「丙」の持っている“傷官作用”が一時的に失われるからです。つまり、日干「乙」にとっての「庚=正官(夫を意味する星)」を傷つけることになる「傷官」が、一時的にせよ“干合”によってその作用を失うので、彼女にとって“パートナーが出現する年”となったのです。
事実上は“不倫関係”でしたが、長渕剛との関係は半ば公然のものとなって4年間も続いたようです。けれども、「我」である「乙」の年となって、愛情面でのライバルが出現し、自立心が強まり、不倫を清算するにいたったようです。その後「庚辰」の年に至って、中学生時代に付き合っていたという上前琢郎氏と正式結婚します。
ここで注目すべきは「庚」年は“夫出現の年”で問題はないのですが、「辰」の方は日支の「卯」とは“支冲関係”にあり、対立する関係にある十二支同士です。したがって、この年に結ばれたなら、やがては別離・別居することに向かっていくはずなのです。実際“夫の星”にとって「傷官」に当たる「癸」の年に離婚しました。「己丑」の年に“婚約”されましたが、前途多難な船出を予想させるものであり、本来なら正式結婚に相応しい「庚」の年を通り過ぎ、“傷官”を除いてくれる「辛」に至っています。これらを過ぎてしまうと、結婚の時期として良い年を探すのは難しくなるかもしれません。

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