12月, 2012年

新刊『古代エジプト守護神占星術』の読みどころについて

2012-12-27

前書『心易占い開運秘法』を書いてから早くも十年以上が流れた。もちろん、その間にも雑誌・新聞・占いサイト等を通じ種々書いてきているので自分自身として空白感はないのだが、なんといってもまとまった一冊の紙書籍としての著書からは大きく遠ざかってしまっていた。そういう意味では本当に久しぶりに私らしい著書『古代エジプト守護神占星術』(国際語学社刊)を出すことができた。

今回の本の一番の特徴は、占いについて全くの初心者であっても、すぐに自分も周りの人たちも占うことができるということ―簡単な仕組みの占いになっている―という点だろう。これまで私が出してきた本は、どちらかといえば既に占いに対して或る程度の知識を持っている人が読んだ方が理解しやすい内容の本ばかりであった。『実際手相鑑定密義』をはじめとして『占星学秘密教本』『波木流風水・幸運の法則』から前書迄いずれもがそうであった。決して初心者が読めない本でも、理解できない内容でもないが、専門的な判断方法などが含まれているため多少習得に時間を要する占いが多かったのだ。

私は自分自身が年齢がいって新たなものを習得していくことに抵抗感を覚えることが多くなった。すべてにおいて“簡単なものの方”が良くなってきている。そうなって初めて一般の方たちの占いに対しての思いというか意識というか…そういうものが何となく掴めるようになってきた。占いは単純で良い。解かりやすく、占いやすい形が良い。一刀両断という言葉があるが、厳密な正しさから遠ざかっても切れ味の良いスッキリとしたものが良い。奇妙なもので古今東西を占いを扱ってきて、最終的にどれが正しいとか、どれが一番とかいうことはなく、それぞれの良さがあり、それぞれに捨てがたい味がある…というのが私の「各種の占い」に出した結論だった。そういう意味では人生における「一つのヒント」としてこの占いを活用して頂けたら良い。この占いは正しいから普及させようなどという気持ちはみじんもない。いやこの占いだけでなく、占いは本来「人生上のオアシス」として利用して頂けたなら良いものなのだ。「絶対に当たる」とか「当たらなければ価値がない」と考えること自体が人生をつまらなくするもののような気がする。人は砂漠の中で道に迷った時、本能的にオアシスを求める。それと同じような感覚で「占い」を求め、その導きの中から再び歩き始める勇気を持つことができる―それで良いのだ。この本には、36星座それぞれに有名人の実例が書かれている。要するに星座の持っている作用とか能力とかを上手く活用した結果として成功した人々の特徴を抽出する形で36名分記してあるのだ。このような実例を拾い読みするだけでも何らかの役に立つはずだと私は信じている。人は誰でも自分に与えられた範囲の中でしか、自分の素質や能力を発揮できない。逆に言うと「与えられた範囲内」であれば眠っている素質・能力をいくらでも発揮できる。その眠っている部分に気付いて欲しいのだ。天然資源と同じで眠っているものを掘り起こす努力は必要だが、多くの人が眠らせたままになっていることも事実なのだ。この本は眠れる資源開発のための本でもあるのだ。

本書の第1章は、実は占いそのものについて書いたのではなく、古代エジプト文明の謎について私なりの視点でメスを入れたもので主に「大ピラミッド建造の理由」について書いてある。私は占いの本という形を通して、自分の研究してきた「古代エジプト文明」の真実の形の一端を、この本の中に託した。だから多少物足りないのだが、古代エジプト文明そのものに興味とか関心を抱いている方はぜひ本書を読まれると良い。その創世神話や死生観についても日本人の視点から解かりやすく解明してある。この点は自信を持っているが、おそらくこれまで日本で発行されたどの古代エジプト関連本よりもスッキリとその全体像が理解できる内容となっているはずだ。旧約聖書の「創世記」の記述の多くが古代エジプトの創世神話からの転用を含んでいることに驚かされるに違いない。ピラミッドと古代エジプトにおける「生命」との関係についても、重要なヒントを記してある。ピラミッドの本ではないのでほんの触りだけではあるのだが、それでもこれまで明かされることのなかった本質的な部分について鍵となるヒントを提供できたものと自負している。いつかピラミッドそのものについて一冊にまとめるときが来れば、その時知られざる全容をお伝えしたいと思う。

UFOとミステリーサークルの怪

2012-12-01

今から30年以上も前に、UFO関連のニュースや事件が世間を騒がせていた時期があった。UFOが多数の人たちに目撃されたとか、UFOから追跡されたとか、宇宙人からのメッセージを受け取ったとか、宇宙人の死体が発見されたとか、UFO内に誘拐されて人体実験を受けたとか、宇宙人との間で子供が生まれたとか…実に様々な話や事件が疑問符付きで報道されていた。

多くの場合は確固たる証拠が提出できないケースが多く、いつの間にかうやむやのような状態で消えてしまった。ただ直接証拠ではないが、UFOと深く関わっていると騒がれたのが「キャトルミューチュレーション」つまり家畜類が奇妙な刺殺解体のされ方をしていた事件だ。アメリカ南部の牧場で多く発生していた事件で、牛や馬や鶏が血を一滴も残さず、その局部や眼球や肝臓など一部分だけを見事にえぐられて、牧場内に転がって死体で発見される事件が多発したのだ。血を一滴も流さずに、その部分だけを「抉り取る」という方法が存在していなかっただけに、宇宙人の仕業ではないか…という憶測が流れた。事実そういうことが行われる夜には決まってUFOの目撃例があった。一部に、牛が空中に引き上げられていく様子を見た…と証言する人も現れた。けれども、これもうやむやのままいつの間にか事件は沈静化した。

それから少し経って、騒がれるようになったのがミステリーサークルだった。イギリス南部に多いこの事件は、麦畑の稲穂がなぎ倒されるような状態の中で特殊な形状を描くもので、上空から見たとき各種図形が畑の中に忽然と出現する。単純な図形であれば、人間が稲穂などを踏みつけるなどして形を描くこともできるが、近年出現し続けているミステリーサークルは極めて複雑で、とても人間業とは思えない。デザイン的な観点からいっても、実に見事な出来栄えでセンスの良さがうかがわれる。しかも、時に百数十メートルにも及ぶミステリーサークルが一晩で出現するのである。我が札幌の雪まつりの雪像が数週間かけて出来上がることを考えれば、いかに人間業ではないか…お解かりになるだろう。そして忘れてならないことは、ミステリーサークルは上空からでないと本当の形状が掴めないことだ。そういうものが深夜に一晩で完成するのである。以前は、頻繁に出現することはなかったが、ここ2~3年は植物が成長する時期になると頻繁に出現する。しかも、それらの弓状に曲げられた植物はその後も通常通り生育する。枯れ果ててしまうことがないのだ。

ミステリーサークルに合わせて、近年はUFOの目撃例も後を絶たない。イギリスでは最近UFOの目撃例だけでなく、撮影されるケースも多くなってきた。一瞬の動きだけでなく、数分間の動きが動画撮影されるケースが増えてきているのだ。一時期、ミステリーサークルにしろ、UFO撮影にしろ騙しが多くなって、そのおかげて信用されなくなった時期もあった。けれども最近は誰もが撮影できる携帯電話やスマホを持っているので、とっさの場合でも映像化が可能になってきているのだ。そしてインターネット配信で誰もがそれを見ることができる。こうなってくると、これまで懐疑的だった方たちの中にも、徐々に信用し始める方が出てきている。もちろん週刊誌やスポーツ新聞のネタとして扱われるケースも多いが、科学的な見地からもう一度見直そうという動きも見受けられることは事実なのだ。

私が占いを教えていた方の中にも、かつてUFOに遭遇していた方はいる。その方の場合深夜に窓から光を見て、ふと起き上って外に出た前後までの記憶はあるが、その後の記憶はないらしい。その方の場合、その後しばらく頭に奇妙な振動を感じることがたびたびあって、無意識に手指が動いて紙に何かの言語を書き写し始めるのだという。後で気付くと自分でも何を書いたのか、全く不明で奇妙な文字の羅列だけが綴られていたという。彼女は気味悪くなって、病院へ行って調べてもらったところ、背中の首に近い位置から奇妙な5ミリ四方の金属片のようなものが発見され、取り除いてもらったという。そして、それ以降は頭に振動を感じることはなくなったそうだ。彼女は、こんなことを言うと頭のおかしな人に思われるので誰にも言っていないのですけど…と神妙な面持ちで話していたものだ。

30年以上前は、単なるブームのような形で鎮静化してしまったUFO騒動だが、もう一度腰を据えて偽物を排除しながら、真実を探求する時期に来ているような気がしてならない。

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