3月, 2017年

1時間に“1兆8000億円”を失う人がいる

2017-03-31

私が以前から予言していたように、東芝は切り札である“半導体”を売却せざるを得なくなった。1兆円以上に膨らんだ損失を埋めるにはそれしかないからだ。誰もが“1兆円”という金額に驚く。ところが、この“1兆円”、いや実際には“1兆8000億円”だが、それを何んと1時間で失った人物がいる。中国の大金持ちだ。それにしても“1兆円”は巨額だ。どうやって失ったのかというと、株価が急落したからだ。自分が所有していた“漢能集団”という企業の株価が一挙に47%も急落したからだ。それによって“漢能集団”の株を80%も所有していた創業者・李河君会長の評価額が1時間のうちに1兆8000億円も下がったという話だ。もっとも、彼は大金持ちである。株価が半額近くまで下がって多大な損失を被ったが、仮に、今すぐ売り払っても“約2兆円”が手元に残る。すごい金額ではないか。つまり1時間で1兆8000億円失う人は、それでも大金持ちであることには何ら変わりはないのだ。ただ、この企業の株価が少しおかしい。何しろこの一年間で625%も急騰している。明らかに異常な上がり方なのだ。通常、日本でなら新興企業で一年間で200%くらいまで急騰するケースは稀にあるが、大企業では絶対にありえない。急騰と言い急落と言い絶対におかしいのだ。しかも、その株の80%を握っている。これも日本では考えられないことで、せいぜい創業者が60%くらいまでである。したがって、この株には何かがあるのだ。極端なことを言うと、本人が釣り上げておいて一気に売り切った、という“手品のような手法”があるかもしれない。株一つ見ても中国は、得体のしれない“闇”を抱えている。

「一寸先は闇」だから人生は素晴らしい

2017-03-30

破産した「てるみくらぶ」に就職が内定していた50人の今後を“救済したい”という企業が表れている。それはそれで喜ばしいことだが、このような理不尽な問題が起こった時「私の人生を返してほしい」などと訴える人を見ると「それは違うよ」と言ってやりたくなる。確かに、採用5日前になっての企業倒産で“前途が絶たれた”ように感じるのは無理もない。けれども、誰でも人生に一度や二度は、どこにも訴えようがないような“理不尽な出来事”を経験している。そういう人の方が大多数なのだ。もちろん、それは就職という出来事に限らない。しかも今回の場合は、会社側が企画したツアー参加目的で多額のお金を既に振り込んでいる人たちもいる。そういう人たちが“第一の被害者”なのだ。もし、これが実際に働きだして5日後であれば、いくら入ったばかりだといっても“加害者側”として対応しなければならなかっただろう。そういう意味で言うと、ラッキーだったともいえるのだ。ましてや「救済企業」まで出現している。ものは考えようで、“不運”にもなれば“幸運”にもなる。採用取り消しとなった50人にとっては、人生最初の“躓き”かもしれないが、それが後々良い経験となって作用することもある。人間は、“大きな挫折”とか“理不尽な出来事”とかを経験することなく成長すると、周囲の人達への本当の意味での配慮や理解力が培われない。自分の尺度、応用の利かない考えでしか相手に対応できないものだ。ところが、紆余曲折ある人生、さまざまな挫折、理不尽な出来事をいろいろ経験していると、どのような相手にでも対応できる“懐の深い人間”になる。嫌でも“理解力ある人間”や“包容力ある人間”や“清濁併せのめる人間”になるのだ。中でも“清濁併せのめる人間”という部分が重要で、実は潔癖感の強い日本人は、この部分が弱い。人間としての“器の大きさ”も関わってくるが、近年は特に“清濁併せのめない”人達が多くなってきているような気がする。

20年間“埋まらない”「空白」

2017-03-29

TBS「今夜解禁!因縁」という番組の中で、タレントの相原勇さんと格闘家の曙氏とが20年振りに顔を合わせて“互いの主張”をぶつけ合うという。二人には1997年に“婚約破棄スキャンダル”で世間をあっと驚かせた過去がある。当時、相原さんはレギュラー8本を抱える超売れっ子。それに対して曙氏は怪我などあって振るわなかったが“交際宣言”後に優勝を飾り、その後は“結婚”かと注目されていた。そのインタビューの中で飛び出したのが“破局宣言”で、しかも当の相原さんには知らされていなかったらしい。相原さんが逃げるようにアメリカへと渡ったのも何となく頷ける。その後20年、現在は両者とも“家庭”を持っている。このようなケースは著名人でなくてもしばしばあることで、実は“婚約破棄”の多くは、このような形で行われる。つまり双方とも納得しての“婚約破棄”というのはほとんどない。大抵は一方的な形での“婚約破棄”となる。私自身も大昔、“婚約破棄”をされたことがある。まだ20代の時で相手には別居中の夫がいた。だから正式にいえば“不倫”であり、その時点でアウトなのだが、若かった私はその女性からの“もう私の家庭は崩壊している”という言葉を真に受けていた。そして彼女から“一緒に暮らしたい”と熱望され、新居まで探した。彼女曰く“あなたとの既成事実を作ってから正式離婚する”という言葉を信じていたのだ。だから、私は彼女を自分の親・兄弟にも“婚約者”として逢わせた。そして新しい住居に“新しい家具調度”をそろえ引っ越した。とろこが、そこから彼女は“急変”したのだ。彼女には十歳以上離れた長女の姉がいて、母親無き家での“母親役”を担っていた。その姉が強力に反対したのだ。すると不思議なことに、それまで“崩壊している”と言っていた夫との間まで持ち直し始めた。実際にはあとから正式離婚したらしいが、その時にはそういう状況で“やっぱり離婚できない”となったのだ。私の方は“冗談じゃない”と思ったが後の祭りだった。あの“苦い体験”は、その後“占い師”となった時、大いに役立った。ただ38年たった今でも“彼女はどうしているだろう”と思うときがある。

かつて“恐竜”が支配していた地球

2017-03-28

決してSF映画なのではない。実際に、この地球で“恐竜全盛期の時代”が存在したのだ。その証拠ともいうべきものがオーストラリア西部で発見された。何んと21種類もの恐竜の足跡が一度に発見されたのだ。つまり、多数の異なる外貌を持つ恐竜たちが、同時期その地域を闊歩していたということになる。しかも、その恐竜たちの闊歩していた期間は“1億年以上もの長期間”なのだ。われわれ人類の生息機関というのは、たかだか数百万年である。現代人のような人類に絞ると数万年に留まるだろう。いかに“恐竜時代”というのが長期間にわたって続いていたか、あらためて驚く。そういう点から考えると「地球」という生命体の歴史の中では、長期に及ぶ“恐竜支配期間”というものがあって、それが地球そのものを襲った“何らかの自然災害”(一般には巨大隕石の衝突?)によって一瞬にして絶滅した。奇妙なのは、1億年以上も生息していた恐竜は、その後における新たな地球環境の中では進化してこなかったということだ。その変わりのように“人類”が出現した。言ってみれば、“人類”は“恐竜”の代わりなのだ。そう考えると、一時期言われていた“宇宙人の容貌”の中に、“恐竜的な容貌”が語られていたことは奇妙ではないのかもしれない。つまり、もし地球に“恐竜絶滅”の歴史が無ければ、恐竜そのものが進化して、当時における“人類的役割”を果たしていた可能性もある。二足歩行をしていた恐竜には、その可能性が全くないとは言えない。そして、もしかしたら古来“龍神”として恐れられてきたものは、実は“恐竜の生き残り”なのではないだろうか。実は、われわれが“古代文明”として引き継いできたものの中には、“恐竜の知恵や教え”が含まれているのではないだろうか。

孤独に生きていく国→「日本?」

2017-03-27

こういう調査の数字や表を見るたび、“若い人たちの日本”が危ういものに思えて来る。OECD加盟25か国を対象とした調査によると、日本では15歳で「孤独を感じる」比率が最も高く、29.8%にも上る。みんな寂しいんだ。15歳ということは中学の終わりか、高校に入ったばかりか、とにかく日本の中高生は“孤独”らしい。みんな“ライン”とかでつながっているように見えるけど、実は“繋がってなんかいない”ということだろうか。イギリスでは5.4%、フランスでは6.4%だから、日本がとびぬけていることが判る。今度は大人たち、これがまたとびぬけて高い。日本では15.3%の人達が家族以外とは付き合わない。この比率、オランダでは2.0%、アメリカでは3.1%、韓国でも7.5%にとどまる。実は日本では2030年になると、なんと3世帯に1世帯は“単身世帯”になってしまうという予測統計が出ている。13年後のことだ。そうすると、元々家族以外とあまり付き合わない日本人はますます“孤立”に陥りやすい。つまり、日本という国全体が“孤独に生きていく国”に変わってしまいそうなのだ。そうなると、どうなるかというと“孤独死”が増える。若い人(40~60歳)たちの“孤独死”が増えそうなのだ。どうして、こんなことになっちゃったんだろう。昔の日本人たちは“輪になって”みんな仲良く暮らしていたのに…。コタツとか石炭ストーブしかなかった頃、人々は冬場、嫌でもコタツやストーブの周りに集まった。だから“輪になって”自然と仲良くなったんだ。日本に“長屋”が多かったころ、人々は長屋の土間に集まって井戸水を組んだ。そして“輪になって”井戸端会議をしたんだ。だから、長屋の者同士自然と仲良くなったんだ。そして携帯電話やスマホが、当たり前の時代になると、人々は“言葉による会話”を失っていった。だから、繋がっていても寂しいんだよ。もし、携帯とかスマホとか無くして、直接しゃべらなければならない状態に戻せば、孤独の半分は無くなるのさ。

賭けに出た綾部裕二の野望

2017-03-26

このところ「ピース綾部」の今後に関して“ピリピリムード”が流れている。昨年秋に、2017年4月からアメリカを活動拠点に移すと宣言した芸人・綾部裕二氏。レギュラー8本をなげうっての挑戦として話題になった。これまで一応コンビ「ピース」として活動してきたのだから、海外に拠点を移す以上「コンビ活動休止」と表記されるのは当然のことで、それをわざわざ所属事務所が「休止状態とは言えない」と訂正するのは理解に苦しむ。仮に失敗して戻ったとしても、誰が彼を責めるだろうか。元々日本のコメディアンが“コメディアンではない形(?)”でアメリカで名をはせたい! という訳の分からない挑戦なのだ。しかも英語も満足に話せない。アメリカに居住した経験もない。「就労ビザの申請がなかなか下りない」というもの当然ではないか。或る意味で“無謀な挑戦”なのだ。けれども、運命学者としての立場からいえば、実はこの“無謀な挑戦”が成功するケースが時々ある。だから人生はわからない。「運命」という言葉は、だから存在しているようなものなのである。例えば彼の“眉の形”は実に良い。男性として“理想的な眉の形”なのだ。但し、本当は“お笑い芸人”として生きていく眉の形ではない。実際、彼は“芸人”となる前、家具製造メーカーで技術者として働いていた。そう“技術や芸術の専門家”としての素質を持っている眉なのだ。したがって、もし、ハリウッドでスターになれなければ、家具職人に戻れば良い。そのくらいの意識を持った方が良い。所属事務所としては“それでは困る”から「休止状態とは言えない」と釘をさすのだ。所属する吉本としては“日本独自のコメディー”をアメリカに輸出したい野望を持っている。その先鞭として綾部氏を使いたいのだ。もちろん、表面上は“綾部の夢を応援する”という形をとる。それにしても、又吉直樹氏は芥川賞作家となった。綾部裕二氏は“ハリウッド俳優”として赤絨毯を踏むことが出来るだろうか。

海外は「格安」より「安心」を選ぶ

2017-03-25

格安海外旅行会社“てるみくらぶ”が事実上の倒産らしい。昨日になって本社・支社全て臨時休業、航空券すべてキャンセル扱い、及び発券停止となったからだ。資金繰り悪化による「事業停止」となったらしい。どうも社長は雲隠れのようで、今後の対応が待たれる。先日の新聞紙上でも“魅力的な広告”が踊っていた。ところが、この旅行会社、前から評判があまり良くなかった。問い合わせても、反応がないとか、詳しく教えてくれないとか、キャンセルを認めないとか、旅行会社としての初歩的な部分が今一つ確立されていないようなのだ。私なども、それを知って申し込むのを止めた経緯がある。それでなくても、海外旅行は不安が付きまとう。何か問い合わせて、応えてもらえないのでは信頼関係が築けない。どんなに料金的に格安でも、企画内容自体は魅力的でも、安心・安全という海外における重要な要素が欠けていたのでは、企業イメージが低下する。近年は海外におけるテロや事件が多く、昔ほど気軽に旅立てる地域が少なくなった。観光として海外に出向く場合、まずはトラブルの心配が少ないところを優先する。そういう意味で近年「台湾」が日本人の観光先として1位になっているのは、テロや事件の心配が少ないこと、日本人に対し好意的であること、街中の漢字表記も解りやすいこと、食べ物も馴染み或るものが多いこと、交通機関も利用しやすいこと、物価・お土産も比較的安いことなど支援材料が多い。一時期多かった韓国が、近年、日本に対し好意的ではなくなったことが訪韓者を激減させてしまった。その“韓国の激安ツアー”を得意としていたのが“てるみくらぶ”だった。実は社長が“韓流の追っかけ”だったという噂もある。多少、お金が掛かってでも、安心・安全を買おうとする日本人旅行者は、政情不安な昨今、ますます増えそうな気がする。

「血」が紡ぎ出す本能と運命

2017-03-24

われわれは普段、あまり自分の“血縁”ということについて深くは考えない。例えば私は十五歳の時、母親から「お前は本当は長男なんだよ」と教えられた。けれども、私には、それがどういう意味なのか、本当のところよく分からなかった。ぽかんとしていた。「私の長男は、あなたなのよ」母親はなぜか涙を流した。それでも、私には、それがどういうことなのか、よく分からなかった。母親は父の後妻であった。それを知ったからと言って、私には何の変化もなかった。ただ八歳年上の兄が、別なお母さんの子だったんだと、ぼんやり思っただけであった。実際、その後でも、私の場合は実兄に関して、特別な感情を抱いたことはない。普通の兄弟としての兄でしかない。私は特殊なのだろうか。このほど、日本初の匿名第三者の卵子提供による子供が誕生したという。そして、これから順次、そういう子が産れて来るらしい。ところが、それに対して“異”を唱えている女性がいた。その女性は、匿名の精子提供で産れてきている女性だった。彼女の場合、母親からそれを知らされた時、不安や怒りの感情でいっぱいだったという。父親が無精子症だったということが、許せない気持ちを与えたらしい。彼女は大学院を止め、引きこもったという。やがて同じように“精子提供で産れた仲間たち”を知って、そのトラウマから脱することが出来たのだという。だから理解を示すのではなく、だから反対らしいのだ。卵子の無い母親、精子の無い父親、それらを許せない気持ちになる…或いは、それなのに子供を得ようとしたことが許せないのか。「長男」だといわれて何も感じなかった私は、今、初婚の妻と離婚して長女と逢えなくなったが、その長女は私のことをどう思っているだろう。もし、私の“血”を受け継いでいるなら、特別どうということもなく“変わった人”との印象を抱いているに違いない。

河村たかし氏が遺す「1000年の宝」

2017-03-23

名古屋市長の“河村たかし氏”と言えば中々ユニークなお人柄で知られる。“未来の総理大臣”を自称し、時の権力を批判していた。その後、いつの間にか“総理”ではなく“市長”となったが、実際の行政では中々思うような成果を出せない時期が続いた。彼の描く“理想郷”は思うように実現できていないが、このほど彼の念願の一つ“名古屋城天守閣の木造復元”のための事業費504億円が成立した。実は全国でも木造での正確な再建は初になるらしい。彼の口癖であった“総理”にはなれなかったが、そして名古屋の市政も必ずしも良好とは言えず、市長としての業績も今一つなのだが、これによって彼は“木造天守閣を復元した市長”として永遠に名を遺すことが出来る。この“復元事業”も、紆余曲折を経ての成立で、地元の評判は必ずしも良いものばかりではない。けれども、戦災で喪われた原初の天守閣(1612年完成)の“正確な実測図”が残っていたことは、歴史遺産の観点からいえば大変喜ばしい。実際の復元工事は2020年から始められ、2022年に完成予定らしい。最初“東京五輪”に間に合わせる予定だった完成は予算の関係などで不可能となった。多少遅れるが、ユーチューブで発信すれば世界的な注目を集めることは間違いがない。日本の“城の形状・外観”は我が国独特の趣がある。観る位置や角度によって、違った印象を与えるのも特徴の一つだ。それにしても、日本の多くの名城が戦災によって失われた。河村市長ではないが「1000年の宝」ともいえる名城天守閣の復元は、世界に誇る“現代の歴史遺産”としての価値がある。われわれにはがさつな民族には無い“雅な血”が流れているのだ。

「幸福度ランキング」って何かが違う

2017-03-22

国連(UN)が毎年発表する「世界幸福度報告書」と呼ばれるものがある。国別で“幸せな国はどこか”探そうという調査報告書である。それなりの根拠があるのかもしれないが、今年は昨年4位から1位へノルウェーが躍り出た。2位デンマーク、3位アイスランド、4位スイスと続く。なんとなく冬山の多いイメージ的に“白い国”が多い。日本の中でだと“北海道”だけ独立させればランクインしそうな選抜。でも実際には“福祉”というものの充実度がランクを動かしている部分が多そうである。アメリカは14位、ロシアは49位、日本は51位、韓国は56位、中国は79位と振るわない。もちろん、福祉だけでなく、“自由”とか、“健康”とか、“良好な統治”とかも加わるらしい。確かに、国として考えるなら、福祉が行き届いていて、あらゆる自由が保障され、病気になる確率が低く、国内が平和であれば、個々の人々にとっても“幸せを掴みやすい”のには違いない。けれども、どの国に住もうと“幸福な人”はいるし、“不幸な人”もいる。残念ながら、国だけが“個人の幸福”を与えられるものではない。そして“幸福な人”というのは、どの国でも似たり寄ったりなのだが、“不幸な人”というのはそれぞれに違っている。この報告書の中では“不幸を招く原因”の一つとして“精神疾患”を掲げている。つまり、“心の病”が国中にはびこると“幸福は遠のいていく”というのだ。それはそれでもっともな話だが、その“心の病”はどうすれば取り除けるのかについては記されていない。“福祉を充実させれば良い”という単純な問題ではない。“身体の病”も“心の病”も治す特効薬は、永遠に手に入らないものなのか、神様は黙して語らない。

「統一されない教会」の舞台裏

2017-03-21

かつて「世界統一教会」という宗教があった。“霊感商法”で社会的問題を次々と起こした宗教だ。歌手・桜田淳子氏が“広告塔”として騒がれた宗教でもある。教祖による“おみくじ的な合同結婚式”でも有名になった。その統一教会だが、ここに来て“分裂騒動”が起こっているという。2012年、絶対的カリスマであった教祖・文鮮明氏が死去し、その後の後継者問題が背景としてある。宗教関係は“カリスマ教祖”を喪うと、途端に組織が壊滅していく。そういうケースがあまりに多い。だから創価学会など、池田大作氏の“生死”は謎のままである。そうしないと組織が保てないのだ。統一教会は現在「世界平和統一家庭連合」という昔の“婦人団体”のような名称に変わっているが、文鮮明氏の未亡人が“主流派”を取り仕切っている。何んと自らを「メシア」と名乗っているらしい。元々、統一教会は『聖書』を基にした“異端のキリスト教系の団体”なのである。もっとも、一般のキリスト教各会派からは敵視されているが…。この宗教としての組織は、実は七男が後継者として認められていた。学生組織は三男、事業組織は四男、そういう風に決めて教祖は亡くなったのだ。多分、自分亡き後、独りで組織全体を“統一できる息子”はいないと踏んでいたのだ。その結果、四男と七男は手を組み、新たに「日本サンクチュアリ協会」なるものを立ち上げ、今年に入ってその活動を活発化させている。その第一の目的は、未亡人の“主流派”が持つ不動産を獲得することにある。そこで“主流派”との間で、暴力団抗争でよくある警察が動くような“争い事”が頻繁に起こっている。もう、とても「統一教会」とは呼べない。「分裂協会」に成り下がってしまったのが、教祖亡き後の組織なのだ。

「運命の予感」が狂気を誘発した

2017-03-20

地下鉄サリン事件が発生して今日で22年が経つ。今はもう「オウム真理教」は存在しないが、未だに教祖・麻原彰晃への信仰を持つ者たちはいる。80年代後半、日本はバブル景気に浮かれていたが、そういう世の中に“納得できない若者たち”が居た。それに付け込んだのが麻原だった。もっとも、麻原が最初から“悪事”を企んでいたのかというと、そうではない。実は私は、麻原と妙な因縁がある。或る雑誌の研究レポート記事で、確か記憶が正しければ“私の研究レポート”の後月号が“麻原の研究レポート”だった。私のレポートは“占い”に関するものだったが、麻原のレポートは“ヨガ”に関するもので、その中で彼は“空中浮遊”の写真を載せていた。この当時、彼のグループは「オウム神仙の会」という名称で、宗教ではなかった。ところが、この“写真一枚”で、彼は一気に“注目を集める人物”となり、私の方は無反応だった。彼は、それから少したって“ヨガの達人”から“宗教の教祖”に変身した。瞬く間に彼は有名となり「オウム真理教」そのものが世間の脚光を浴びた。しかし同時に“悪い噂”も流れるようになった。そして1994年6月“松本サリン事件”が起き、日本中を恐怖に陥れた。さらに翌年3月20日、地下鉄サリン事件でとどめを刺した。多くの疑惑が「オウム真理教」に向けられ、その教祖としての麻原彰晃に向かった。やがてTV中継をぶっ通し流す“異例の逮捕劇”へと発展するのだが、その“麻原逮捕の日”、本当は地元ワイドショーで“波木星龍の占い”が流される予定だったのだが、麻原逮捕の方が重要ということで“私の占い”は無くなってしまった。どうも、私は麻原には“分が悪い”ようであった。あれから22年、なぜ麻原は狂気へ向かったのか、それは自らの運命を予感していたからである。彼は、やがて自分の“すべてが失われてしまう”ことを予感していた。ところが、それは“彼自身の運命”なのに“人類そのものの滅亡”であるかのように錯覚したのだ。だから“人類滅亡”を叫び、それに“備えよ”と訴えたのだ。自分自身への“怯え&予感”があったから、彼の言葉には妙な説得力があった。その“救済のための革命”という怪しげな行為こそ、オウム真理教による一連の事件だった。

最後まで“不運を引き摺らせた”元交際相手

2017-03-19

2015年の6月、“死体遺棄の共謀容疑”として逮捕された一人の女性がいる。本人は“死体とは知らなかった”として無罪を主張したが、結局、認められなかった。その再申請求が弁護側から出されている。元々、白百合女子大を出て“お嬢様”として育っている彼女が、前の交際相手に何も知らされず“死体遺棄”を手伝わされたのか、それとも、感じてはいても“断れない事情があった”のか、中々微妙な事件なのだ。いずれにしろ“ブルーシートに包まれた死体”を一緒に引きずる役目を担ったことは間違いない。そういう意味では、元交際相手は、最後まで“不運を引き摺らせた相手”なのだ。証言女性によると、彼女はその中身を“虎の死骸”と相手に教えられ、そのまま信じていたらしい。もっとも、それを聞いた証言者は“信じられない話”と当時から思っていたらしい。ただ世間知らずのお嬢様が、相手の言うことをそのまま“鵜呑み”にしてしまうケースはしばしばあり、必ずしも、彼女が意図的に嘘をついていた証言にはならない。実は彼女には、新しい婚約者がいて、既に実家に戻り“結婚待ち”の状態の中で逮捕された。もし、彼女が、意図的に嘘をついていた場合、その婚約者に、元の交際相手とのことを“知られるのが嫌”で、そのために薄々感づいてはいたが“死体遺棄を手伝った”可能性もないとは言えない。その一方、まったくの“お人好し”で元の交際相手から頼まれ何も考えずに“動物の死体”と信じて遺棄した可能性もある。いずれにしても、幸福な結婚をするはずだった彼女の人生は、良くない相手と付き合った過去が災いして、殺人遺棄の容疑者という“汚名”を背負って生きていくことになる。例え、再申請求が認められ、仮に“無罪”を勝ち取ったとしても、彼女を見る“白い眼”は決して消えない。

« Older Entries
Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.